ゼロ 一攫千金ゲーム

演技が面白い！何度も今回のドラマで思いました。ちょっとシリアスな部分でも加藤さんの一言でちょっと緊張がほぐれるような…見ているこちら側もクスッと笑ってしまいました。歩き方とか喋り方とかそういう中のちっちゃい所まで面白くて、見ていて飽きないです！

ゼロの能力の高さを信じてついているものの時々見せる人間の腹黒い部分の演技は嫌らしく、表現力の豊かさを出していたと思います。
顔立ちがゆるキャラのような雰囲気が主人公のゼロの洗練されているのを引き立てていたのも物語を面白くしたと感じます。

こういう人いるよねー
と思いながら毎回 見ていました。
人の意見に流されたり、人のせいにしたり
でも自分では何もできなくて、もっともなことを言ってる人。
この役をやっていた加藤諒さんは見ていてイライラしましたが、それだけ役にハマっていたということなのかなと思いました。

主人公のサイドの人間にも関わらす、福本作品に一定数出てくるグズっぽいキャラでした。ただ、完全に理解できないほどグズではなく自分のことだけで手一杯であるという描写は良かったです。彼が最後までゼロの味方でいられるのか見ていきたいです。

主人公に近い仲間として、上手く主人公に同調するところや対立するところは表現出来ていたと思う。特に、相手の発言によりすぐに手のひら返しをするところは観ている側の笑いを誘うものであった。
一つ懸念点としては、そのような個性的なキャラである上、見た目も個性的なためにあまり特徴のない主人公より目立っていってしまわないかというところである。