※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 3.9 /5.0(77.8%) | 376位 /1088件中 |
キャスト 4.7 /5.0(93.6%) | 73位 /1088件中 |
演出 3.9 /5.0(77.8%) | 356位 /1087件中 |
音楽 4.0 /5.0(80%) | 189位 /1088件中 |
感動 3.1 /5.0(62.2%) | 521位 /1083件中 |
笑い 2.4 /5.0(47.4%) | 753位 /1083件中 |
スリル・興奮 4.3 /5.0(86.4%) | 70位 /1080件中 |
脚本・ストーリー 3.9 /5.0(77.8%) | 376位 /1088件中 |
キャスト 4.7 /5.0(93.6%) | 73位 /1088件中 |
演出 3.9 /5.0(77.8%) | 356位 /1087件中 |
音楽 4.0 /5.0(80%) | 189位 /1088件中 |
感動 3.1 /5.0(62.2%) | 521位 /1083件中 |
笑い 2.4 /5.0(47.4%) | 753位 /1083件中 |
スリル・興奮 4.3 /5.0(86.4%) | 70位 /1080件中 |
全体的にダークなイメージな英国刑事ドラマ。あまりに私好みのロックな選曲♪この時間帯に以前放送していたシャーロック以来、BBCモノにハマってしまった。サイコパスで残忍な犯罪、狂気に満ちた犯人、それを追い詰めるルーサーの天才的な洞察力。刑事でありながらどこか犯罪者に通じてしまう彼のダークな感性の表現が素晴らしい。なんと言っても美しき天才殺人犯アリスが魅力的過ぎた。刑事と犯罪者でありながら、精神的にシンクロして行く二人になんとも言えない禁断の美を感じてしまう。はたしてアリスは本当に死んだのか?
第1シリーズの最終回でしたが、海外ドラマにありがちな「絶対まだ続くよね?!」という中途半端な終わり方だったので観終わったあとちょっとモヤモヤしました。犯人を逮捕するためにジョンがぬいぐるみに麻薬を仕込んで証拠をねつ造してましたが、16話見続けてきて感覚が麻痺してきたのか驚きも意外性も感じませんでした。殺した人間の一部を食べるとか事件自体にインパクトがあり過ぎるので、肝心のジョンの危険さの印象が弱まってしまうところも勿体なかったです。
私刑という考え方も好きではないし、でも釈放された服役者たちも彼らが犯した罪も全部クズだし、ずっと「気分悪いなあ」と思いながら観ていました。が、そんな不快さがどうでも良くなるくらいジャスティンの突然の死がショック過ぎました。せっかくジョンの誤解も解けてまた二人で捜査を始めて、警部にも昇進出来そうだったのに…。誠実で忠誠心が強くて、一番好きなキャラクターだったので来週からジョンとのコンビが見られないなんて信じられません。
毎度のことながら犯人がめっちゃ気持ち悪い上に全く共感出来ない…。でも犯行直前のポールの前にジョンが登場するシーンはホッとしたのと同時に水戸黄門の印籠的なスカッとした気分になれました。個人的には事件解決よりも、ジョンがジャスティンの本音を聞けたことと、メアリーと出会って久々にリラックスした穏やかな笑顔を浮かべたジョンが見られたことが12話のハイライトでした。
犯人の動機に同情してしまうルーサーの気持ちも分かるけど、どんな理由があろうとも殺人は許されることではなく、刑事という立場ながら身勝手な正義感を振りかざす彼の姿には共感出来ません。指紋採取を拒むために指をミキサーで吹っ飛ばすとか、天井裏から殺された夫の首が貫通するとか、相変わらずサイコチックなグロい演出が多くて、正直「その演出、必要あった?」と疑問に感じることもありますが、先が読めないワクワク感と怖いもの見たさの好奇心が勝って毎週つい見てしまうドラマです。
