大恋愛～僕を忘れる君と

約１年くらい経ちますが、まだ、何度も録画をみています。
恋愛ドラマはほとんどみませんが、こんなこと初めてでした。
素敵な俳優さんたちや、映像や音楽など雰囲気がとても好きです。

内容的には、よくあるパートナーが病気になる話だけど、「私も頑張るからあなたも‥」的なものが無く、ワザとらしい感じもせず、本当にその生活を覗いているようなドラマだった。
ただ、話数制限があるから仕方ないのだけれど、話の展開が物凄く早くて後半は『えっもうそんなに経ったの？！』と驚いてばかりでした。出来ればもう少し途中の話が観たかった。
しかし、久しぶりに観終わった時『いいドラマだった』と思えたのでとても満足です。

行方不明になったなおを探して見つけた時、もう分からなくなっていてとても悲しかったです。ですが、少しだけ記憶が戻った時は、すごく嬉しくて見ていて鳥肌が立ち泣いてしまいました。忘れられてもずっと愛情を持ち続けるシンジの愛がなおの記憶を少しだけ戻したんだろうなぁと感動しました！ただ、この物語は親子の物語でなく、2人の愛の物語なので仕方はないですが、幼い子どもに初めましてや、やっと会えた母親にお母さんと呼ばせなかった所はすごく切なくやるせなかったです。

毎週金曜日が楽しみになった秋でした。真司の尚に対する愛情の深さに胸キュンです。病気が進行してくると真司もそれを受け入れられず、イラつくシーンがありましたが、どんなに愛情を持って接していても、大切な人と話が通じなくなって悲しいのと同時になぜなんだと誰にぶつけることもできない想いが溢れてしまうところが今後自分の夫や両親に対しても起ってしまうんだろうなと自分自身にも重ねて見ていました。最後は、尚ちゃんの笑顔を見ることができたしんじは自分の人生を変えてくれたことを誇りに思い、今後も一生懸命作家として執筆していく将来を感じさせる終わりでした。ムロさんと戸田さんの組合せ最高でした。また、富沢さんが何とも絶妙でひそかに出演を楽しみにしていました。

今シーズンのドラマの中で、一番良かった作品です。ストーリー自体は決して明るいものではないのに、毎回見るたびに温かい気持ちになれたのは、真治の尚に対する深い深い愛情ゆえですね。とにかく真治が良かった。夫婦の愛情というものはもっと身勝手なものだと思っていましたが、真治のような無償の愛を妻に注ぎ続けられる人も、もしかしたら現実の世界にもいるのかもしれないねと考えさせてくれたドラマでした。　編集者の女性の気持ちも切ないですね。いつか彼女の気持ちを真治が受け入れられる時がくればいいのに。

今までも毎回感動泣きしてたけど最後は別格だった！
人を愛するってどういうものなのかが伝わる内容でした。
相手のために大きな犠牲をはらっても相手がかけがえのない存在だからこそ犠牲とも感じる事はなかったり。
病気が原因で記憶を忘れる人、忘れられてしまう人がそれぞれの手段でちょっとでも相手と繋がろうとする行動。
家族全員が笑顔溢れる幸せな家庭だったら最高だけどこの家族にとっての最善の幸せな結末だったと思いました。

とにかく感動しかないドラマでした。主人公が若年性アルツハイマー病という時点で結末がだいたい予測できてはいましたが、その予想をはるかに上回る結果で涙が止まりませんでした。私の周りにはこういった病気の人がいないのでどうやって対応していけばいいか戸惑うと思います。なのにこんなに明るく話が進んでいくのもびっくりでしたし、この先も明るく過ごしていけそうなまわりの環境にまたさらに涙でした。自分も気分がよく終えることが出来ました。

