義母と娘のブルース

恋つづの佐藤健見てからもう一度見ると、すごいなあって感じました。
演技力が。

一番気に入っているのは、意外な場面で笑いをとっているところです。一生懸命過ぎて空回りする行動や言動をする宮本亜希子が、ビジネスとしては手腕を発揮というところで活かされていても、恋愛においてまったく活かされておらず、麦田の告白やみゆきの後押しも全て勘違いしてしまうというところも面白いし、そんな役を綾瀬はるかがここまで上手に演じられると思っていなかったので、そのキャスティングも意外な笑いです。時として麦田もみゆきも暴走しますが、麦田の親友や大樹が冷静に対処するところがメインの(笑)どころとは対照的にクールな笑いを誘っているところも最高に面白いです。

１話を観た時にはまさかこんなに大好きなドラマになるとは思いませんでした。回を重ねるごとに色んなことを乗り越えながら本当の家族になっていく亜希子、みゆき、良一の姿は微笑ましかったり切なかったりもどかしかったり…。ちょっとしんみりしたり重苦しい空気になった時には麦田店長や田口が良いスパイスになってクスっと笑わせてくれ、観終わったあとにほっこり温かい気持ちになれる素敵なドラマだったと思います。最終回もしんみりせず、亜希子の天然ぶりと最後の奇跡で明るく終わったところも良かったです。

麦田店長の亜希子さんに対する思いがアツい！だけど亜希子さん鈍すぎて見てるとついつい笑ってしまう（笑）この2人のやり取りが最高すぎます。みゆきと大樹くんも相変わらず仲良しでピュアな感じ。キスくらいあってもいいんじゃないかい？と思ってしまうほど。大樹くんがちょっと大人っぽすぎるのかなと、麦田店長にも言いたい事遠慮せずに話してるし。今時の高校生と比べると少し違和感があります。でも、全体的にみんなの個性がいかされていていい味出してます。

あきこさんの鈍感ぶりはもうギネスレベル！久しぶりに　あきこさんのはっとして恥ずかしそうな困った顔をみました。以前良一さんが生きていた時は、よく見せていたのに。最近全然みてなかったので、なんだか私もうれしかったです。空に向かって「だんなさーん　ありがとうー」と叫んだ時は最初何が起こったのかわからずきょとんとしてしまいましたが、感動して涙がでました。プロポーズ断られるんじゃないかと思っていたのですが、ＯＫもらったんですかね？ラストの背中のシーン。ちょっと気になります。まさかと思いますが、あきこさんも病気とかではないですよね？来週が楽しみすぎます。

経営者、マーケッターの視点で分析をして解決策を見出すのをいつも面白いと思っています。どうやってパン屋を立て直すのかと期待して見ていたら「温故知新」という若干ベタな展開だったので驚きましたが、見ているうちに納得しました。第1回から出続けていてもう一人の主人公と思っている、いまだ謎が残っている佐藤健演じるパン屋店主がついに覚醒か、というところですが、これまでの流れからするとそう簡単に話は終わらないのではないかと思っています。この「パン屋編」のあとに作品全体を包むような何か（奇跡？）があるのではないかと。次回も楽しみなドラマです。

麦田のリニューアルオープンに向けて、みゆき幼馴染ママ友皆が協力し合っている所が観てて微笑ましいです。大きくなったみゆきとあきこの掛け合いも面白いです。店主がやっとやる気を出しパンを作り出していっている所にすごい進歩を感じ頑張って欲しいという気持ちやひろきくんのみゆきを見守る雰囲気、言動がとてもかっこよく思わずキュンとしてしまいます。麦田のリニューアルオープンは成功するのか、店主とあきこの関係はこれからどうなるのか次回の楽しみです。

最初の数話で綾瀬はるかの真骨頂が見られる作品です。私の個人的お気に入りは、声優の物まねをしている回です。

原作はたった2冊分の四コマ漫画ですが、私自身もざっくりとしか原作に目を通していませんが、原作沿いである作品であり、ところどころに涙を誘うエピソードと、そしてあっさりと進んでいく物語とは今後みゆきちゃんたちが巻き起こすことに目が離せなくなりそうで、それをどうドラマでは演じられていくのか、目が離せなくなる要素がたくさんあります。

最近の話になって佐藤健がどのように物語に絡んでいたかを見ることができますが、序盤は佐藤健の役どころがいまいちつかめませんでした。（原作にもありませんでした）
でも直近の話で伏線とみれば、少し胸がきゅんとし、演出の良さを感じました。

