同期のサクラ

結婚を決めたあたりから蓮太郎くんが大人に見えてきました。だいぶ子どもだなと思っていたのに。メガネの効果と役者さんの演技力もあるかと思います。最初はわがままでネクラなだけだったけど今では同期の中でいちばん冷静で頼れる人かも！？

岡山天音さんは、いつもそこらへんにいそうな人の役を演じるのが本当にうまいです。
「THE演技」という感じではなく、モジモジしたり自信がなかったりする役が、本当に実際にいる人間みたいで感情移入させられます。

気の弱いインドアな感じを演じさせたら天下一品な彼。今回の役もそんな感じですが、エレベーターの中で同期のマドンナに「好きだったんだ」と告白する場面での目の泳ぎ方がコミュニケーションに慣れていない若者感をリアルに感じることができました。目の動きや仕草などの細かい演技が上手なので、名バイプレイヤーとして息の長い俳優さんになるのではないかなと思います！

蓮太郎くんはネクラな感じだけどこの人は本当にそういう役が似合ってるなー。前回でサクラのおかげでふっきれたみたいだけどそこまで変化が感じられない？(笑)そういえば百合ちゃんのことを好き、って言ったのどうなった？もういいのかな。ネクラのくせに意外と大胆だなと思った。

ずっと溜め込んできたストレスが爆発してしまい、カッターナイフを振り回してしまうところの心の変化がよく伝わってきました。
どん底状態からサクラや同期の皆に影響されて変わっていく姿が、リアリティがあって心に響きました。

役にハマりすぎている。本人が元々ああいう性格なのかと思うほど。監督の指示が分かんないけど、独特の台詞の言い回しとかが良いと思う。卑屈だったりネガティブな役をさせるとトップクラスなんじゃないかと思った。

設計部でいじめられていて、やさぐれたり、泣いたり、「頑張ります」と笑顔になったり、と表現が豊かな人だな、と思います。
内容的には、サクラの言葉であっという間に変わるので「？」ですが、岡山さんは本当に周りにいそうな人を演じていて「演技力が高い」と思いました。

他の人にはない独特の佇まいと存在感が光っている。その独特さが、今回のドラマの役柄に非常にマッチしている。彼には他の役者には出せない独特のオーラがある。さらには演技が自然で、細かな表現が非常に上手い。若手の中で演技力がトップ3に入るのではないかと思う。