周りの人に弱っていく姿を見せたくない尚は、1人で姿を消してしまいましたが、行き先もアンジェリカに出てくるような場所で、真司のことをいつでも思っていることが伝わりました。忘れてしまったあとも2人でいる時間はとても幸せそうで、真司の気持ちを考えると切なくなりました。小説を読み聞かせるうちに記憶が蘇った尚、本当に奇跡のような出来事で声を出して泣いてしまいました!しかもあれが最後に思い出した時間だったなんて...。亡くなってしまいましたが、真司も恵一君もしっかりしていて、空から安心して見ているだろうなと感じた最終回でした。

きれいすぎるかもしれないけど、いい風にリアルで温かくて良かったと思います。こんな風にできたらきっと幸せだね、と思いながら見てました。
本当に温かいドラマでした。
記憶がふわっと蘇ったり、覚えてなくてもその人の優しさその人らしさは残っているというのがとても素敵に描かれていて、とても胸を打たれました。
奥さんが記憶を失っていくのは寂しいことなんだけど、奥さんの優しさや人柄がそのままで変わらなかったのが救いだったんだろうな。
失ったものは多いけどそのままの奥さん、そして思いを砂浜でちゃんと受け止めたシーンもとても感動しました。
その後の生活や子どもがどんな風に成長するのか応援しながら見れたらいいなと思います。続編を期待します！

泣きっぱなしの最終回でした。

月日が経ち尚の病気が進行している様子がとても切なく感じましたが、尚に寄り添う真司の優しさがとても温かく本当に尚を大切にしている想いが伝わりました。

尚の記憶が失われても真司への想いは変わらない、ずっと持ち続けていたいという強い気持ちが伝わりました。

ビデオレターのシーンは、ドラマではなく本当に存在している二人を見ているように感じるほど戸田恵梨香さんとムロツヨシさんの演技力に感動させられました。

最後は予想していなかった結末ではありましたが、笑顔の尚が新しい人生を前向きに生きていく真司と元気に成長した恵一を、遠くから見守っている温かいラストシーンだったと思います。

これまでも、毎回泣かされていたドラマ「大恋愛」ですが、最終話は序盤からラストまで泣きっぱなしの１時間でした。
私が衝撃的だったのは、小池徹平演じる松尾の再登場シーン。基本、中だるみのないドラマだと思っていますが、敢えて言うなら松尾の登場って必要だった？と疑問に思っていました。しかし、最終話に彼が登場することによって、それが必然的だったと分かります。彼の闇の部分が垣間見えた初回登場よりも、かなり心に刺さるシーンでした。
また、戸田恵梨香演じる尚の変化も印象的でした。記憶が薄れ、少女のような表情を見せる尚。しかし、ほんの一瞬、本来の尚が戻ってきたときの顔つきの違い。「尚ちゃんが帰ってきた！」と、真司ともども涙がこみあげてきました。あの一瞬があったからこそ、悲しいけれども前を向けるエンディングになったのだと思います。

切なくて、でも心温まるストーリーでした。尚さん…生きて発見されて本当に良かったです。ただ、シンジを認識して欲しかったと思いました。それでも、“脳みそとアップルパイ”を朗読するシーンは、尚さんの記憶をほんの僅かだけたぐり寄せました。そして、思い出の居酒屋さんへ…。とっても身近な人達が集まっているのに、もう尚さんの記憶は何も思い出せませんでした。我が子の事も…。固唾を呑んで見入ってました。当然、涙も流れてました。あと、出来れば、子供「恵一君」は産まない方が良かったと思います。それから、挿入歌、backnumberのオ－ルドファッションはこのドラマに、ピッタリでした。

子供が生まれて、その子が成長するところまでが急速すぎて気持ちが追いつきませんでした。子供が成長するということは、尚の病気も進行していくということだからです。序盤の幸せなシーン、クリスマスの様子で泣けてしまいました。優しいお母さんのままでいさせてあげて、こんな可愛い子をいつか忘れるなんてと幸せなシーンほど悲しく見えてしまいました。
また、お母さんと元婚約者が結婚して義父になるというとんでもない展開も、これも忘れてしまうからという間宮シンジの言葉になるほど、そうゆうことかと思いました。

