ハケンの品格 2020年版

滑舌がかなりはっきりしていて、セリフがとっても聴きやすかったなと思いました。会話のテンポがかなり重要な作品だったので、合間に挟む細かい一言や少しオーバーなリアクションだけでも、随分笑わせてもらいました。

最終回で小さいお子さんがいるパパだって言っていて嫁はいつも大変そうですなんて話があったけど、週刊誌にあっちゃんと別居とか要らない記事が出てしまったせいでなんとも複雑な気分になってしまった。役は役なんだけど、せめてドラマが終わった後にそういうのは知りたいな。物語の邪魔になってしまった。

2020年度版では特に、主要人物の中でもかなり登場頻度が高い役割なのに、メインになる話以外では決して目立ちすぎない、あまり印象に残らない、そんな演技がかえって凄いと思います。その場に自然に馴染んでいる証拠だと思うからです。名わき役だなと感じました。

前シーズンのときよりも派遣社員に対する理解が進んでいて、ある意味「大人になった」なと(笑)
奥さんやお子さんを愛しているキャラになるとは、13年前の様子からは想像できなかったですね～
『中間管理職』として、頑張って欲しいですね。

新入社員だった浅野が主任となり、少しでも会社に貢献できるよう仕事に一生懸命邁進している姿勢に元気をもらえる。新入社員と中間管理職の間に挟まりながら奮闘するサラリーマンの姿がとても上手に演じられ、みていて爽快感を感じる。

前シリーズの時には影がかなり薄かったのですが、何だかチャラくなりましたね。新入社員の時には素直そうだったのに、なんだかんだと大手の中で悪い意味でゆるく成長してしまったような感じがします。中堅どころとしてもっと存在感を示して頑張ってほしいところです。