『沈黙法廷』での永作博美 (山本美紀役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
永作博美 (山本美紀役) は 「2017年10月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
しゃべりすぎない難しい演技がいい。 もちキャラの性格悪いのイメージがこの役とオーバーラップして、 とってもキュートで「幸の薄い女」を見事に演じていると思います。
最終回、裁判で証言台に立つ高見沢を見る眼差し、証言を聞いている間の表情で山本美紀の心情の変化がちゃんと伝わってきたので、黙秘をやめて馬場との関係を話し出す場面も唐突に感じなかったのが良かったです。山本美紀は暗くて陰のある女性ですが、永作さんが演じると陰険な感じがせず、儚げで不思議な魅力のある女性に感じられます。
3話の取調べシーンや矢田部との面会シーンでは物言いたげな表情を何度かしていましたが、そのたびに「言いたいことがあるなら言えば良いのに」と美紀に対してイライラして観ていました。それは永作さんの演技が上手いからなんですよね。完全に山本美紀にしか見えなくなってます。看護師時代の患者に向ける笑顔は天使のようで「こんな人が殺人をするはずない」とも思えますし、現在の闇を抱えたような表情からは得たいの知れない怖さのようなものを感じますし、ヒロインの二面性を上手く表現していると思います。
口数の少ない物静かな主人公の役ですが、その抑えた演技に引き込まれます。本当に事件を起こしたのかしていないのか、見ていてもどちらなのかわかりませんが、あれこれ想像しながら見ています。童顔な彼女ですが、大人の演技がとても良いです。
2話で取調べを受けるシーンで、表情を変えずに淡々と話す様子が全然感情が見えてこなくて、ドラマの一番の見所である「山本美紀は犯人なのか」という謎を深めてドラマをより面白くしていると思います。刑事のあげ足取りにも動じずに冷静に切り返すところは感情がなさそうな怖さも感じました。単なる無表情ではなく抜け殻っぽいというか、高見沢と一緒にいた時とはまるで別人で、永作さんの表現力の高さに感心しながら観ています。
可愛らしい笑顔が魅力の永作さんですが、今回のような陰のある役も上手いと思います。笑顔を封印したどこか寂しげな表情と意味ありげな目線、淡々とした喋り方で山本美紀のミステリアスさをしっかり表現していると思います。服装も髪型も地味だし化粧っ気もほとんどないのに、市原さんが惹かれるのも納得の美しさと不思議な色気が感じられるのも良いですね。
しゃべりすぎない難しい演技がいい。
もちキャラの性格悪いのイメージがこの役とオーバーラップして、
とってもキュートで「幸の薄い女」を見事に演じていると思います。
最終回、裁判で証言台に立つ高見沢を見る眼差し、証言を聞いている間の表情で山本美紀の心情の変化がちゃんと伝わってきたので、黙秘をやめて馬場との関係を話し出す場面も唐突に感じなかったのが良かったです。山本美紀は暗くて陰のある女性ですが、永作さんが演じると陰険な感じがせず、儚げで不思議な魅力のある女性に感じられます。
3話の取調べシーンや矢田部との面会シーンでは物言いたげな表情を何度かしていましたが、そのたびに「言いたいことがあるなら言えば良いのに」と美紀に対してイライラして観ていました。それは永作さんの演技が上手いからなんですよね。完全に山本美紀にしか見えなくなってます。看護師時代の患者に向ける笑顔は天使のようで「こんな人が殺人をするはずない」とも思えますし、現在の闇を抱えたような表情からは得たいの知れない怖さのようなものを感じますし、ヒロインの二面性を上手く表現していると思います。
口数の少ない物静かな主人公の役ですが、その抑えた演技に引き込まれます。本当に事件を起こしたのかしていないのか、見ていてもどちらなのかわかりませんが、あれこれ想像しながら見ています。童顔な彼女ですが、大人の演技がとても良いです。
2話で取調べを受けるシーンで、表情を変えずに淡々と話す様子が全然感情が見えてこなくて、ドラマの一番の見所である「山本美紀は犯人なのか」という謎を深めてドラマをより面白くしていると思います。刑事のあげ足取りにも動じずに冷静に切り返すところは感情がなさそうな怖さも感じました。単なる無表情ではなく抜け殻っぽいというか、高見沢と一緒にいた時とはまるで別人で、永作さんの表現力の高さに感心しながら観ています。
可愛らしい笑顔が魅力の永作さんですが、今回のような陰のある役も上手いと思います。笑顔を封印したどこか寂しげな表情と意味ありげな目線、淡々とした喋り方で山本美紀のミステリアスさをしっかり表現していると思います。服装も髪型も地味だし化粧っ気もほとんどないのに、市原さんが惹かれるのも納得の美しさと不思議な色気が感じられるのも良いですね。