ワカコ酒 Season4

はっきり言ってワカコの悩み等は物語としてそこまで重要ではなく、最新話についてもいかに武田梨奈さんが美味しそうに酒を飲むのかがポイントになるドラマだと思っています。そしてシーズン通しての話になってしまいますが、その飲みっぷりはどんどん板に付いてきているなと思います。
今回の『立ち飲みのクラフトビール』ということについては、私にとって大変気になる内容で、視聴しながらクラフトの知識を得る事が出来るのは酒飲みとしてはありがたかったです。
また、エールは時期によってお勧めが変わるようなので、馴染みの店にいったらまずおすすめを確認しようと思うものでした。
サーロインステーキは美味しそうですが、お酒とは別でいいかな（笑）。

ドキュメントというには、それほど「いかつい」ドラマでもなく吉田類の若い子版みたいな番組。激しい笑いも怒りもない、喜怒哀楽をあえて排除してお酒とそれに合うアテの物語なんですね。寒い時期にちょうどいいほっこりなドラマでした。ものすごく疲れているときも体調が悪い時でも観れちゃいます。主役がしつこくないキャラの武田梨奈ちゃんだったことも良いキャスティングだったのでしょうね。クセがある焼酎をおいしそうなバリエーションて紹介されていてニクかった～。

若い女の子が一人で呑んで食べるだけというストーリーほぼ無しのドラマですが、武田さん演じるワカコの可愛らしさと美味しそうな料理とお酒に毎週癒されて楽しみに観ていました。悪い人が出てこなくて観ていて嫌な気分にならない、ホッと一息つける内容が憂鬱になりがちな週始めの深夜にぴったりです。最終回のクラフトビールとステーキというシンプルな組み合わせも良かった。ミディアムレアのステーキが本当に美味しそうで空腹を耐えるのが辛かったです。

私にとっては疲れているとき、録画を流していて嫌味にならないドラマ。ただしリアルタイムで見るには食べなおし＆呑みなおしになってしまいそうで、たいてい昼間録画したものを見るようにしています。武田梨奈のキャラクターは年齢にしては作り方がちょっと幼いけれど、やっぱり適度な癒し系ですよね。一人でフラリと店に入り、しっかりカウンターに座ってニヤニヤしていたら実際には怪しい客になるよなぁなんて思ってしまうけれど珍しいお酒が気軽に紹介されるのでレビューも嬉しいです。つい参考にしてしまいます。

ピーマンの肉詰めって自分でも作るけどご飯のおかずというイメージだったので、ワカコの真似をして是非ハイボールと一緒に食べてみたいと思いました。2軒目の茶わん蒸しも具沢山で美味しそうでしたね。あと女将さん役で桜一花さんが出演されていたのにびっくり。宝塚時代可愛らしい娘役さんで大好きだったので久しぶりにお顔が見られて嬉しかったです。綺麗で上品な女将さんがぴったり似合っていました。

若くて可愛い女の子が華やかな立ち飲み屋とかバルではなく、昔ながらの定食屋さんとか入るのに躊躇しそうなこじんまりした店で幸せそうに飲むっていうのが良いですね。周りの目とか気にせず、食べたい物を食べて飲みたい酒を飲むワカコの姿が潔くて格好良いです。ただ現実世界はもう春先なのにドラマ内ではサンマが旬っていう季節のズレだけが惜しい。何でこんなに季節がずれてるんだろうって毎回不思議に思いながら観ています。

吉田類もいいんだけど、若くてかわいいお姉ちゃんが豪快な飲みっぷりと料理に合わせるお酒のセレクトが面白いし、見ていて「うわあぁ。呑みたいよおおお!」と思わせてくれるところ。もうひとつこの番組のいいところは若い人でも酒飲みのマナ－を知らず知らずに学べるところだと思んだよね。酒や料理を出された時の「ありがとうございます」がさりげなく折り目正しくてさわやか。見習いたいなと思っちゃいます。誰もがこれくらいの「いい酒飲み」だったら世の中もっと平和かもしれないな。

いつも食欲をそそられますが、今回は焼き肉にビールという定番の組み合わせで、ジュージュー肉が焼ける音やワカコの良い呑みっぷりが夜中に見るには辛すぎました。味の想像がつくから余計に食べたくなります。一人焼肉なのにすごく楽しそうなワカコ、マイペースで良いなあ。

主題歌やバックミュージックがポップだったり可愛らしかったり、女一人酒を寂しい感じではなくほんわか明るく描いているところが好きです。ただ呑んで食べてるだけなんだけど観てるだけで癒されるし、今回のカレーとレモン酢ドリンクみたいに、自分では注文しなそうな組み合わせに出会うことも出来るから外食時の参考にもなります。

