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脚本・ストーリー 3.3 /5.0(66.6%) | 690位 /1089件中 |
キャスト 4.0 /5.0(80%) | 490位 /1089件中 |
演出 4.3 /5.0(86.6%) | 121位 /1088件中 |
音楽 2.8 /5.0(56.6%) | 863位 /1089件中 |
感動 2.8 /5.0(56.6%) | 674位 /1084件中 |
笑い 1.7 /5.0(33.4%) | 988位 /1084件中 |
スリル・興奮 3.2 /5.0(63.4%) | 549位 /1081件中 |
脚本・ストーリー 3.3 /5.0(66.6%) | 690位 /1089件中 |
キャスト 4.0 /5.0(80%) | 490位 /1089件中 |
演出 4.3 /5.0(86.6%) | 121位 /1088件中 |
音楽 2.8 /5.0(56.6%) | 863位 /1089件中 |
感動 2.8 /5.0(56.6%) | 674位 /1084件中 |
笑い 1.7 /5.0(33.4%) | 988位 /1084件中 |
スリル・興奮 3.2 /5.0(63.4%) | 549位 /1081件中 |
伊藤万理華さんがメチャ初々しくて新鮮だったし自分の中の葛藤が体全体の演技で表現されていてよかったです。せっかく潤一が現れて満ち足りた心境になれたのに、カレーを一人でパンにつけて食べる姿が半分気丈で半分切なく微妙な演出だった。潤一は相変わらずマイペースで淡々としていて川沿いの道をただ進むだけだけど、青いTシャツが曇りや迷いがない潤一のピュアでありのままの生き方を象徴しているようだった。6話が全部曖昧な完結の仕方なんだけどずっと余韻が残り、どの話が最終話になっても違和感がない大人のドラマだなぁと思った。
高校生に「ホテル行こうよ」とストレートに誘う潤一にびっくり。不純異性行為じゃん?!と思いながらハラハラして視聴しました。足を負傷していた潤一はボートでホテルがある対岸に向かうわけだけど、自分がまだ性体験を知らないことでウツウツとする高校生をの瑠依は映画「ホットロード」の和希を思い出させた。瑠依は和希ほどハートブレイクしてはいないが複雑な事情に翻弄される思春期の瑠依は母と母の恋人の前では健気なほど大人を演じていたなぁと思う。また、瑠依をホテルがある向こう岸に置き去りにした潤一の顔、どうして見せなかったんだろう。読み取れない自分はその時の潤一の表情が見たくて仕方なかった。
機微だらけのドラマだよね。
潤一と千尋のラブシーンを見て、家族は「俳優って何でもやらなきゃいけない仕事だから、大変だよね」とつぶやいていたのがなんだか忘れられない。上半身だけのラブシーンなのにすごく熱っぽく見える演出に仕上がっていたのが印象的だったな。
実は初回でしか見れなかった潤一の太極拳の型が、また見れたのが嬉しかった。何をしても続かないという潤一だけど太極拳だけは続いてるんだな。工事現場の目的が穴掘りだったというのもすごい意味が深いよね。なにしろこのドラマは女性の心の隙間や心の穴を巧に描くドラマだから。
江口のりこがゲストというだけあって体から発散される演技力女優魂が見られ心に残るドラマだった。
R指定に原田美枝子がゲストだなんて!と思っていました。エリート家庭の主婦というキャラクターが定番的になった彼女だけど、どんな表現で潤一とのつながりが描写されるのだろうと。見てみたら一番のクライマックスはR指定の部分より、むしろ思いがけない潤一の夢を見た汗っぽいシーンとは対照的な、自転車の二人乗りのシ-ンでした。躊躇しながらも潤一の背中に顔を押し当てる無邪気な原田美枝子さんのうっとりとし微笑をたたえた演技が一番多弁でした。いつもながら深い余韻を残すドラマです。
映子の回の余韻とは、また違う空しい余韻が強かった。
気まぐれに女性とかかわるたびに職を変える設定だけど、あの洗いざらしのシャツを着た潤一の後ろ姿が何を語るのか、そこを自分なりに読み取ろうとするけど虚しさが圧倒的に強くてなかなかわからない。
風変わりな名前のバーで一心に氷を割る画面の中の潤一は真夏の蒸し暑さにぴったり来るビジュアルだったし、官能レベルは映子の時よりも露骨に感じたけど、妊婦との交渉の官能レベルとジャンルを違えたエロスの違いを12Rで表現するチャレンジ精神が垣間見られた気がした。
なんとなく夜更かしをしていてつけっぱなしにしていたチャンネルでから流れていたのがディレクターズカット版でした。
余韻を残し、その余韻で考えたり切なくなったりできるドラマが好きだし、そういうドラマは貴重。
一生懸命にならずとも、ドラマを見てありのままを感じて行けばいいだけだと思います。見ている人の内面によって展開のイメージが人それぞれ違いがあり、それでいいのだというドラマではないでしょうか。
臨月を迎えようとしている妊婦との交わりそのものが人それぞれ見方や捉え方が違うはず。そこが狙いのドラマではないかな。
潤一は女性の寂しさにとても敏感。彼の内面にもすごく興味をそそられてしまいました。