尚の病気がすごく進行していて、目も虚ろになっていて、見ていてとても辛かったです。子供が生まれて幸せなのは確かですが、水野さんと自分を比べてしまっているのが悲しい...。病気だから仕方ないと周りの人が理解していても、尚自身が気にしていたら落ち込んでしまうのも当然だと思います。真司も何があってもカッとならないように気をつけていましたが、時には怒ってしまうというのもリアリティがあるなと思いました。尚は手紙を置いて何処かへ行ってしまいましたが、必ず見つけ出してくれることを願っています！

毎回、毎回、戸田恵梨香さんのかわいさとムロツヨシさんのぐっとくる演技、二人の空気感に胸をつかまれています。
次回は小池徹平さんがからみにからまってくるとおもうのですが、二人の絆が試されてぼろぼろになりながらも乗り越えていくんだろうけど、苦しくて辛くてみてられるかなと心配になってしまいます。
ハッピーエンドを望んでいますが何せ病気が絡んでいるのでどの辺で幸せとするのかが気がかりでなりません。
あんまり、悲しい結末じゃないといいです。

突然現れた公平のたくらみが気になり、また腹立たしくも感じました。そしてこれから、尚と真司の仲を引き裂こうとしているのかと思うと、胸が痛くなります。でも侑市が公平の悪だくみを暴こうとしてくれているのを見ると安心しました。
真司との子供が欲しいと言い出した尚を見ていて、応援したくなりました。尚と真司の間に子供が生まれるのかはまだ分かりませんが、二人だったらきっと素敵な親になるだろうし、もっと幸せになれるんじゃないかと思いました。
編集者の水野が真司に近づいていくのも怖いです。お願いだから、真司と尚の仲を引き裂かないでほしいです。
ドラマの中盤から、小池徹平や木南晴夏が登場すると、これからの展開が少し読めてしまったので、このタイミングからの有名俳優・女優が二人も登場するのは、ちょっと安易なんじゃないかなと思いました。もう少しマイナーな俳優や女優を起用してほしかったです。
真司が売れっ子作家になって、尚との時間が減っていくのも心配です。二人が少しでも長く幸せな時間を過ごせるように願いながら見ています。

尚にキスをする公平の行動はアルツハイマー病になりかけたための副作用なのかと思って見ていたが、公平が病になってから失った幸せの全てを尚が持っているためにした犯行のように感じられ、もはやアルツハイマー病の話では無くなり、サイコパスの性格をした行動に見えてしまい恐怖しかなかった。
担当医の侑市が病に適度なストレスは良い影響があると話していたが、公平によって起こされたハウリングによってストレスが大きすぎるために進行を早めた結果になった事が残念でならず、涙を流す真司の姿を目にした時に同じように涙が止まらなかった。

前回までキラースマイルで好青年だった公平が、どんどん悪魔のような感じになってきて、震えました！（小池徹平さんの演技の振り幅すごい...!!）真司は公平に忠告していましたが、これからもどんどん悪事を働きそうで、本当に2人の邪魔をしてほしくないです。真司もせっかく小説が好調なので、こちらもダメになってしまわないように、2人か暮らしやすい環境になってほしいと思います。映画かや続編に前向きになっていて、尚も嬉しいだろうなと思うので、時間の許す限りは幸せでいてほしい！

小説家として再び脚光を浴びつつあるシンジが、どんなに忙しくても尚のことを最優先にしている姿に素直に感動しました。とても情緒が安定していて、深い愛情と思いやりを尚に注ぎ続けるシンジは、人としてとても立派で大きな人だと思いました。主治医として尚を支える井原ドクターからは、とても誠実な人柄を感じますし、とても重いテーマを扱っているのに毎回見るたびにとても心が温かくなるような素敵なドラマです。でも最新話で出てきた公平が暗雲となりそうで、今後どんなふうに絡んでくるのか気になります。

