孤独のグルメSeason6

食べる演技が下手

食べてる時に声を発さずに顔や動きで食べ物の美味しさを表現していたり、お店の中での不思議に思ったことなんかも態度でよく表していたりして、とにかく凄いです。
それと何を食べてもいつも美味しそうで、観ている側に不快感を与えない食事の仕方も素敵です。

孤独のグルメはシーズン１からずっと観ており、ファンです。松重さんのお腹がすいた時の呆然とした表情が大好きです。本当は食が細いタイプなのにロケの為にほとんど絶食状態で撮影に臨む姿勢がプロだなぁと思います。これからも応援しています。五郎さんの役は松重さん以外考えられません。

腹が・・・減った・・・と空腹によって、今の自分に合った店を探す嗅覚が俄然研ぎ澄まされる瞬間が楽しみです。松重豊さん演じる井の頭五郎さんが美味しそうにたくさん食べ進める様は、空腹満腹に関わらず、自分も食べてみたくなる破壊力があります。
松重豊さんと言うとヤクザの役や刑事の役と言ったイメージが強かったので、season1で初めて見た時には、意外過ぎてドラマについ引き込まれました。今までオジサンが食べる様をじっくりと見る機会があまりなかったのですが、松重さんの食べ方はとても自然な上、綺麗な召し上がり方で見ていて気持ちが良いです。
額のしわの動きで美味しさや熱さなどが十二分に食レポされていて、説得力があります。
実際にあるお店が舞台なのも非常に興味深いです。脇役の役者陣の方々も実際のお店の人と雰囲気を合わせて配役されていることもあり、隅々まで井の頭五郎の世界が作り上げられています。下戸で定食やご飯が好きと言うのも親近感がわきます。
白いご飯の一口が大きいのやお代わりをするところが、おかずの味の濃さをうまく表現していてさすがです。一人で孤独のグルメごっこ、一人ご飯をしてみたくなるドラマです。最近、頭の中で「そうきたか」「どう組み立てるか」「うん正解」など井の頭五郎風に考えていることも多々あり、影響力のある演技だと思います。

台詞はなく表情としぐさだけで、その時の感情や食べ物の美味しさを表現するのが凄い！って、毎回観てて思います。
中には食べずらそうな食べ物も出てくるのに、どんな物も本当に美味しそうに食べる姿が観てて気持ちいいです。
あっ、でも先日の回転寿司の時、甘酢生姜でお寿司に醤油を塗るのは私的にはちょっと嫌だったかなあ。。。。

相変わらず、演技が自然で素晴らしいと思います。実際は少食だと聞きましたが、食べる姿がとても良くて、美味しそうで、夜中の番組なのに、お腹が空いてくるほど演技が完璧です。口数が少なく、余計な事を言わない、余計な事をしない、そんな演技が最高です。

松重豊さんは、孤独のグルメがとてもハマリ役だと思います。一度見ると、違う回を思わず見たくなってしまいます。それと同時に、夜遅い時間に見たりなどすると、何か食べたくなる衝動にかられ、食べ物の力というのはすごいなと思いました。

父親役などの松重さんの優しいイメージと井之頭五郎のキャラがちょうどマッチして、夜中なのにお腹が空くのに飽きない演技には納得してしまいます。
最近松重さんがでるCMもこのドラマの要素を取り入れていたり、ドラマが変わってもスーツ姿をみるとどこかに食べに行くのではと期待してしまう程です。

とにかく美味しそうに食べまくる映像に、つられて口がもぐもぐ動いてしまうほどにかじりついて見てしまいます。原作者さんのおまけコーナーも大好きで、毎週録画して見てます。
食べてるだけの映像ではなく、何気ない心境などを細かく表現されていて、ニヤつきながら見れる作品です。お腹空きます（笑