新米姉妹のふたりごはん

出番の少なさと脚本のせいもありますが、結局どういう子なのか分からないままドラマが終わってしまった感じです。あやりへの接し方の距離が近過ぎたり、意味ありげな笑みを浮かべたり、何を考えているか分からない怖さがドラマの雰囲気にはあまり合っていなかった気がします。人見知りのあやりが心を許す説得力がなかったです。

どら焼きにチーズって・・斬新です！でも覚めたらチーズが固まっちゃうよ、って思いました(笑)
和菓子屋さんのお嬢さんですが（初めてドラマを見たので）、好奇心旺盛なイメージを受けました。
楽しそうで可愛らしい感じでしたね。

ピザ作り中にあやりの耳たぶを触ったり、ぐっと顔を近づけてあやりを覗き込んだり、シャイなあやりをからかって反応を楽しんでいるような小悪魔っぽさがサチや絵梨とは違うアプローチで面白いです。でも自分が初対面の絵梨にガンガン距離を詰められるとちょっと動揺したり、笑顔が引き気味になったりしていて、なおの積極的な一面とシャイな一面、どちらもチャーミング且つちょっとコミカルに表現しているところが魅力だなと感じました。

階段を昇ってくるあやりを待っている姿がアイドルの入り待ちをしてるファンみたいで、あやりへの憧れやもっと親しくなりたいという強い思いが伝わってきたのが良かったです。お茶や登山に誘う時もちょっと強引というかあまり躊躇がなく、あやりと仲良くなれる自信が感じられるところも「あやりに気の合いそうな友達が出来て良かった」とホッとさせてくれます。

あやりにポーっと見惚れていたり、いちいち距離が近かったり、変わった子だけどあやりに興味があって仲良くなりたいという気持ちが全面に出ているところが分かりやすくて可愛かったです。自分で自分にツッコミを入れたり、時々まくし立てるような早口になったり、ちょっとオタクっぽいキャラも覗かせていて、料理オタクなあやりと気が合いそうな雰囲気があったところも良かったです。