『19番目のカルテ』での田中泯 (赤池登役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
田中泯 (赤池登役) は 「2025年7月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
いつもいつもこの人が喋り出すと空気が変わる。とてもしなやかで綺麗な動きに釘付けになる。一つ一つの言葉が身に沁みて、危機感を煽ってくる。今のうちにどうにかしないとという熱い気持ちが伝わってくる。しゃべらないと決めたのに、滝野の迷いに気付き話し始めるところが好きだった。
実に上手い。指先まで見られることを意識した演技力は素晴らしい。体全体がどう見えるか、更に細部がどう見えるか、ちゃんとコントロールされているのがわかります。 表情の迫力につい目が行きがちだけど、松潤よりも5センチ高い身長を有効に生かし、時に背筋を伸ばして迫力を見せ、時に肩をすぼめることで老いぼれて見せる。80歳には思えない体幹と力強さも感じます。そこはさすが舞踏家だなと思います。 まさに「国宝」級の芝居だけに、松潤をはじめ共演者の方々は良い勉強になったのではないでしょうか。
飄々としていてチャーミングさもあって、何とも掴みどころのないフワっとした空気感が素敵。自由で緩い感じだけど、総合診療への思いや医師としての信念は確固たるものを持っていて、それを語る時の迷いのない力強い口調も説得力があって、徳重が恩師と仰ぎ、滝野が憧れるのも分かります。病を抱えてるのか、引退を考えているのか、何だか意味深で不穏な空気が滲んでいたのも印象的で、今後の展開がとても気になります。
いつもいつもこの人が喋り出すと空気が変わる。とてもしなやかで綺麗な動きに釘付けになる。一つ一つの言葉が身に沁みて、危機感を煽ってくる。今のうちにどうにかしないとという熱い気持ちが伝わってくる。しゃべらないと決めたのに、滝野の迷いに気付き話し始めるところが好きだった。
実に上手い。指先まで見られることを意識した演技力は素晴らしい。体全体がどう見えるか、更に細部がどう見えるか、ちゃんとコントロールされているのがわかります。
表情の迫力につい目が行きがちだけど、松潤よりも5センチ高い身長を有効に生かし、時に背筋を伸ばして迫力を見せ、時に肩をすぼめることで老いぼれて見せる。80歳には思えない体幹と力強さも感じます。そこはさすが舞踏家だなと思います。
まさに「国宝」級の芝居だけに、松潤をはじめ共演者の方々は良い勉強になったのではないでしょうか。
飄々としていてチャーミングさもあって、何とも掴みどころのないフワっとした空気感が素敵。自由で緩い感じだけど、総合診療への思いや医師としての信念は確固たるものを持っていて、それを語る時の迷いのない力強い口調も説得力があって、徳重が恩師と仰ぎ、滝野が憧れるのも分かります。病を抱えてるのか、引退を考えているのか、何だか意味深で不穏な空気が滲んでいたのも印象的で、今後の展開がとても気になります。