病室で念仏を唱えないでください

ザ・いい人だと思っているムロさんにものすごく腹が立って、何でこんな言い方するんだ、本当に憎らしいと思わされるような演技でした。普段の嫌なやつの演技とのギャップで、伊藤さんに熱く後押しするシーンが際立っていて良かったです。

最近は二の線でいくのねー、ムロツヨシ。佐藤二朗とおんなじ匂いがしてたのに今じゃどちらもこなすバイプレーヤーだもんね。カッコよくはないけどツンとした役も嫌いじゃない。その中に隠した情熱もふとした時に見えて素敵。

子供の患者さんに対する接し方が、心からの笑顔に見えず、心にもないこと言っているな、と感じます。感情を素直に表すことが下手な人なんだなと思います。手術のときによく言う「はい、ありがとさーん」の言い方や言葉自体がむかつきます。ムロツヨシさんのおちゃらけ気質を封印した、どこまでも嫌な奴の演技を観ることが出来て良かったです。さすがです。

自分の正義のために悪になる姿はかっこよかったですね。確かにちょっと嫌みっぽいけど医者として筋は通っていて、患者にとっては本当にいい医者なんだなと改めて思いました。病気の子どもを見守る姿はどこか優しいですしね。志のために頑張ってほしいです。

クセが強すぎる演技で本当にイラッとしました。でも主演の伊藤英明さんとは対極にある演技で、あれがあるからこそ主役が輝いて見えたことは間違いありません。あんな人間いたら本当ムカつくけど、ドラマで見る分には面白くて良いです。気のせいかもしれないけど、回を追うごとにムロさんのクセの強さが強くなっていってて、嫌みったらしさが倍増している気がします。

ムロツヨシさんの個性が、止まりません！漏れ出てます。ムロツヨシさんにしか出来ない役柄です。本当に面白いです。伊藤英明さんとのやり取りが、最高で、毎回、そこを楽しみにしています。ムロツヨシさん演じる濱田先生の、あの嫌味な感じが堪りません！基本、無表情っぽいのですが、少しの表情の違いが、ムロツヨシさんにしか出せない演技だと思います。まだまだ、色んな演技が飛び出してきそうです。

番宣の時に、こんな悪いムロツヨシを見た事がない位、いやらしい悪～い奴になっていると言っているのを聞いたのでそれにしては期待外れな感じです。期待が大きすぎたのかもしれませんが、悪～い顔をしても、どうしても人の良い感じが残ってしまい、その後にふにゃっと笑う様な面影が浮かんでしまいます。残念な印象です。

プライドとコンプレックスの塊って感じがいいです。口調は優しいんだけど目は笑ってないし、たっぷりの嫌味は言うし、なんなら頭突きでどかしちゃうし（笑）やってることは全然穏やかじゃない。見た目と中身のギャップに笑ってしまう。

手術中に口出してくるところ本当にイライラしました。ムロツヨシの演技が上手なんですよね！いや本当に腹立つやつ。でもなんか憎めないのがムロツヨシのいいところな気がします。濱田先生のこと完全に嫌いにはなってない。これからの松本先生との対決に注目したいです。

エリートで名声もあって腕も良いみたいだけど、人間性は冷たそう。あのビジュアルだから一見、人柄も良さそうに見えて人当たりも悪くはない感じだけど、自分の不利益になることからは徹底的に避けてる印象もあって、好人物というわけではなさそうな雰囲気。きっと松本とは正反対のマインドの持ち主なんだろうなという感じ。

謎の怪しい人間の役でムロツヨシさんの右に出る人はいないと思います。セリフを発さずとも、たたずまいからして、この人何かあるな…というオーラをかもし出してして、役の重要どころ、ストーリーの要となっている様子を伺わせます。

｢ナシよりのアリかも｣な役柄にびっくりしました。デキりオトコ！しかも医者！でもムロツヨシ！テレビの取材なども来てしまうほどの人気のお医者さんだなんて、やっとムロツヨシの時代が来た！と思いました。13年前の伊藤英明さんとの因果が今後のストーリーにどう影響してくるのか楽しみです。

普段は福田監督の作品のような、コミカルな役が多いイメージがありますが、今回は全く違う印象を受けました。真顔のシーンが多く、笑ってもなにかを企んでいるような怪しい表情が今までにないものなので、見ていてもっと知りたいと思わせてくれます。