※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 3.6 /5.0(71%) | 591位 /1089件中 |
キャスト 3.5 /5.0(69%) | 807位 /1089件中 |
演出 3.6 /5.0(71%) | 582位 /1088件中 |
音楽 3.1 /5.0(61.8%) | 751位 /1089件中 |
感動 2.4 /5.0(47.2%) | 883位 /1084件中 |
笑い 3.6 /5.0(71%) | 229位 /1084件中 |
スリル・興奮 3.2 /5.0(63.6%) | 543位 /1081件中 |
脚本・ストーリー 3.6 /5.0(71%) | 591位 /1089件中 |
キャスト 3.5 /5.0(69%) | 807位 /1089件中 |
演出 3.6 /5.0(71%) | 582位 /1088件中 |
音楽 3.1 /5.0(61.8%) | 751位 /1089件中 |
感動 2.4 /5.0(47.2%) | 883位 /1084件中 |
笑い 3.6 /5.0(71%) | 229位 /1084件中 |
スリル・興奮 3.2 /5.0(63.6%) | 543位 /1081件中 |
内田理央が大胆な役柄に挑戦する「色モノドラマ」というくらいの感覚で見ていたのですが、登場人物すべてに個性があって見た後に明るく楽しくなるドラマでした。会社から安月給でこき使われながらも、明るく自分らしく生きる若者たちの姿が描かれていて、原作者のいつまちゃんの鋭い観察力と魅力のつまった作品です。
桃江や檜山、林など一癖ある恋愛癖や性への衝動も、自分らしさを大事にする若者へのメッセージに感じられて何故か胸が痛くなりました。主人公の桃江も松田君とはカップルにならずに一線を越えなかったシーンには、本当の恋を求める桃江の前向きな意思表示を感じられて良かったです。
原作のファンでしたが、実写化はあまり好きではないのでそこまで期待はしていなかったのですがキャストさんも素敵で大好きなドラマでした。
コミカルに描かれている部分と男女の悩みなど刺さる内容も多かったり、恋愛話もあったりと色々な面で楽しめました。内容的に22時ごろなどゴールデンタイムでは流せないような内容ではあるのですが、今の世の中に対しては必要というか需要があるような内容ではないかな?と個人的には思います。ですが下手にゴールデンタイムにやって内容がマイルドになったら嫌なので、シーズン2もこの路線のまま突き進んでもらいたいです。
檜山は自分の理想通りの相手に対して仕事を通して、お金を介してしか会ってないのに告白すればうまくいく感を出しているので、実際に心との温度差を見てしまうとメンタルをやられます。太客だからフラれはしないんだろうけどお客以上にはなれないだろうし、どこかで心の本音を知っちゃったら檜山はそれこそ死んじゃうんじゃないかと不安になりました。
桃江の現実もひどい…。楽しみにしてた食事をドタキャンされただけでも辛いのに、何人もいるセフレがまるで役に立ってないことに悲しくなってしまった。
A君のドタキャンの理由は想像できてたから桃江の寂しさはセフレなんだから仕方ないじゃんとしか思えなかったけど、空気を読んで女性として桃江が恥をかかないようにしてくれた松田の優しさにはキュンとしました。近場に手を出したくないという理由とはいえ、この二人が一緒にいて何もなかったことには驚きでした!
でもA君の言い訳を都合よく信じちゃってる桃江には呆れました。
“筋肉バカ”“セカンド童貞”というこじらせ要素が渋滞中の林に新たな展開が生まれたのが何より微笑ましかった!そして、その林を手懐ける女装子の凪が謎の献身さで奥行きのあるリビドーを感じたよ。点と線がつながるように人間関係が深まるところはコミック的な見方から一気にドラマ的な展開になったかも。何よりキャラクターそれぞれに愛着が持てるような構図になっているのが丁寧で作品愛を感じた。下世話な話しながらも視聴者を置いてけぼりにしないのは見せ方の上手さと共感力にあるなぁと。アホアホなのに大事な部分は踏み外さないところが好き!
