ゼロ 一攫千金ゲーム

存在感がとてもあり、ピッタリな役。紅一点でしたし、役の立場や演じ方によっては浮いた存在になり兼ねないと思いましたが、主人公を応援したくなる悪役ぶりを発揮していました。小池さんのスタイルも役にとてもハマっていたと思います。

嫌みさと意地悪さと小池栄子にぴったりの役でした。何があっても冷静で冷酷な女性が最終回にみせる動揺した表情が凄かったので時間を忘れました。毎回ヘアスタイルと衣装も似合っていて楽しみで好きでした。

女性が一人しか出演していない中で他の誰よりも堂々としていた演技が見ものだったと思います。それに美しさが秀でていたしまたよくとおる声も魅力的でした。問題を出す時の独特な声と表情があのドラマには欠かせない見せ場の一つだったと思います。

原作にはないギャラクターを見事に演じていました。精神的な異常さと弱さの両方を持っている難しい役でしたが、視線一つ一つにこだわって丁寧に演じていることが伝わりました。最後は人間らしい繊細な一面も表現されていて、圧巻でした。

役にはまりまくりでした。無表情で無感情さの演技は本当に上手くて、ゾクゾクさせられました。威圧感たっぷりで迫力のある演技で見るのが楽しみになりました。最終回の結局勝ちを譲ってもらったことがわかった時の表情が良かったです。

ドラマのオリジナルのキャラクターでしたが、ゼロに対する執拗なまでの攻撃が実に楽しそうで、かつどこか爪の甘いところが良かったです。魔女の館でのナレーションは特に生き生きとしてやっているのが感じられて面白かったです。

小池栄子さんの演技が好きです。
今回の役もピッタリ、というか自分を役にもっていくのが上手いと言ったほうが的確かもしれません。
毎回変わる衣装も楽しみでした。
意地悪な表情、負けた時の悔しさの表現などは本当に そう思っている演技でした。

がんばっていると思います。 アニメ風な口調や、表情からも、前回のセリフが「峰子」によるものだとすぐにわかるような演出も、すばらしかったと思います。
声色を変えていても「小池じゃん！」と思える印象付けが成功していることは大きなことだと思います。