『令和元年版 怪談牡丹燈籠』での犬山イヌコ (お峰役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
犬山イヌコ (お峰役) は 「2019年10月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
人間の欲をギュッと凝縮したような小悪党ぶりでしたが、お国に嫉妬したり、「捨てねえでくれ」と泣きつく伴蔵の芝居にコロっと騙されたり、伴蔵が改心したと本気で信じてご機嫌に酔っぱらったり、お峰の根っこの素直さを滲ませた演技が、悪役なんだけど何故か憎めないチャーミングさを感じさせて良かったと思います。池の中から伴蔵を引きずりこむ時の鬼のような形相は迫力満点で、夢に出てきそうなくらい恐ろしかったです。
犬山イヌコさん、良かったんだけれど、段田安則と夫婦役はちょっと年齢差がないか?と思ったのが最後まで気になった。 が、段田安則も62歳でした。犬山さんは老け役が多いからなあ。 大金を手にして1年しかたたないのに、もう宿場の顔役になっているのは無理がある。 しかしこれは脚本の罪で本人の罪ではありません。本人の演技は良かった。いい人→狡い人→悪人の流れが滑らかだった。
素早く繰り出される伴蔵へのビンタが最高でした。
3話はお峰の強欲ぶりが際立つシーンが多くて、犬山さんのコミカル且つ大胆な演技に釘付けでした。お露の涙を拭ってあげる時のいかにも「同情してますよ」というような胡散臭い笑顔、お米に駆け引きを持ちかける時の相手の出方を窺って主導権を握ろうとする嫌らしい目付き、暗闇でもお峰のクズっぷりがよく伝わってくるインパクトのある芝居がとても良かったです。「最低だな」と軽蔑する感じではなく「ホントどうしようもないな」と呆れて苦笑いしてしまうような小悪党ぶりが好きです。
新三郎は大事な金ヅルだと語る時のニヤっとした笑顔や、新三郎が寺から預かってきた仏像を見つけた時の物欲しげな眼差しなど、表情やセリフまわしに何とも言えない品の無さが滲み出ていて、お峰の欲深い性格がしっかり伝わってくるところが良かったです。絵に描いたような小悪党ぶりがちょっとコミカルにも映り、重くオドロオドロしい雰囲気のドラマの良いスパイスになっていると思います。
人間の欲をギュッと凝縮したような小悪党ぶりでしたが、お国に嫉妬したり、「捨てねえでくれ」と泣きつく伴蔵の芝居にコロっと騙されたり、伴蔵が改心したと本気で信じてご機嫌に酔っぱらったり、お峰の根っこの素直さを滲ませた演技が、悪役なんだけど何故か憎めないチャーミングさを感じさせて良かったと思います。池の中から伴蔵を引きずりこむ時の鬼のような形相は迫力満点で、夢に出てきそうなくらい恐ろしかったです。
犬山イヌコさん、良かったんだけれど、段田安則と夫婦役はちょっと年齢差がないか?と思ったのが最後まで気になった。
が、段田安則も62歳でした。犬山さんは老け役が多いからなあ。
大金を手にして1年しかたたないのに、もう宿場の顔役になっているのは無理がある。
しかしこれは脚本の罪で本人の罪ではありません。本人の演技は良かった。いい人→狡い人→悪人の流れが滑らかだった。
素早く繰り出される伴蔵へのビンタが最高でした。
3話はお峰の強欲ぶりが際立つシーンが多くて、犬山さんのコミカル且つ大胆な演技に釘付けでした。お露の涙を拭ってあげる時のいかにも「同情してますよ」というような胡散臭い笑顔、お米に駆け引きを持ちかける時の相手の出方を窺って主導権を握ろうとする嫌らしい目付き、暗闇でもお峰のクズっぷりがよく伝わってくるインパクトのある芝居がとても良かったです。「最低だな」と軽蔑する感じではなく「ホントどうしようもないな」と呆れて苦笑いしてしまうような小悪党ぶりが好きです。
新三郎は大事な金ヅルだと語る時のニヤっとした笑顔や、新三郎が寺から預かってきた仏像を見つけた時の物欲しげな眼差しなど、表情やセリフまわしに何とも言えない品の無さが滲み出ていて、お峰の欲深い性格がしっかり伝わってくるところが良かったです。絵に描いたような小悪党ぶりがちょっとコミカルにも映り、重くオドロオドロしい雰囲気のドラマの良いスパイスになっていると思います。