その胸キュン要素と同時に、竹野内豊の役どころとは？という思いにも至ってしまうので、今後のみゆきちゃんとの関係に期待するばかりです。

ただ、奥山佳恵の演技が下手すぎました。写真だけ、過去のみゆきちゃんとの物語だけといえども、正直、奥山佳恵クラスの知名度のある人を使う意味がなかったと思っています。
顔写真に印象が残るような女優さんならば、誰でもよかったのではと思ってしまいます。
そして亜希子の元会社関係にある村本も余計な配役だったのではと思います。重要なのは、きっと浅利くんの役どころだと思うので、知名度がそこそこある人を使う意味が全くわかりませんでした。無駄に知名度があると、今後の物語に絡んでくるのではないかと余計な憶測をしてしまうので、村本は本当にいらんかった、無駄だった、そういう結論に至ってしまいました。

ドラマ開始時はちょいちょい出てくる佐藤さんの場面って必要なの？と思っていましたが、最終回直前になってその伏線が全て綺麗に回収されて「お見事」と思わず唸ってしまいました。人間関係が狭いドラマなので、亜希子が会社を辞めた後も自然に田口を絡ませてくるところもマンネリを防いで新鮮で良いですね。回想シーンですが久しぶりに良一が出てきたのも、亜希子にとって彼が大切な存在なんだと再認識出来て良かったです。

4コマ漫画が原作とは思えないくらい登場人物1人1人の内面を丁寧に描いているおかげでキャラクター皆に愛着や親近感が湧きますし、大事件が起こるわけではない日常を描いたストーリー展開でも飽きることなく楽しんでみることが出来ます。少ない出番ながら宇梶さんの息子との距離感やパンへの愛情が伝わる演技も素晴らしかったです。

義母としての役割に徹していた綾瀬はるかさんが、パートに出たパン屋さんでバリバリのキャリアウーマンからのアドバイスには、まるで日曜劇場のビジネスドラマを観てるようでワクワクしました。明子さんにプレゼンされる佐藤健さんのダメっぷりや叱られ方が、まるで自分と重ねてしまって。2人のやり取りを観ていると、こちらまで応援やダメ出しをされてるようで…明子さんのダメ出しはビジネスとしての真髄なダメ出しで、そこに愛情があるから、余計に心にしみてしまいました。2人の恋についてもこの先どうなるのか期待大です！

ついに店長があきこさんを好きになってしまったか、というところが、予想していたとはいえ今後の恋愛展開を期待させます。
みゆきちゃんも実は色々な葛藤があったのだなということも分かり、親子で土下座しあうところはコミカルでありつつも、感動で胸がいっぱいになってしまいました。
個人的には竹野内豊さんが過去の回想シーンでもいいので、もっと登場してもらえたらいいなと思っていたのですが、今回もその辺はあまりなくやや残念でした。

綾瀬はるかの一風変わった武士風の役柄のとりこになってしまいました。あまり自分の母親ぶりに自信がなかったようですが、むしろ愛が重すぎたということを本当にこじれる前にぶつけ合えて、良かったです。
また佐藤健演じる麦田と、井之脇海演じる大樹のさわやかさと人柄の良さにも感服です。こんな2人がそばにいたら、義理母と娘も肩の力を抜いて、いい人間関係が築けそうですね。ぜひパン屋の立て直しに成功して、幸せになってもらいたいです。

最初は、新しくママになる父親の再婚相手と、それを受け止められず拒否する娘の、よくあるドタバタ劇かと思っていましたが、回を重ねるにつれ、ぶれない超個性的なキャラクターやセリフが面白く楽しみになりました。本音で言えば、もう少し小学生のまま、竹野内豊が生きている時の3人のやりとりを見ていたかったと思いましたが、高校生に成長した娘と義母のからみでも、2人揃って土下座をしたり、落ち込んだ時に壁に額をつけて凹んだりするのは、相変わらずで面白いです。竹野内豊が死んでしまったぶん、成長した大樹くんが出て来て、2人をサポートする感じも良いと思います。

良一が亡くなって退場してしまったことで見る楽しみが１つ減ってしまいました。原作では亡くなることになっているようですし遅かれ早かれこうなることは分かっていましたが、先週の回で治療が効いて良くなってきているようなことを言っていたのでドラマは原作とは違うオリジナル展開になるのかと思ってしまいましたが、期待を持たせておいて結局死なせてしまうなんてがっかりです。高校生になったみゆきも亜希子が育てた割には言動がアホっぽいですし、子供自体がもっと見たかったです。