今週はなんと言っても松尾公平（小池徹平）が怖すぎました。
今週から第2章が始まり、尚と真司のラブラブな新婚生活にほっこりしていたところ、幸せな2人の前に尚と同じ病気の公平が爽やかに登場。公平の置かれた立場に、初めは同情していましたが、徐々に尚に執着する公平に違和感を感じ、ラストの公平の行動には叫ばずにはいられませんでした。
それと、毎回ちょこちょこ出てくる木村明男（富澤たけし）さんが2人を見守っている感じが、態度は素っ気ないですがとても暖かくて好きです。

毎回ステキなドラマだなと思って見ています。病気のヒロインを病気と分かりながら好きになるって現実的には難しいかなと思うし、それもアルツハイマーなら尚更だと思いますが、主演のお二人からはそんな悲壮感よりも（それは心の奥では感じながらも）それよりも毎日を愛おしく生きている感じがとても好きです。ムロさんの抑えた声も優しさに溢れステキです。２人がとても好き合っていてソファーに座るのもとてもくっついて座っているのが可愛らしい。何気ない夫婦の会話もキスも可愛らしくてとても好きです。
小池徹平さんの目が笑ってなくてとても怖く、ただでさえ時間のない２人の邪魔をしないでほしいと心から願ってしまいました。

第５話、とても感動して後半からは涙が止まりませんでした。前半の間宮真司には正直腹が立ちましたが、本気で尚は井原先生と一緒の方が幸せに慣れると思っていたんでしょうね。それにしても井原先生、イイ男すぎませんか？それなのに小説では嫌な奴になっていたみたいですが、どんな風に書かれていたのか気になります。それにしてもこのドラマは細かいディテールで笑わせてきますね。居酒屋のシーンでは笑っちゃいました。結婚式のシーンも富澤さんとムロさんのやりとりはアドリブなんでしょうね。２人とも素の瞬間があって面白かったです。

初回から今までにないドラマだったので、はまってしまいました。
１話から見ているいるのですが、今回、別れから結婚までの展開が早すぎると思いました。
別れのシーンにおいても、シンジの気持ちが急に変わりすぎるし、理由も曖昧すぎて、「えっ」いう感じでした。
尚に関しても、引きこもり状態になってたりとありきたりで、売れっ子作家になるまでのお互いの空白期間がもう少し描かれるとよかったかなと思います。
井原先生ももっと２人に関わらせたほうが、存在感もますし、いい人すぎておもしろくないです。
プロポーズも突然すぎて、再会シーンをもっと会いたっかった思いを表現して欲しかった。
とにかく展開が早すぎたと思います。

やっとここまで来たかって見ていて思いました、男のプライドや嫉妬の表現が面白くて、真司と侑市さん、二人ともいい男で、尚とくっつくのは「どっちでも良いよ～」って思いながら見ていました。

引っ越し屋さんの木村明男（富澤たけしさん）もいい味だしているし、意外と謎が多くて気になるキャラクターですし、間宮真司と北澤尚二人の重要な人になっているのも面白いです。また、謎といえば居酒屋の店長とバイトの女の子の関係、少しずつ解明されていくのが面白いですね。

一番よかったのが侑一さんの男らしさと、愛する人の幸せを願う気持ちが見ていて感動しました、「ほんといい人や～」ってみていて感動しましたよ。

どうせ「頭の中の消しゴム」とそっくりの内容なのだろうと思っていましたが、ドラマのラストで、名前を間違えて呼んだり…別れようと告げられたり…という感じで毎回インパクトのある終わり方をするので、次も見たくなる演出で良いと思います。頭の中の消しゴムとは少し違う面白さは、ムロツヨシ、松岡昌宏などの男性陣の力が大きいと思います。ドラマの目線がわりと男性側からで、ドアノブに刺さったままの玄関のカギを黙ってポケットにしまうなど、彼女の病気の進行を心配しながらも支えようとするシーンが印象的でした。

