俺の話は長い

生田斗真は普通にイケメンの小生意気な役者だろうと思っていたが、このドラマで見直した。滑舌もよく、おもいやりもあり、重くならず、一緒にバンドとかやると楽しいだろうなという役柄を見事に演じていた。昨年の「昭和元禄落語心中」に出ていた岡田将生と同じくらい、演技がカチッとハマっていて、役者はいい脚本家や演出家と会うと光るんだなと再認識した。

設定自体は不自然なところもあり、身近にいたらイラっとするだろうと思いながらも、どこかにいそうだと感じさせる自然な演技だった。声の大きさの抑揚や速度などで表現していて、早口のセリフが多い中でも感情がつかめた。最後に面接に行くために着慣れないスーツを着るのも、本当に着慣れていない感じが出ていた。

無職でありながら、屈折した所がなく、堂々としている姿。また、姉綾子から、無職であることに、お説教を受けながらも、そこまで返せるのかという屁理屈。天晴れというしかない。イヤイヤ気持ちが良いと言うべきなのかも。スッキリです。

最初は挑戦的なタイトルだと思いましたが、あれこれ能書きばかり垂れてるのが聞いていてイヤじゃなく、むしろ心地よく、実にはまっていました。素直じゃないけど心優しくて、時折見せる話してない時の表情もよかったです。実際は困ったニートなのに、どこか救いがあり毎週とても癒されました。困ったニートに救いを求めてる私って…？と思ったりもします。家族を感じ、共に成長できたらとまで思わされました。

素人が見ても演技が上手だと分かる。
イケメンなのに、屁理屈がすごいニート役が上手すぎてイケメン度は半減。
ドラマを見ていても生田斗真の演技でイライラさせられたり、小池栄子の気持ちが痛いほど分かったり。
すごい楽しませてもらったドラマです。

正直ジャニーズだと思って馬鹿にしてたけど本当によかった。
滞りなく屁理屈を並べ立てる様、満になりきってた。
そして普段のあのだらしなさと最後のビシッとしたかっこいい姿。
そう言えば生田斗真、かっこよかったんだな！って思い出した。

我が家では満を「アクティブニート」と呼んでいましたが、それ故に周りが見えてしまい、なんだかんだとヘリクツを言いながらも「このままじゃヤバいかも」と思ったのかな、って思いました。
生田さんは、セリフが無くても表情で気持ちが表現出来て「凄いな」と今回思わされました。

噛みそうな程の長い、独り語りのようなセリフが、流れるように発せられていてさぞや練習は大変だっただろうと思わされました。それに加えて、イヤそうな表情がよく合っていてなかなか良かったです。本人がどうかは知りませんが、食にこだわりがある所が役と本人のイメージとぴったり合っていました。

偏屈なキャラがうますぎて、生田斗真自身が嫌いになりそうになりますw

すごく細かい表情やしぐさまで演技なんだろうけど、めちゃくちゃ自然！！！
こんなに上手いんだと改めてこのドラマで感じまして！

生田斗真さんそのものなのかな、、と疑うくらい演技がうますぎて、いつもドラマの中に引き込まれます。
小池栄子さん演じるお姉さんと、口論するシーンがたくさんあり、その口の回りようには、脱帽です。
人の揚げ足をとり、とられ、うんちくを並べ、絶対に負けを認めない性格のみつる。
その上働かずに家に居るなんて、実際にこんな人がいたら、嫌いだろうな～と思うけど、面白すぎて見るのを止められません。
最後は、６年間のニート生活にピリオドを打てるのだろうか、気になります。

屁理屈でなんとか周りを言いくるめようと躍起になるシーンがたくさんありますが、そこでの生田斗真の表情が秀逸。
誰でも知っているイケメンの彼ですが、今回のベテランニートという役どころ、"めんどくさい性格のダメなやつ"という演技が新鮮です。

みつるはものすごく理屈っぽくて、いちいち絡んできて大変だなぁと思いながら初回を観たのですが、あの話の長さやめんどくささこそが彼の魅力なんだなということが初回終わりには納得できる演技を毎回見せてくれています。彼は彼なりに色々葛藤があるのだけれど、それも重くならずにさらっと表現するのがとっても上手で、こりゃあモテるだろうなと毎回思っています。あの小憎たらしい表情も秀逸。生田斗真という美しい男子であることをも一瞬忘れさせられる小憎たらしさ。好きです。

本物のニートに見えるのが不思議。本当にみつるの話が長くてしつこくてうざくて笑えます。自分の弟だったらイラつくんだろうなと思いながら小池栄子さんとの言い争いを毎回楽しみに観ています。みつるの入れたコーヒー本当に美味しそうで飲んでみたい。

