下町ロケット 2018年版

前シリーズではヒョロっと背が高くて若く、ちょっと頼りない印象がありましたが、今回は身体もがっしり大きくなって顔つきもキリっと引き締まって頼もしくなり、立花の成長ぶりがしっかり伝わってきたのが良かったです。見た目だけでなく、手慣れた作業姿や迷いのない真っすぐな話し方から立花が技術者として積んできた経験と自信をきちんと表現していたところも上手いなと思いました。

自動走行制御システムの再テストで、自分の子供を応援するように必死で「頑張れ！」とトラクターに声をかけたり、テスト後に「よくやった」と優しくトラクターを撫でる姿がとても印象に残りました。自分たちが手がけた製品への愛情と自信が伝わってきて、佃社長の精神をちゃんと受け継いでいるんだなと観ていて胸が熱くなりました。

主人公ではないのに、よく顔はでるが本来なら、技術のキーマンなのに全くそんなところがでずにがっかり。
役づくりができていない感じがします。
せっかく、画面露出が多いのに、ほんとに残念です。
脇役でこそ、演技力がためされるとおもうので、ここで目立って本物になってほしい。

爽やかなルックスなのにいまどき珍しい真っすぐで熱い青年役が似合いますね。前作に比べて出番も増えたし頼もしい雰囲気になってきたけど、効率の悪い仕事に苛立ったりギアゴースト社員の挑発に乗りそうになるなど、立花の成長した一面とカッとなりやすい若く未熟な部分を丁寧に表現していると思います。

第一シーズンからの続投で、ますますよくなっていると思います。自分の思ったようにいかない苛立ち、先輩に対する感情や、共同作業での他社社員への反発など、
前作以上に感情を表に出す場面で、視聴者を揺さぶるような、とても引き付けられる演技で素晴らしかったです。

まだまだ若手なエンジニアという感じが、一つ一つの演技で感じられる。特に先輩になかなか認められない時の不満や悔しさのがきちんと表情に現れていて、見応えがあった。そしてエンジニアとして成長するために目の前のことに向き合う姿は本当にエンジニアのようだった。

前作の頃よりも表情が引き締まって大人になり、より強い責任感や覚悟を背負っているような雰囲気があって、立花の成長が感じられたのが良かったです。真摯な表情からしっかりと仕事に対する信念とプライドを持っているのが伝わり、青臭い熱血に見えないところも良いと思います。

現在は人気俳優となった竹内涼真だが、初回から感情を露わにするシーンがあって前シーズンとは扱いが変わっている。演技自体は数々の作品において似たような役柄に感じるが、昨夜は今までとは少し違っていたように感じる。