全体的に話の展開が早いので、恋愛ドラマでよくあるようなすれ違いなどにイライラしたり、モヤモヤすることがなくさっぱりと見れるのがいい。尚が祐市さんに気持ちが傾くことも一切なく、シンジ一直線なのも見ていて気持ちいいし、応援したくなる。言い合いになって出ていってもすぐに走って戻ってくる尚の素直さがよかった。それなのに最後のシーンは切なすぎた。時間の使い方を考えさせられる話で、見た後は毎回、今を大事にしようと思わされます。

相手のことを思って頑張ったり、恋愛感情に気づいてどうしていいか分からなくなっていたり、そんな男性二人の姿がとても素敵でした。
でも、最終的に相手のことを思い過ぎているからこそ上手くいかない部分がもどかしかったです。自分よりもお金をもっていて優秀、自分よりも病気のことを理解しているなどという、不安や焦りを感じるのではなく、自然に好きという気持ちを受け入れてあげてよと思ってしまいました。
どういう選択をするのか気になるところですが、出会った頃の気持ちを思い出し、好きなら好きという気持ちのまま突っ走ってもらいたいです。

尚と出会ったおかげでまた小説を書く気になったり、仕事を本腰入れて頑張ったりと、真司の変化がなんだか嬉しい回でした。好きな人ができたらこんなにも頑張れるんだなあと思いますし、病気と向き合う覚悟も出来たのだと思いました。しかし、尚が前の婚約者と名前を間違ったことはやはり気にしていたようで、胸が苦しくなりました。病気のせいだといえど、尚の中にはまだ侑一の存在が強く残っているからでしょうね。主治医でスペックも高くて、劣等感があるのはわかりますが、負けずにがんばってほしいです！

真司の優しいスタンスでの不用意な発言がとても気になる。尚が自分のもとに来た時、「尚が病気で良かった」って言ったことや、いきなり「小説に尚のことを書きたい」と言ったりとか、これらの発言は、結構ヒドイこと言ってると思うんだけど、なんだかそれが優しい発言扱いなのがものすごく違和感。少なくとも私的には配慮に著しく欠けた、ただの失言としか思えない。これらのセリフを本気で優しさと思ってるなら脚本家が共感能力に欠けすぎてるんじゃないか？と思う。真司が突然尚に別れを切り出したのも唐突過ぎて気持ち悪い。別れを切り出すまでの葛藤とかも大して描かれてなかったように思うんだが。とはいえ続きがきになりつい見てしまうんだけど、ところどころで猛烈な違和感を放り込んでくる脚本だなぁと感じる。

尚の病気の進行が早すぎて、最終回ではどうなってしまうのか、とても不安です。まさか3話目で名前を間違えるなんて！この展開はもっと後だと思っていたので、涙が出てしまいました。幸せ過ぎる2人があるからこそ、病気が進行するたびに切ない気持ちになります。時々ムロさんがかっこよく見えてしまって、泣きながら笑ってしまいます（笑）頑張りすぎて倒れてしまいましたが、これからもっと大変なことがたくさんあると思うので、2人で乗り切って欲しいです！

尚が真司の名前を言い間違えて「侑市さん」といった場面が怖かった。アルツハイマーになるとそんなことになってしまうのかとリアルだったし、それを受け入れなければならない真司も辛いだろうと思う。凍りついた表情が印象的だったし、尚が本当はどちらを信頼しているのか、心を寄せているのかが気になった。
真司が尚の病状を知りたいと侑市の元を訪れた際の侑市の態度も引っかかった。確かに守秘義務はあるが二人に嫉妬していての態度としか思えなかった。

放送回数が限られているので、ヒロインの尚がかかっているアルツハイマー症状の進んでいく過程が早く、恋人の間宮が尚の数々の失敗に直面するのが辛く見えましたが、現実のアルツハイマーは徐々に進行していくと思うので、病による失敗であってもちょっとした物忘れと勘違いをしてしまって、深刻になるまでわからないのかなと考えてしまいました。
間宮が無理をして働いた結果、病院に運び込まれ、尚が駆けつけ2人の気持ちを再確認したまでは感動的でしたが、尚がまさか名前の呼び間違いで終わるとは寒気がしてしまいました。