大きくなったみゆきと大樹をみて、午後ティーのCMだーと興奮した。それだけでかなりキュンキュンする二人だが、一歩間違えたら大樹の行動はストーカーだぞと心配になってしまう。小さい頃のみゆきはしっかり者のイメージだったので、高校生になったみゆきの悠長なマイペースぶりには晴美でなくとも不安を感じる。亜希子の貯蓄額もすごい気になったが、日々のデイトレードの成功秘訣も公開してほしくなった。いざ働きに出て仕事する姿を娘に見せようという作戦はもはや遅いのでは？と思うが、あのどうしようもないパン屋をどう再建していくのか楽しみだ。

今期、一番お気に入りのドラマです。嫌な人が出てこなくて登場人物皆どこかしら愛すべき一面があり、亜希子やみゆきの天然っぷりにクスっと笑えたり、血のつながり以上の2人の絆と愛情にホロリときたり、見終わったあとにほっこり温かく幸せな気持ちにさせてくれるドラマだと思います。

みゆきが自転車に乗れるようになった時、みゆきも亜希子も笑顔全開だというのが素敵だった。特に亜希子に限っては今まで表情のレパートリーが狭かったにも関わらず、笑顔を見せてくれたというのが良かった。それから9年後という展開に移る時に、高校3年になったみゆきがまともに自転車に乗れるというシーンを出すという演出がよかった。9年前はやっと自転車に乗れた状況であったのに対し、9年後では自転車で通学しているという姿が見られるだけで、みゆきの成長が伺えるので演出が素晴らしかった。

私は3人で過ごせるようになるハッピーエンドを思い描いていたから、あまりに早くあっさりパパが死んでしまって、これは夢か空想か？と思ってたけど、本当に死んじゃってたのにびっくりした。これからがこのドラマの本題だったのかぁーと今頃理解した。同級生の男の子が立派に育ってて娘と再会できて良かったし、小さい頃の娘とすごく雰囲気がよく似てて、キャスト選びが良かったと思う。
佐藤健が職を転々とコメディーのように出てきていたからり、ここから義母との絡みが始まり楽しみ。

良一が亡くなり、それでも気丈にあきこと娘のみゆきは振舞っていて見ていて胸が痛くなりました。2人で生きていこうと決めて抱き合っている姿はもう涙が止まらず感動しました。小さい奇跡を2人で集める姿は素敵でした。本当の母じゃなくても誰よりも娘を優先するあきこはすごく素晴らしいと思います。9年後相変わらず、言葉遣いが変わらないのは笑ってしまいました。そして普通の母親のように進路を心配するけど少しズレていて可笑しかったです。やっと再就職を決め佐藤健演じる麦田と繋がりどうなるか楽しみになりました。

亜希子の表情筋がほぐれて、様々な表情をするようになってきたのが素敵だった。特にみゆきが自転車を漕ぐようになった時の亜希子の最高な笑顔に心が打たれた。セリフが無くても、亜希子とみゆきの表情を見るだけで何を言いたいかというのが伝わってくるのは良い。このドラマに出演しているキャスト全員の演技が輝いている。
良一さんが亡くなってしまったというのが悲しかった。退院したばかりではなかったかと気になった。それでもガンに負けてしまったのだと感じるとなおさら悲しくなった。それでも、亜希子とみゆきは乗り越えて生きているというのが良かった。

ドラマにありがちな「あれから○年…」という展開ではなく、良一の葬儀をきちんと描き、最初は涙も見せず事務的に仕事をこなす亜希子やみゆきが徐々に感情をむき出しにして泣きだすまでを丁寧に見せてくれたのが良かったです。みゆきが泣きながら初めて「お母さん」と呼んだシーンは涙腺が壊れたかというくらい貰い泣きをしてしまいました。高校生になったみゆきとひろき君が子役の面影が残る配役で違和感がないところも良かったです。

竹野内豊演じる良一が入院する回です。でも同時に偽装結婚を飛び越えて、夫婦や家族の愛情が深まる回でもあります。体を拭いてあげることもできないくらいの関係なのに、ヤキモチをやいてしまう綾瀬はるか演じる亜希子が可愛らしかったですし、良一の方も娘のためによんだはずの亜希子に頼って八つ当たりしたりと、家族らしい、いい関係をたくさん見れて、感動することしきりでした。最後の方で改めてプロポーズした良一に、拍手を送りたいです。

