女の中にいる他人

普通に暮らしていた人々の歯車が狂いだし、人生が180度変わってしまうことの恐ろしさを感じました。
一度間違った選択をしてしまうともう引き返せず悪循環に陥っていく状況は、決してドラマのなかだけの話では
ないと、心にのしかかってくる心理描写が素晴らしかったです。

題名に惹かれて観ました。出演者も好きな俳優が出ているので、期待大でした。
1話目とても面白くスリルもありテンポも良く進んでいるので、次を見るのが楽しみでしたが、
進んで行く内に、主人公の瀬戸朝香の行動が謎！？あまりにも現実味がない感じ
話の内容が面白いのに、もっと現実味のある行動で話を深めて行ってほしかった。
旦那の頼りなさも、腹立ちながら見てました。
それでも、最後まで一気に見たので面白かったんだと思います。

瀬戸朝香の久々の主演ということで期待のドラマだったが、タイトルの「女の中にいる他人」がそぐわない内容だった。幸福な家庭を築いていた主人公が、夫が浮気相手と情事の最中に殺人を犯したことを発端に、家庭と家族を守るために崩壊に向かって突き進んでいき、その過程で次々変貌していく様が「中にいる他人」ということらしかったが、「う~ん、どこが？」という印象が強かった。確かに平凡な主婦が自首すると震えている夫を制して殺人を隠匿する術を指南していくのは「変化」だが、瀬戸朝香演じる田沼百合子は穏やかで優しすぎた。強い口調で夫をその都度説き伏せたり、全身で制止しようとしたり、殺された浮気相手の夫、楠本の部屋に忍び込んで証拠の携帯を必死で
探し回る様も切迫感に欠けるというか、表情も声音も平凡な主婦のままだった。
変貌というからには、もっと鬼のような形相で夫に迫るとか、楠本や自分を恨み続ける友人、伊東美智子を欺く時の裏と表の顔をもっと変化をつけるとか、恐喝してきた黒木康成を追い詰めるときの目の表情や仕草、声音にもっとしたたかさや緊迫感を見せるとか、百合子の見方が180度変わるような演出や演技が欲しかったなと思う。
あえて平凡を貫いたのかもしれないが、夫を殺してしまう場面でも切迫した悲壮感が感じられなかった。
唯一友人の伊東美智子を殺そうとして失敗した後のバーテンダー園山との掛け合いがスリリングだった。
終盤、百合子が夫を殺した証拠を持って警察に赴く美智子だったが、あれだけ百合子を恨んでいた美智子が急に目が覚めたように心を入れ替えたくだりも物足りなさを感じた。
最終回、もの哀しい主題歌が流れる中、逮捕に向かう刑事と、浜辺で子供たちが戯れている姿を見つめる百合子との対比は哀愁を誘いセンチメンタルに終わったものの、不完全燃焼の感は歪めなかった。

このドラマは本当におもしろくて、毎週楽しみに見ていました。自分の旦那が人を殺してしまった！
そのことを知った主人公がどんどん強くなっていく姿はすごいものがありましたし、毎週起こる出来事にハラハラが止まりませんでした。

期待はずれです。
久々に瀬戸朝香さんがドラマに出るなぁとなんとなく見てみましたが、ストーリーがくどい。
配役の名前が古いのはなにか意図があったのでしょうか？
もっとスリルがあってもよかったのではないかと思います。
録画してたのですが、全然おもしろくなかったので途中から早回しで見てました。

不倫は良くないことを教訓として見せつけられる、ある意味ホラーより怖い番組でした。ちょっとした下心で始まった軽い不倫も世の中にはたくさんあるでしょう。このドラマの不倫もそんな感じでした。それが夫婦でひとりずつ人を殺すまでして世の中で窮地に立たされて破滅していく様子がたまらなく重たかったです。世の中の軽い男たちは皓のドラマをちゃんと見て教訓にするべきです。

かなりドロドロしたドラマでした。でも面白かったです。瀬戸朝香さん演じる主婦が夫の不倫、殺人に直面してだんだんと強い女性になっていく姿、共感できるようなできないようなとにかく怖かったです。守るべきものがあるとここまで強くなるのか、と考えさせられました。

瀬戸朝香久々の主演ドラマで楽しみに見ました。夫の浮気相手殺害から、家庭を守るため徐々に別の人格が現れ始め見ていてゾクゾクしました。実際にはありえない設定だろうけど、深夜枠で見るには申し分ないドラマだったと思います。