尚の記憶が少しずつ無くなっていくのが見ていて辛くなりました。せっかく真司と同棲を始めて幸せな時なのにと思うと辛すぎます。幸せすぎて怖くなる気持ちにも共感できました。尚のお母さんが真司のことをあっさり受け入れるとは予想外でびっくりしましたが、尚が望んでいるからなのと病気のことを含めて全部受け止めてくれているからなのかなとは思います。尚の記憶が無くなっていくのを一人耐える真司は一番辛いのかもしれないなと思います。

「私の頭の中に鍵をかけて。」愛する人のことも、いつかは自分のことさえも忘れていく恐怖と闘う尚の切実な願いは涙なくしては見れません。「記憶の砂がこぼれおちないようにして。」オープニングの砂浜を歩く二人、両手からさらさらとこぼれ落ちる砂と重なり、切なくなります。尚の頭に鍵をかける真司の愛の深さに心を動かされます。病魔が忍び寄り、二人を引き裂こうとしても、愛の力で乗り越えていけそうな気さえします。
幸せであればあるほど涙がポロポロと流れる尚の気持ちが痛いほど伝わります。
最後の名前を間違えるシーンは衝撃的で、今後の展開が気になります。
久々大ヒットの心を揺り動かされるラブストーリーです。

いよいよ症状が進行してきた尚と、それでも彼女を深い愛情で支える真司の姿がとても素敵でした。特に真司の、大変さなど微塵も見せないひょうひょうとした態度と、情緒の安定した懐の深さというのを、真司役のムロツヨシさんが本当に上手に演じておられて、あのドラマのストーリーに一層の深みというか感動を生んでいると思います。自分は何も求めず、ひたすら尚を幸せにしたいと思い行動する姿に、こんな男性は現実にいるのかなあ？と懐疑的になりながらも、とても感動しました。回を追うごとに、放送が楽しみになるこの秋一番お気に入りのドラマです。

病気が発覚してからもっと落ち込んでいくかと思いきや大恋愛の相手への愛にのめり込み始めていく展開が早いなと感じた。親が子供の恋愛に首を突っ込むところが最近の過保護な親、子離れ出来てない親達を上手にあらわしてると思った。何でも管理しようとしてる演技が見ていて嫌な感じになった。婚約者の性格が未だ見えず優しい人がどこで豹変していくんじゃないかというドキドキとワクワク感がある。

色んな人の気持ちの微妙な移り変わりがとてもよく伝わる。人物の心象風景の描き方が非常に面白いと思う。主人公の尚のアルツハイマーの病状が少しずつひどくなってきて、尚の母親や真司の周りの人々の内面的な配慮やフォローが痛いほどストレートに伝わってくる。元婚約者で尚の担当医となった侑市の立場も苦しい。いまだ、尚への気持ちは断ち切れないように見える。backnumberの主題歌『オールドファッション』がドラマのクライマックスでかかると感情が抑えられなくなり、どうしても涙してしまう。

まさか自分が病気だなんて思いもしない事実に揺れる気持ちに見ていて切なくなりました。論理的な結婚相手の選び方しかできなかったのに直感で運命の人と出会ってこれからだったのに辛いストーリーでした。恋人からの告知、主治医に選んだことも安心するけど複雑な表情が出ていて、告知のシーンの演技は戸田恵梨香さんも松岡昌宏さんもさすがでした。運命の人に嘘をついて別れを伝えてすごく切ない回でしたが最後に尚が間宮に思わず電話をかけ急いで探しに行くところは涙が溢れました。絶望の時に浮かぶのは心から好きな人なんだなとこれからの二人にニヤニヤしながらの後半でした。尚が泣きながら病気の告白をするのにどんな病気でもと色々な病気を並べて歯周病でもと笑わせてくれたのでシビアな物語も明るく終われてよかったです。