F君が本気かもしれないと抱いた罪悪感が高スペック持ちという情報によって薄らいだところに桃江の人間性が見えて面白かったです。でもF君をもてあそぶことに心を痛めてる桃江を見て、なんではっきり最初からセフレの一人のだよって言わなかったのかと疑問に思いました。
A君に言われて傷ついた一言を呆気なく口にしてしまった桃江には"結局同じじゃん"という感想しかなかったので、言ってしまったことを気にしてるだけで何もしてない桃江を優しいと言った松田には驚きました。
松田の人間性も誉めどころがないなと思っていたらハムスターを溺愛し始めたので、ギャップってすごい威力があるなと感心しました。
桃江ちゃんはFくんを傷つけてしまったけど、それはFくんへの優しさからきていると思います。本当は付き合ったって何の問題もないのに、きっと桃江ちゃんは自己肯定力が弱いから、Fくんのサラブレッドさに怖じ気づいたのかなと感じました。ただFくんが、この事で人間不信にならなければいいけどと心配になりました。クズだと思っていた松田くんに、かつて本当に好きだった人がいたんだと知って、意外でした。今後ぜひ登場してほしいです。
同僚に自分に好意を抱いている人がいるという話を聞されて鳥肌が立っちゃうほど引いてた梅だけど、相手の男性に対して自分の対応が気を持たせた可能性とかをあまり考えてなかったのが気になりました。レズビアンバーでも好意を向けられた瞬間に無理だってわかったみたいな流れだったけど、それって性欲に流されるまま生きてる桃江に自分が好かれたとしたらとか想像してみるだけでわかったことなんじゃないかと思いました。
桃江は配水管の修理にきた男性に欲情してた時点で、何かあったら流されるんだろうなと思っていただけにオチに意外性がなくて残念でした。
桃江の同僚のこじらせた恋愛観が浮き彫りになってこれからの展開が気になる終わり方だった。マッチョの林くんは元カノに未練タラタラでSNSでチェックしては一喜一憂していたが、案の定彼女が結婚するという知らせにトイレで泣きじゃくる様子は自業自得です。また爽やか系男子の松田くんはプライベートではプレイボーイで亜子ちゃんを簡単に丸め込んでいて、女扱いがうまいなと感心。職場でも自然な気遣いで桃江の恋愛対象にも入りかけていたが、社内恋愛のリスクからお互い距離を保っているよう。個人的には処女好きの林と実は処女だった梅ちゃんの接近に期待です。
Aくんの持つドSでハードな性癖のインパクトの強さに軽く引いてしまいました。高スペックでイケメンだからこそ中身とのギャップが引き立つのか、Aくんに共感できる男性は世の中にどのくらいいるんだろうかと考えてしまいました。
でも徐々にAくんのギャップよりも、縛られながら笑顔でいられてAくんにガチで恋しちゃってる桃江のほうがヤバいなと思い始めました。でも桃江の凄いところは持ち前の明るさで仕事場でえっちな話をしてるのに違和感がないこと!桃江を演じてる内田理央さんのぽわぽわした雰囲気がぴったり合っていたので、2話も見たいなと思いました。
初回からあまりに過激なワードが飛び交う敷居の低さと性癖を細かに描写した内容…かなり攻めの姿勢を感じたよね。内田理央さんを贅沢に使い、これほどアホアホな作品になるというところが素晴らしい!「すごく勃起してる!」「後ろでしちゃった!」などのセリフも毎回聞けるかと思うと永久保存クラスのありがたさだね。そして、主人公の同僚が全くもって性の香りがしないというのもまた面白い要素の一つ。二人の関係はそのままにトンでもエピソードをぶちかましてほしい!
久しぶりに、深夜しかできない攻めたドラマが出たと、驚きました。桃江さんは性にだらしなくて、梅ちゃんは二次元にしか興味なくて、変なふたりが変なセリフのやりとりが面白かったです。結構な下ネタを女優さんが照れずに言ってるのをみて、プロってすごいと思いました。しかもナレーションがつぶやきシローさんというのが、目の付け所が素晴らしく、センスがいいです。そういえば、内田理央さんと太田莉菜さんは、海月姫のドラマと映画で、同じ役をされていたなあと、ふと思い出しました。