いいねー、今まで稼ぎもないのになんなら買い物のお駄賃をもらっていたのに家の中じゃ大きな口で屁理屈言ってめんどくさい男が、これまたお金は持っているけど自由奔放な女性に会ってサラッと毒舌言われても美人だからちょっとだけ顔がゆるんじゃいそうなんだけどそこは踏ん張りながら自分のスタイルを貫いているのがいい！でもやっぱり男。可愛い女性にはちょっとだけ顔が違うんだね（笑）

前回のヘリクツが長くてうんざりしていたので「どうなのよ」と思いながら見ました。
でも今回はヘリクツは相変わらずですが、綾子やコウスケ（ワンちゃん）の飼い主が少し変わっていって・・。
生田斗真って、ヘリクツ言う時はほんとに憎たらしい顔しますが（笑）、良いことを言う時はイケメンに見えるんですよね。
すっかり魅せらています。

イマイチって言ったけど毎回あのくどいいやらしい感じにやられてるってことは演技はうまいってことなのか？見るたびにムカつくほどの偏屈な男。イケメンだからって大目にみていたけどほんとに嫌いになりそう。こんな弟がいなくてほんとに良かったと思う。

満がハロウィンを反対してカボチャを盗ろうとしたところは、本当に憎たらしかったです。ポラリスでせっかく準備をしてたのに、自分は何も手伝ってないくせに、ボロかす言い過ぎです。このまま生田斗真さんまで嫌いになるところでした。カボチャ強奪未遂に終わってよかったです。それだけ生田さんの演技が満になってました。

失礼ながら、このドラマで初めて彼は意外と演技力があるのだなと思った。理屈っぽくて、なんとなく面倒くさい人間だなあと自然に思える。暗さと明るさのバランスが程よい。ちょうどよい加減なので、見ていて楽。表情からも何考えているか、ストレートに伝わってこないのがいい。コーヒーを淹れる時の仕草が、プロっぽくて、かなり練習したのだろうなと思う。姉との会話のやり取りが面白い。聞き取りやすく、テンポも良く、ともすればうるさくなるようなセリフ回しも、程よい加減のしゃべりが聞いていて心地よい。姉の手伝いをした時のお礼のお金の交渉をするくだりが特に良かった。若すぎず、かといって年寄り過ぎず、この役は彼にとってはまり役だと思った。

膨大なセリフ量の上に早口なのに、とてもスムーズで役を落とし込んでいて、素晴らしいの一言です。ただのニートではなく、口も悪いし回りくどいのにもかかわらず、優しいところもしっかり持っていて、言葉の裏の部分をしっかりい表現していてすごい役者だなと思いました。

ドラマタイトルを見ただけの時はネチネチウンチクを語る主人公かなと思っていましたが、実際内容を観てみると想像以上のネチっこさとウンチク万歳な主人公で、何を言われてもへこたれない精神は観てても面白いです。
でもおしゃべり大好き、なんだかんだで家族のことを考えてるというほっこりする性格もたまに滲み出るところが良いなと感じました。

こだわりが強くて口が達者でとてもとてもやっかいな人物なんだけど、端正な顔立ちの彼が演じてるせいかけっこうすんなり受け入れられる。ズバッと正論を言い、ニートでも全然気落ちしたり悪びれたりしていない感じがちょっとカッコイイ。

偏屈なキャラでまさにああ言えばこう言うって感じのちょっとイラッときちゃうようなキャラを、「うわぁいるわ...」って思うようなしゃべり方(トーンだったりスピード)で表現してるなって感じました。実際に弟があんな感じだったら嫌だなぁなんて(笑)。ちょっとだらしなくてひねくれてる姿は新鮮でありながら、ナチュラルでした。

イケメンなのに非常に残念なクズっぷりを好演していますね～。
口が達者でヘリクツを言う時の顔！そして早口で嫌な言い方！本当に現実にいそうです。
でも、姪で不登校の晴海や、姉の再婚相手の光司の味方で、アドバイスしたり優しかったり。
弱者の気持ちが分かるのかも、と思いました。

イケメンすぎるニート…。こんな人いるか？って突っ込みたくなっちゃうけど、何とも回りくどく人をイライラさせるような態度が上手でした。もし家族だったら「はぁ?」ってなるだろうなと思いつつも、ちょっと楽しそうでもありました。

どうしよう。生田斗真が嫌いになりそう。タイトルどおり話が長いんだけどそれを上回り屁理屈がもうほんとにムカつく。すき焼きがそんなに嫌いなら食わんでいい！と箸を投げつけそうになるわ！イケメンだからと思ってもあれは無理。