トビー殺害の隠蔽と殺人ゲームの捜査の同時進行でいつも以上にハラハラ感のある展開でとても見ごたえがありました。特にニコラス狙撃シーンは予想をしていなかった方法だったので本当にびっくりして思わず声を上げてしまいました。日本じゃ絶対あり得ない方法だけど、こういう先が読めない展開を楽しめるのが海外ドラマの醍醐味だなあとルーサーを見ていると実感します。ちゃっかりアリスの存在を脅しのネタに使っているのには笑いました。ジョンがあそこまでして守ってあげたジェニーには絶対に立ち直って幸せになってもらいたいです。
自分の良心と正義を貫いたことで、ますます不利な立場になったルーサー。けれど、彼を信頼してくれるスプリンガーがいてくれるので観ているこちらとしては少し安心です。何かとルーサーに否定的な感情をもっているようなエリンは、ルーサーの不正アクセスを告発したけれど、閲覧データが消されていた為に調査員に嫌味を言われてしまったのが少し気の毒でした。エリンも真面目で正義感の強い人だとは思うけれど、配属された時からルーサーのことをスプリンガーにあれこれ訊いたり、ルーサーへの不満をスプリンガーに言う所が嫌ですね。
殺人というゲームに興じる兄弟が、不気味でした。
最後に自分の身体に爆弾を巻き付けて悠々と街を歩いている姿が憎たらしい。あんな打つすべがないような状況で、捨て身の作戦をしかけるルーサーの胆力に畏れ入る。ジェニーもようやく組織から解放されて本当に良かったです。
刑事ドラマですが、勧善懲悪な内容ではありません。法的には正しいとされる行いであっても更なる不幸を招いたり、一つの事件に対して人間として何が正しい行動なのか考えさせられるドラマです。主人公の刑事ルーサーは、次々と起こる事件の中で刑事として取るべき行動と、人間の良心として取りたい行動に悩み苦しみます。今回も人助けの為に少女を自宅に匿いますが、その事によって悲劇を招いてしまいます。救いのない苦しみが押し寄せて、どうにかなってしまいそうです。事件の内容も通り魔的で、事件を起こした理由も受け入れ難いです。祈りでさえ救いにならない重たいドラマですが、良いドラマだと思うので気合いを入れて見ています
個人的に9話の犯人が今までで一番怖かったです。名前や素性はもちろん、犯行動機も分からないし、これまでの犯人と違って犯行を楽しむというか、興奮したり笑ったりすることもなく、犯行時も逮捕時も全く表情も態度も変わらず無感情なのが気味悪くて逆に興味をそそられました。謎を残したまま次週に続く形になりましたが、本筋の事件以外にも、グレイがジョンの行動を怪しみ始めたり、ラストにジェニーがとんでもないことをやらかしたりと、次から次へと問題が発生して息つく暇がなく、今一番続きが気になって楽しみにしているドラマです。
イギリス映画・ドラマ特有の全体的に暗めの『ジメッ・・・』という感覚のドラマです。アメリカのサスペンス等と見比べると実にこちらの方が日本人には合っているというか、近いものを感じますね。
しかしながらゴールデングローブ賞のノミネートの常連ドラマで2012年には主演男優賞等を受賞しています。
今のところシーズン1が放映(NHKプレミア)されていますが、この先ドンドンと面白くなってきます。
「イギリス物はちょっと・・・」と敬遠なさらずにご覧になってはいかがでしょうか。
8話はキャメロンとジョンの心理戦にハラハラドキドキさせられました。特にキャメロンからの電話に出るなと皆に命令するシーンは緊張感マックスでドラマの世界観に入り込んでしまい、ジョンたちと一緒になってリプリーの無事を祈ってしまいました。このドラマ、基本的に犯人がサイコパスで犯行動機も快楽殺人だから気持ち良いほど同情の余地が無くて犯人に全く共感出来ないんですが、そんなところもぶっ飛んだストーリーと共にエンタメとして割り切って楽しめるので好きです。
6話が最終回みたいな終わり方だったのでこれからどうなるかと思っていましたが、部署が変わって新たな人間関係を築いて、第2章の始まりといった感じになっていて新鮮な気持ちで観ることが出来ました。リプリーの復活も嬉しかったです。人影だと思ったら人形だったとか、突然電気のヒューズが飛んで真っ暗になったりとか、相変わらずサイコ映画を意識したような安っぽいハラハラ演出もあってそこはイマイチなんですが、異常で残虐な犯行とそれを追い詰めるジョンの型破りな捜査は日本のドラマではあまり観られないので展開の予想がつかず面白いです。
