パパがも一度恋をした

やはりコメディーは力を抜いてふっと気楽に見られるので好んで見ますが、なんと言ってもこのドラマのキモは主演の塚地さんの演技だと思います。小澤さんも素晴らしいですが、奥さん憑依時の演技と本体の演技のギャップがすごくて見ているだけで笑えてきます。もちろん本体の人は男の人なので俳優さんならそれなりに出来ると思うのですが、そこからまた奥さんに戻ると、途端に立ち方やちょっとした鞄の持ち方などの仕草が変わるのが素晴らしいなぁと思いました。かなり女性らしさを研究しないとここまで自然に出来ないでしょう。本業はお笑い芸人ではあると思うのですが、もっとコメディードラマや映画に出て欲しいです。

塚地の演技が光っていた！見た目はおじさんなのに、どうみてもお母さんにしか見えない。最初は違和感があったのに、いつの間にかめちゃくちゃな設定を受け入れていて感情移入。セリフがない時の表情など、細かい演技も多くて塚地が適役だと感じる。

とにかく癒されるしかわいいです！本当に乗り移っているように見えました。演技が上手いです。特に、娘が落ち込んでぬいぐるみに話しかけるシーンで、実は昔のぬいぐるみを保管していたと告げるシーンは感動しました。

塚地さんは本業こそコメディアンながらも毎度演技がとてもお上手ですね。容姿が特徴的なのでキャスティングに気を遣うと思うのですが，今回のドラマに関しては設定といいピッタリのハマり役！ギャップに思わず笑ってしまいます。コメディーだけでなくシリアスもこなせるのが素晴らしいと思います。

初めての登場シーンは、少し驚きましたが、体当たりの演技だと感心しました。見ていると、しだいに、おっさんの姿をした妻・母に見えてくるので不思議な感覚になりました。言葉には愛情があふれ、家事も上手で、はじらいもあって、男女を超えた塚地さんだと思いました。

初回の序盤を見たときは、失礼な話、正直ちょっと気持ち悪いなと思ったのですが、見ていくうちに、塚地さんが可愛く感じてきました。
見た目は、中年男性のままでも、ふるまいなどが女性らしく感じて、不思議と違和感なくなりました。
エプロン姿の塚地さんがとても新鮮です。
コミカルな演技が面白くて見ていて楽しいです。

本上まなみさんがもともとさっぱりした雰囲気の女優さんなので、真似するのが難しいと思います。どうせならもっと女くさいタイプの奥さんという設定にすればわかりやすいと思います。塚地さんだけが悪いとは言えませんが、やはり記号的な女性の演技という印象しかありません。

とてもかわいいです。はじらったり、泣いたり、まるで女性の中でも最もかわいらしい女性に見えます。大げさすぎるのも良くないので、加減が難しいと思いますが、上手に演じていると思います。

綺麗なママの転生した姿ということですが、昔「ブサイク芸人」として活躍されていた塚地さんなので、どうしても笑ってしまいます。感動的なシーンも、上目遣いで親子を見つめている姿がシュールで面白いと思います。