良一がガンの治療の副作用で余裕がなくなってしまい、亜希子に対して本当の夫婦じゃないと八つ当たりしてしまったシーンがとても苦しくて切なかったですが、亜希子なりに良一のために出来ることを考えて行動する背中を見て、良一もみゆきも前よりもっと亜希子に惹かれていくシーンにぐっときてしまいました。
ようやく良一も亜希子への気持ちを口に出してくれたので、最後まで家族3人揃って幸せでいてくれるといいなと強く思います。

全体的にコミカルなタッチで進行している本作品も、いよいよ中盤の佳境に入りストーリーが大きく動いてきました。当初、実際にはあり得ない存在であり、ただひたすら面白いだけの存在だった亜希子に芽生えた、妻・母としての愛情と、かつてのスーパーキャリアウーマンとしての一面が対照的に描かれています。実際には「やはりあり得ない」のですが、回を重ねるたびに自然と宮本家の動向に引き込まれてしまう演出にはまってしまっています。

設定に現実味がなくてはじめは正直つまらないなと思いながら観てました。お堅いキャリアウーマンのあきこさんにはあまり感情移入できないな、と思っていました。でも回数を重ねていく毎に時々出てくる、ビジネス用語を普段の会話に使っちゃたり、家庭では不器用な面をみせるあきこさんが可愛らしくて、くすっと笑えます。
急に良一さんの闘病シーンが多くなって、命が絡んだ重い雰囲気が垣間見えていますが、家族を育む良一さん・あきこさん・みゆきちゃんのあったかい気持ちが伝わってくる脚本・演出で、演技も素晴らしく引き込まれます。今はとにかく3人が少しでも幸せでいられる姿が見られるように、応援するような気持ちで楽しく見れてます。

亜希子と良一が互いに愛を感じ始めて本当の夫婦のようになっていく姿は見ていて温かい気持ちになれます。私の家族も大病で闘病中なので、3人で商店街を手をつないで歩いたり、川の字になって一緒に寝る宮本家を見ていると、家族揃った何気ない当たり前の日常がどれだけ幸せなことなのかを再認識させられます。

キャストが豪華ですごく好きなのですが、どうしてもアノ綾瀬はるかさんの話し方が結婚している設定には無理があってなんとも入り込めないと思ってしまいます。今回の一人で運動会の役員をやる。という設定もいくらなんでも無理だと思ってしまいました。実際いろんな人が自主的に手伝ってくれて少し感動しました。私も子育てをしているので子供中心に色々考えてしまうことなどを見ていると共感はします。でも仕事を辞めてしまったり気持ちはわかりますが、竹野内豊さんが病気ならなおさら仕事は続けてたほうが現実的だなぁと思いました。両立の辛さかと思ったので残念でした。出会いの設定などを考えたいるときに少し二人の距離が縮まっている感じがしてよかったです。下ネタを勘違いしていて真っ直ぐに話しているのが笑えました。それからずっとでてくる佐藤健さんが何者なのかよくわからないところも気になりますけど接点がなさすぎてなんとも言えないです。

回を重ねるごとに、みのりと亜希子の距離がどんどん近づいてきて、家族らしくなってくるところを楽しみに見ていましたが、みのりが両親に対して偽装結婚ではないかと疑い、実はそれがあながち間違っていないという展開に驚きました。
亜希子がみのりに悲しい思いをさせないよう、良一が本当に愛しているのは今でもみのりの母親だけだと分かってもらえるような自分たちの出会いを作り出そうとしていたところが切なくて苦しかったです。

元エリート女性部長とPTAといういかにもミスマッチな要素が、予想通り噛み合わず衝突していきます。双方ともにステレオタイプというにはデフォルメされすぎたキャラクターであるため、どこか浮世離れしたギャグタッチで話は進行していきますが、現実社会でも起こりうる切実な問題だったりします。実際にはここまで派手に衝突することはほぼなく、もしあったとしたら、ドラマでは最後きれいにまとめていましたが、実際は修復不可能な傷跡を残すことになりそうです。やや、スラストレーションを残す展開ではありましたが、ドラマとしては楽しむことができました。