精神的な問題を抱えている時に相棒に妻を殺されて裏切られて罪まで着せられて、罪を償わせようとしたのに結局アリスが殺しちゃって、ショッキングなことが一度に起こり過ぎてさすがにジョンが気の毒になりました。前回からの続きなのでストーリーに大きな変化があるわけではないけど、ジョンとリードの心理戦はドキドキしたし、いつジョンがリードの挑発に乗ってしまうのかとヒヤヒヤさせられて夢中で見入ってしまいました。
まだ5話なのに、最終回直前スペシャルみたいな怒涛の展開でびっくりしました。リードの暴走やゾーイの殺害など、1話ずつメインでも良いくらいの山場を一度に盛り込んでくるから息つく暇もないくらいハラハラドキドキさせられて見ごたえがありました。ていうかゾーイは相手が友人のリードなんだし、危害を加えないことは分かっていたと思うので、あんなに取り乱して大騒ぎしなければ殺されることはなかった気もしますが…。弁護士で賢いんだし、気心の知れた相手なんだからもう少し上手く立ち回って対処出来たと思うんですけどね…。今回はゾーイだけでなく人質のジェシカや武装犯のリーダー、手下など人が殺されまくりで、作戦も失敗するし、救いが無さ過ぎて、ストーリーとしては面白いんだけどちょっと後味が悪かったです。
元々自分の夫には、普通の人とは違う部分があると知りながら、夫婦生活を続けていた奥様に疑問を感じました。
けれど一度家を出たら、夫が自殺未遂をした事から逃げたくても出来なかったのだと思い気の毒になりました。
ルーサーの機転で奥様を現場に連れ出したことで、夫の連続殺人に終止符を打つことが出来たけれど、警察が来るまでのターゲットとされた女性の恐怖が見ているこっちにも伝わってきて怖かったです。
見るからに悪そうな人よりも、一見地味で人畜無害そうな人物が変質的な嗜好を持ち、殺人を繰り返している場合の方が恐怖感を増幅させます。
若い女性が変態に次々殺害される痛ましい事件で被害者は気の毒なのですが、コールガールがリンダの不倫相手の家に行くあたりからラストのリンダの凶行までの展開が、ハラハラドキドキ感と何でもありのハチャメチャぶりで「刑事ドラマなのにそこまでする?!」と思わず大笑いしてしまいました。ただの刑事ドラマではなく「サイコ・サスペンス」とわざわざ謳っていることにも納得です。アリスのジョンへの執着がより強くなってきていて、そちらも今後良い方向には進まないよなあと不安と好奇心が掻き立てられました。
今回は時短?というほど視聴時間が早く感じた。実際そうではなかったけれど。それだけ中身が濃かったという印象。
冒頭から犯人気持ち悪すぎぃ。被害者の悲痛な叫びが鳥肌が立つほどの恐怖を訴えてきて居ても立っても居られない感じ。
それにしてもアリスのジョンに対する執着心が回を追うごとに増しているようで、しかもこの先もっとエスカレートしそうな匂いしかしなくて非常に怖い。
せめてゾーイとその恋人の事は放っておいてあげて!と願わずにはいられない。
最後は犯人意外とあっさり引っかかったなぁという感想でした。
毎回猟奇的な事件が起こるけど、3話の誘拐事件が異常性が高くて気味が悪く、見ていてちょっと気分が悪くなりました。犯人のバージェスがとにかく気持ち悪くて、舌舐めずりをしたりニヤついた口から吸った血が垂れていたり、大声で怒鳴ったかと思えばいきなり大人しくなったりと情緒も不安定で、見事なサイコパスっぷりで「サイコ・サスペンス」というこのドラマの世界観を体現していたと思います。誘拐されたカーステンを助けられなかったのも、後味は悪いけどご都合主義のドラマとは違うリアリティがあって良かったと思います。
日本のドラマではあまり描かれない異常で猟奇的な殺人事件が多く、先が読めないので見ごたえがあって面白いです。刑事のジョンと殺人犯のアリスの友情のような不思議な関係性も今後どうなっていくんだろうと興味深いです。スタンドプレイが多く感情的になりやすいジョンは個人的には好感度が低い主役ですが、サイコパスのアリスや妻のゾーイ、上司のローズなど女性キャラが善悪は別にしてそれぞれ個性豊かで魅力的なところも気に入っています。