もうもう観ているだけで、呑んでいなくたって「ぷしゅ～～」ですわ。もともとストーリー性は二の次で主役が酒と酒のための美味しい料理が主役です。１件目の店では見事にその術中にはまってしまった。鶏と炎の熱っぽい競演にヒエヒエのジョッキビール。ワカコちゃんが「もう我慢できない」と言ってオーダーした気持ちが超超理解できてしまった。そして二件目では飲んべ二人の競演。ここでは絶妙な表面張力を見せつける日本酒の冷やと魚介。日本バンザイ!と叫びたくなる回だった。

いつもは一人呑みのワカコですが、今回は吉田類さんと一緒にまったり呑んでいるのが新鮮でした。一人で気ままに好きなものを呑んで食べるのも楽しいけど、ワカコと吉田さんがお刺身とサザエを分けあったりお酒について語り合ったりしていたように、誰かと一緒だと美味しさも楽しさも2倍になるんだなと、当り前のことなんだけど改めて実感しました。１軒目のお店の炭火で焼いたじゃがバターがめちゃくちゃ美味しそうだったのでぜひ食べてみたいです。

ドラマ内は夏真っ盛りなので季節外れ感はあるけど、昼間からビアガーデンなんて羨ましいです。いつもはあまり量を食べないワカコが今回はピザにチキン、焼きそば、アメリカンドッグなど炭水化物をがっつり食べていて美味しそうで、夜中観るには辛かったです。ノンアルコールビールなら妊婦さんでも気兼ねなく飲み会に参加出来るから良いですね。

浴衣に枝豆にとうもろこし天に穴子…と真冬なのに完全に夏一色の内容でちょっと違和感がありましたが、一人で気ままに夏らしさを満喫するワカコの自由さが羨ましくなりました。出てくる料理全部美味しそうだったけど、特に熱々サクサクのとうもろこし天が食べてみたくなりました。

可愛い女の子が呑んで食べるだけというシンプルな内容だけど、武田さんのおっとりとした雰囲気や美味しそうなお酒と料理が週始めの憂鬱な気持ちを癒してくれます。ただ撮影時期とクールは合わせて欲しいかな。真冬なのに薄着で冷やしトマト食べながら冷たいサワーを飲まれると見ているだけで寒くなります。寒い冬だからこそ美味しいものも沢山あるし、季節が合っていたほうが観ている人も共感しやすいのになと思いました。

逢楽のような実家みたいに温かいけど程良い距離感を保って一人で飲ませてくれる行きつけのお店があるワカコが羨ましいです。茄子田楽が分厚くてホクホクしていてめちゃくちゃ美味しそうで食べたくなりました。食に限らず、様々な経験を積むことで年齢を重ねてから分かることって色々あるよなあとワカコと一緒にしみじみしてしまいました。

一人でも臆することなく気になったお店にどんどん入っていくワカコの姿がちょっと羨ましいです。ビールといえば焼き餃子だけど、敢えて水餃子と紹興酒を選ぶところもさすが飲兵衛、こだわりを感じます。水餃子が大きくて皮がぷるんとモチモチしていて美味しそうでした。ニラ玉も私自身はチョイスしないメニューなんですが、ワカコがあまりにもシャキシャキ良い音を立てて美味しそうに食べるので無性に食べたくなってしまいました。

元々、原作漫画を電子書籍で読んでいてとても好きだった。アニメ化・ドラマ化は知っていたが、実際に見たのはドラマのシーズン3～のみ。重いストーリーやスリルがある訳ではなく淡々と進んでいくので１日の終わりに気軽に見られて良い。主演の女優さんが私のイメージするワカコと少し違っているが、お酒を飲むシーンでは顔や手が赤くなっているので本当に飲んでいるんだなと思えるし、だんだん慣れてきた。新シーズンは画質が本当にキレイになっていて、マグロのお刺身と日本酒で深夜なのに飲みたくなった。近くに飲みに行けるお店がないような田舎で良かった。

酒のみワカコちゃんの顔が久しぶりに見られるのは嬉しい。
ワカコ役の武田梨奈さんの定番「ぷしゅー」も変わらずに聞けるし、エンディング曲も変わっていません。ただ会社の同僚たちは、それなりに成長したり、おめでただったり、と変化はしているものの、ワカコの小さな日常は変らず、いつも通りおいしい料理とお酒を楽しんでいる。
そういう何気ない感じがこのドラマの良さだし、肩の力を抜いて見られるいい番組です。
武田梨奈さんの笑顔は本当に和みますね。

1日の終わりに何も考えずにゆったりのんびり見られるドラマだと思います。さばきたてのマグロもとても美味しそうでしたが、個人的には大将が元気のないワカコのために作ってくれた鉄火巻きが食べてみたかったです。わさびの辛さに悶絶しながら食べるワカコを見て、誰かが自分のために思いを込めて作ってくれるというだけで元気になれるし何倍も美味しく感じるだろうなとホッコリした気持ちになりました。