亜希子とみゆきだけでなく、亜希子と良一も少しずつ本当の家族のように心の距離が近づいてきているのが嬉しくもあり、良一の病気のことを思うと切ない気持ちにもなります。2人でデートをして手をつなぐシーンも大人の男女なのに色っぽい雰囲気が全くなくて、初々しさと家族愛のような温かさが感じられたのが良かったです。宮本家を見ていると、愛情って本当に色んな形があるんだなと実感出来ます。

突然のこの再婚話の事情が少しずつ明らかになってきましたが、竹野内パパの表情がいちいち切ない…！今まで、ただのほほんとした愛すべきキャラのパパだと思っていたのに、重病を抱えて余命幾ばくもないなんて。
でも、頑張ってみようと思ってくれて良かった。生に対してだけは、欲張らなきゃだめだよ、やっぱり。
みゆきちゃんの自転車の練習、最後に手を離す瞬間のあの表情は、愛情深い父の顔でしたね。「もう大丈夫、ひとりで進んでいけるよ」と安堵の表情と、成長を見届けてやれない寂しさ、切なさ、悔しさ。
とても印象深いシーンでした。

ほんと昔から思ってたPTAの存在はいるのだろうか？
先生達の負担を軽減するために、発足されたんだろうが、結局ママさん達の争いごとに巻き込まれ、余計に負担になりそうな。結局暇な主婦達が傲慢に皆を巻き込んで喜びを得てるだけしか思えない。そんな大人達の傲慢さに子供達が被害を得てるのが許せない。ドラマのようなただ仲良く遊びたいだけなのに親達が遊ぶ友達を選ばせる、仲間はずれをさせるなど、今後の子供達の将来が見据えてくる。ドラマのようにあんな上手く皆が自然に協力するとは思えないが、先生達の威厳、親達のプライドを無くせば上手く行くのにと思う。

亜希子とみゆきの距離が少しずつ縮まってくる姿は見ていて微笑ましいです。PTA会長たちの大人げない対応にはイライラしましたが、1人奮闘する亜希子をみて子供たちが率先してお手伝いを申し出る姿はジーンときました。やはり子供は親の背中を見て育ちます。「子供達のため」と言ってるだけのPTA軍団より義母である亜希子のほうがよっぽど立派な母親に見えました。

1話を見出した時は、綾瀬はるかの役が独特すぎてなかなか入り込めず面白さを感じなかったです。
でも、一話の中盤からは綾瀬はるかの不器用すぎる娘との接し方や、真摯に向き合っている姿にジーンとしました。
2話目も早く見てみたいと思いました。
2話目は周りの母親と同じように接してあげたいと思う気持ち、娘の反応をみて、それに応えてあげようとする義母の姿を見て温かい気持ちになりました。
今後、この義母と娘がどのような親子になっていくのかがとても楽しみです。

お堅いキャリアウーマンが主人公なのでもっと面倒なセリフのオンパレードなのかと思いきや、押しつけがましくもなくコメディとして簡潔に話が進んでいくので軽い気持ちで観られます。綾瀬はるかのコメディエンヌぶりが、2話の子供向けアニメについて掘り下げる場面では発揮されていて、これからの話の中でもこうやって楽しませてくれるということが分かりました。
ガキ大将のヒロキくんが2話でも登場しましたが、これからもみゆきちゃんの転機に関わってくることが予想されました。ぽっちゃり具合が良いです。

亡くなった母が忘れられないみゆきのことも、なんとかみゆきの母親に近づこうとする亜希子のこともよく分かりました。最初ロボットのような印象を受けた亜希子ですが、徐々に人間味が出てきましたし、一瞬でも素の綾瀬さんが出たかのような演技があってなんだか可愛かったです。亜希子のペースに乗せられてやけに丁寧に話してしまうヒロキにも笑いました。まるでみゆきとのお見合いか「お嬢さんを僕にください！」とやってきた彼氏のようでもありました。

途中から見始めても展開が分かるほどに、分かりやすいストーリーを仕上げているというのが良い。特にハンバーグの食材を当てるゲームが面白かった。みゆきと大樹の間がイジメ関係ではなくて、友人関係へと進展したというのは感動した。大樹が岩木に対して生真面目な敬語を使うシーンも面白かった。終盤に宮本が倒れてしまうというのは一体何があったのだろうかと心配してしまった。このドラマはついつい感情移入してしまい、見飽きなく、終始笑い続けることができて良い。