なかなか展開が早く見てて飽きない。笑える様な所も沢山あるのにものすごく内容はシリアスで、ドラマの中のお話なのだが、明日もし自分がなってもおかしくない事なので、なんだか尚と同じ様に泣いたり笑ったり一緒にしてしまう。タイトル通りの僕を忘れる君と、ここに近づいていく尚の気持ちを考えさせられる。見ながら、自分が同じ立場になったら私はどうするのだろうか、私もきっと誰かと居る事を選べないだろうな、と思って思わずグッときてしまった。

とても考えさせられました。病気を告げられた時、「それでも一緒にいられるのが嬉しい」という真司の言葉にジーンときました。人は病気になると、迷惑をかける、病気になってしまって申し訳ない等々色々な想いが去来すると思いますが、あれほど勇気付けられる言葉はないなぁと思います。「尚が水虫でも、歯周病でも…」のくだりは思わず笑ってしまいました。冗談ぽいけど、すごくストレートに気持ちが伝わってきて、私だったら、真司を信じて向き合っていけると思います。これからたくさん試練が待ち受けていると思うけど、2人を応援していきたいです。

病気が発覚し、好きな人に別れを告げるシーンが切なかった。本当はそばにいてほしいのに、相手の幸せを一番に考えられるのがすごいと思ったし、それだけ彼のことが好きなんだろう。彼女の病気を知った上で、それを受け入れた彼にも感動した。「水虫でも、歯周病でも…」というのは笑ったが(笑)二人の笑顔に癒されたし、応援したくなった。これから病気が進行するのかもしれないが、ハッピーエンドが見たい。

予告を見たときに、戸田恵梨香とムロツヨシが恋人役？うそ?！と思いながらも興味がでてしまい見始めましたが、一話を見てすでにハマってしまいました！
医者でバリバリのキャリアウーマンで、結婚相談所でお互いに合意した婚約者がいて結婚間近の戸田恵梨香と、引っ越し屋で働いていて、そんなにイケメンでもなく、金持ちでもなく、どこにでもいそうなごく普通の男性ムロツヨシに恋に落ちる。
ストーリーはトントン拍子に進んでいくが、戸田恵梨香は結婚間近の婚約者がいるにも関わらず、ムロツヨシにガンガンアピールしている様を見て、自分の友達なら少し落ち着いて！とアドバイスするかもしれないが、これは妙に気持ちよかった。
下手したらストーカーレベルの待ち伏せなども、戸田恵梨香だからなのか、引き込まれてしまいました。
こんなにガンガンアピールするって事は、まるで自分を急がせようとしていると分かっているのか本能なのか…
いずれにせよ、アルツハイマー認知症がテーマのドラマなので、これからの展開に期待です。

尚がアルツハイマー病になっていくことがわかった時の母親との会話の場面は、二人で深く落ち込んだ気持ちが物凄く伝わってきて涙を流しながら見ていました。
夜の街の中で尚が見ている風景が歪み出した時の恐怖感は凄く、何処にいるのかわからないという迫真の演技に引き込まれて、間宮に電話したもののすぐに尚の元へ行けないのでどうなるのかと不安になり、間宮がたどり着いた時にフラフラと歩く尚の後ろ姿が絶望感を漂わせていて、戸田恵梨香さんの演技力は素晴らしいと思いました。尚の事を全て包み込むような間宮の愛の告白に今回が最終回でも良いかなと個人的に思ってしまいました。

病気のことを知ったナオが、受け入れられないけど受け止めなきゃいけない葛藤が印象的でした。婚約も破棄を希望していたけど思っていた形ではない結果で破棄。シンジにはわざと嫌われる言い方をして別れてしまうところが、あーー違うのにーとヤキモキしました。シンジがナオを真剣に受け入れる気持ちに変わっていたのも良かったです。最後に突然調子が悪くなった時に1番に連絡したのが医師で元婚約者の彼でもなく母親でもなくシンジだったことが涙が出てしまいました。そのあとの家での、すごく自然体の2人もとてもよかったです！

