カインとアベル

このドラマで矢作梓役の倉科カナは、高田優（山田涼介）と高田隆一（桐谷健太）の２人から求愛されることになる女性を演じていたけど、確かに魅力的な女性を演じていたけど、隆一を見限り優を選択するなんてサプライズもなく、オトナな対応を上手く演じたと思う。

倉科カナさんの演技はさほど問題もなく無難な感じがしました。しいて言うならば、山田涼介さんや桐谷健太さんと言う人気のある2人と関わる女優さんなので、出来ればもう少し旬な女優さんを起用してほしかったなと言う思いはあります。

ドラマの中では恋人とその弟との間で揺れ動く女性。フラフラとした思わせぶりな態度が憎らしくなるぐらいだったので、それだけ演技が上手だということだと思います。
特に涙を見せるシーンは、とっても切ない表情が良かったです。

とても、清楚で一生懸命な役柄をとてもお似合いでした。
自分の立場に寄って、性格が変化していく二人の兄弟の狭間で、とても誠実に接しておられて彼女に嘘はありませんでした。倉科さんの雰囲気は役柄にぴったりでした。

表情が豊かで見ているこちら側をドラマの中に入り込ませてしまう雰囲気があってとても良かったです。セリフの言い回し、相手の役者さんとの距離感がとても自然で嫌味のない演技がよかった。また衣装がとてもおしゃれで毎回参考になりました。

山田涼介が演じる役が憧れる「年上女性」を見事に体現していると思いました。ドラマ終盤まで桐谷健太と山田涼介の間でどっちつかずで揺れるという、ある意味すこし嫌な女を見事に表現した実力のある女優さんだと思います。

いろんなドラマで見るたび綺麗になっていきます。
今回の役柄は、仕事のできる女と副社長の彼女ということですごく魅力的で格好良い女の人でした。
着ている服装もトレンチコートやスーツなどで、とても似合っていました。
英語も上手なんだと驚きました。