第1話はみゆきの気持ちそっちのけの大人たちの行動が不快だったのですが、第2話は10年後のみゆきのナレーションや会社で倒れた良一の姿などから、少しずつ亜希子と良一が結婚や同居を急ぐ理由が分かってきてドラマの印象が変わりました。単なるドタバタコメディではないですね。家族3人でいられるうちにみゆきと亜希子はどこまで本当の親子のような関係になれるのかドキドキ気になりますし、宮本家を応援したくなりました。

何がなんだかわからないような話の展開にとまどいつつも、つい引き込まれてしまいました。
子役の演技も上手で、綾瀬はるかの変な人ぶりとのやり取りもなかなか見ものでした。
この先どうなるのか、なんでこうなっているのか、と期待感とハラハラ感のようなものがあります。
ナレーションがちょっと大きくなったであろう子どもの声であることも、未来を予感させるような感じがあります。
綾瀬はるかのまじめぶりにも、ついつい笑ってしまいました。
ちょっと感動の予感もあります。

綾瀬はるかさんが義母の役、竹野内豊さんが父親の役をするというのでどんなドラマなんだろうと期待して見ていたのですが、最初のシーンは期待はずれでした。子供に向かって名刺を差し出すというところがあざといというか、わざとらしすぎるキャラクターだと思いました。慣れればそういった話なのだと思えるのですが、仕事が出来るだけのキャラクターをなんだか茶化しているようにしか見えず脚本家のセンスを疑います。それに対して子役は妙にリアリティーがあるのでアンバランスさを感じました。

初回を観て､…???の感想で､これは少し最後までキツイかなと
感じたんだけど…多分このドラマは予め､あらすじを知った上で
観るドラマだと感じた｡
現に､あらすじを知った上で､第2話を見ると､スーっと自分自身､受け入れられて､違った角度から観ることが出来た｡
本来､ネタバレ的なことは好まないが､このドラマでは自分的に正解だった｡

綾瀬はるかの演技が「八重の桜」時代を思わせて懐かしく、面白いです。どうして再婚するのか、愛情ではなくてメリットというのはどういうことなのか、まだ全然見えてきていませんが、「義母」が真剣なのはとてもよくわかるので、事情が明かされる時が待ち遠しいです。娘役の演技がちょっと硬いのが残念な気もしますが、父親のことを慕っていて、新しい母親を受け入れがたい気持ちをがんばって演じていると思います。しかし竹野内豊が、パパ役とは…。でもダンディで素敵ですね。

綾瀬はるかさんも、とうとう母親の役ができるようになったのだなと思いましたが、クセがありすぎる役は似合わないと感じました。綾瀬はるかさんの良さは、ふんわりした部分なのに、それと真逆のキャリアウーマンという設定で、プライベートでも会社で使うような言葉遣いなので、見ていて息が詰まります。ちょっとずれているというところを見せたくて、腹芸をさせたのだと思いますが、唐突すぎて、どう反応して良いのかわかりませんでした。

第一話を見て正直イライラしてしまいました。どうして自分の子供があんなに嫌がっているのに無理矢理会わせようとするのか？ましてや再婚？？まだ母親が亡くなってたったの３年であんなに無理矢理再婚しようとする意味はなんなんでしょう…。今後の展開で何か意味がわかってくるのか？最後のほうは子供も義母に歩み寄ろうとしていたけど最後の最後で謎の腹踊り。子供にとってはすごく嫌だったんじゃないかな…今のところすごくモヤモヤが残った回で残念でした。

子供相手に真面目に名刺を差し出す姿はコミカルでしたが、ふりがなをふる気遣いにはなるほどととても勉強させられました。対策を練る姿は異常と言えば異常ですがこれくらいのことをしないといけないのかと振り返りました。歴女さながらちょこちょこ入ってくる格言や仕事をとるための手段は内容がよくわからなくても伝わってきます。履歴書を渡した返事がまさかの展開でここ最近でトップテンに入るくらいの感動を覚えました。こんなことされたら一生懸命この家族のために我が身を捧げようと思えるし覚悟も決まります。

予告がコメディっぽい雰囲気だったので期待して見てみましたが、思ったより面白くなかったです。綾瀬さんのキャラは徹底的に誇張していてコミカルさがあり良かったですが、みゆきの気持ちそっちのけで再婚話を進めていく、しかも再婚を認めさせるために学童クラブのお迎えも行かないとか、良一のキャラに共感出来ませんでした。