尚が若年性アルツハイマーだとわかり、侑市があっさり結婚するのをやめたのは、意外でした。尚が真司と恋に落ちて、結婚をやめたいと言い出した時は引きとめていたので、そんなに病気であることは、結婚に対する条件として、重要なことなのだと、びっくりしました。尚が母親に病気のことを打ち明けたシーンは、泣けました。「服も自分で着れなくなる。お母さんの顔もわからなくなる」そう言って涙を流したのと、母親が「二人で生きて行こう。私が尚ちゃんを守るから」は感動的でした。尚が病気の影響が出た時に真司に電話をかけて、助けを求めた時は、やっぱり、尚は真司のことが一番好きなんだなぁと思いました。

第一話、グイグイ引き込まれました。戸田さんの可愛らしさとムロさんの不思議な魅力にハマりそうです。ムロさんは全然見た目は格好良くないのに、詩的な言葉が素敵なのかイイ男に見えてきました。キスシーンもこちらが恥ずかしくなるようなリアル感があり、久しぶりにドキドキさせられました。居酒屋のアテレコするシーンも良かったですね。演技に思えない自然な感じで、本当に即興で楽しんでるんじゃ…と思うくらいで面白すぎて笑えました。松岡さんの役は冷静な中にも優しさが見えて、こちらもイイ男なんですね。彼が振られるのを見るのは切ないな…と思います。

30代で、もうそろそろの意味を込めたお見合いからの結婚。一般的にも普通にある話だが、そこからの、急展開の本気の恋愛。そして、さっさとお見合いの人との婚約破棄。全話で10年間を描くと聞いていたので、この急展開は有りだと思ったが、ちょっと驚いた。行動力の積極さ。婚約相手にしてみたら、かなり辛い出来事だと思う。うまくいってるからこそ、結婚式の準備まで進んでいたのに、キズが大きそう。でも、この後に控えている主役の若年性アルツハイマーよりは、ましだと後から思うだろう。

戸田恵梨香さんは婚約者が決まっていながら、なぜムロツヨシさんの方に惹かれたんだろうと、最初は単純に疑問に思いました。婚約者の方が経済力もあり、外見もいいと思うのですが、それを覆すだけの魅力が、あの時点では未だ、ムロツヨシさんからは感じられず、急な展開にちょっと違和感がありました。好きな小説家と偶然めぐり会い、そして婚約破棄しようとするという、現実では無理のあるような設定でしたが、ドラマとしては面白い内容でした。積極的に相手をごはんに誘うところなど、性格がはっきりしていて、恋愛にも本能のまま生きる自由な尚の性格はちょっと尊敬します。

仕事も恋愛（結婚）も順風満帆な尚でしたが、破天荒な行動に終始驚かされました！尚のいいところは自分にまっすぐで、決めたことは貫き通すところだと思いますが、婚約相手の気持ちになるととても可哀想です...。でも自分の気持ちを押し殺して一緒になっても上手くいかないと思うので、このまま頑張って欲しいです！1話目で病気がチラリと出てきていたので、この先は毎週のように泣いてしまいそう...せっかく運命の恋に出会ったので、ハッピーエンドを期待したいですが、難しいのかなあ。

恋愛・結婚は好きという気持ちよりも体の相性の方が大事という恋愛経験がないので、お見合い相手とサクッと寝て相性を試したり、突然現れた気になる人と寝てどちらが心地よいか試す背景がビックリしました。
尚の友人が婚約者以外に好きな人ができたと報告された時に、早めに寝てどちらがいいか決めなよという言葉も驚きでした。
真司さんは尚にとってどういう存在なのかがイマイチ掴めませんが、婚約した侑市さんよりも深く結ばれる相手なのだろうなと思いました。