24 JAPAN

本場のドラマを知らないのですが、結構複雑で理解するのが大変だなと思いました。見たあとにホームページの相関図を見てそういうことか、とわかったところもあります。ドキドキする展開はありますが、何が起きてるのかがよくわからないまま過ぎていく感じでした。そもそも唐沢さんが所属している組織が何をしてるのかよくわからない…。そして娘さんが勝手に家を出ていき、その無防備ぶりもイライラします。個人的には女性初の総理大臣に頑張って欲しいです。

全24話の初回ということで、伏線が沢山あったなという印象でした。
獅堂の娘・美有の夜遊びと緊急の仕事が重なる展開が、いかにもこれから何かが起きるって感じでドキドキしました。
鬼束って同じCTUなのにどうして麻酔銃で眠らせたのか？
七々美が飛行機を爆破させてまで皆川の財布を盗んだ理由は？
など、あと23時間で解決して、更にまた何かが起こるのかと思うと（アメリカ版のドラマを見ていないので余計に）面白そうですね。
ただ、実年齢で唐沢さんと栗山さんが差があるのに『元恋人』ってちょっと無理がありそうだと思いました。

キャスト陣は豪華だが舞台を日本に移したことで、無理が出てくる部分になんの工夫もせずにスルーしてしまった時点で、非常に滑稽なストーリーになっています。まだ１話ですが、とても地上波でオンエア出来るレベルではないと個人的には思ってしまいますね。

初っぱなから溝を感じさせる家族関係や職場関係を見せつけられたけど、1人1人の人物がどういったキャラとか立ち位置なのかほとんど明確にならなかったので問題だけ見せて終わる展開は最悪だなと感じました。ストーリーと同時進行で一人ずつどんな人でどんな経緯でここに来たか説明をしっかりしてほしい。本家のの24を見ていないので配役で怪しいと思っていいのか、裏をかいているのかといろいろモヤモヤしました。それと倍速で見たので暗殺計画の調査や以前の事件を使った鬼束への脅迫は何とか緊迫感を感じましたが、リアルタイムで見たら感じたんだろうかという疑問が。
でも現馬と仲良くポーカーをしていた美有がその後こっそり抜け出した流れには意外性があり、暗殺計画と同時進行でただの夜遊びが逃げられない何かへと移っていった様子にハラハラしました。安易に知らない人の車に乗ってしまった六花の電話が切れてしまったことで共にいた男が本当に寿々の父親なのか疑わしく感じ、息をつく暇がないほど詰め込まれているなと感じもしました。

同時に色々な事が起こっているので、頭の中を整頓しながら見ています。
獅堂と郷中を襲った銃撃犯たちって誰なんでしょう？しかも、テロリスト組織に情報を流している内部通報者が水石なんて思えないですが。
郷中って信頼出来るのかも気になります。
そして、娘の美有が拉致されてどこに向かっているのかも心配です。
男たちがただのチンピラで、今回のテロ組織と関係してないと良いな、と思います。
前回、飛行機を爆破した七々美たちがテロ組織に間違いないですね。

酷い出来

いろんな登場人物がいて、さらに同時進行でいろんなことが起こるのでやはりついていくのが大変だな、という印象です。獅堂さんが何と闘っているののかがいまいち見えてきません。緊張感ある設定なのはわかるのですが…。なんだかんだで一番怪しいとは思っていた郷中さんが撃たれてしまい、どうなってしまうんだろう・・・と思っています。そしてこの状況で朝倉さんはどうして一人でホテルを出てしまうのか…。そして内通者？は水石チーフなんでしょうか。これもピンとこないです。

元々裏切り者がCTU内にいたことや同僚を告発されたことで上司の獅童と部下たちに溝があり、唯一獅童が頼れると思っていそうな水石は獅童と別れて同僚と付き合い、付き合っている相手の南条は獅童に敵対心を抱いているとか、CTUという組織さえ日本の機関として馴染みがないのにCTU内に問題が多すぎて辟易する。
現在進行形でCTU内にスパイがいて日本初の総理候補を殺そうとしてるまでは飲み込めたけど、日本で普通にCTU職員が片手にサイレンサーのついた拳銃を持って歩き、警告もなく発砲しあい、情報を集めていた本部長の郷中が呆気なく殺されてしまったり、守られる麗が勝手に出ていったりし始めたのでどんどん現実味がなくなってしまいました。
獅童が力を入れている問題より、獅童がぞんざいに扱っている美有や六花の置かれている状況の方が現実味があって緊迫感があるなと思いました。

本家のアメリカドラマのファンなので正直あまり期待せずに見始めたが、想像よりもずっと面白い。日本の街中で銃撃戦が繰り広げられるのは確かに違和感があるが、唐沢寿明さんの演技力の高さによってリアリティを出せていると感じる。重要な任務を進行中の獅堂なのに、私生活でも妻と娘が不安をあおる言動をとるので、見ているこちらもはらはらしっぱなしだった。そんな獅堂を影で支える味方であるはずの水石に、実は知られざる裏の顔があるのではとにおわせたラストには胸が躍った。美しくも腹の内が読めない水石の本性が暴かれるのを期待したい。

獅堂の娘・美有たちが誘拐されて、犯人が神林と連絡を取っていたことに驚きました。
しかも「獅堂の娘を」などと言っていたので、この誘拐と、テロ組織とは繋がりがありそうだと思います。
美有たちを途中助けてくれた男の人は一体誰なんでしょう？
朝倉麗が単独で外出していましたが、SPがそんなに簡単に巻かれてしまっていいの？と思いましたね。
ラストで寿々が轢かれてしまい、美有がどうなるのか心配です。
1時間の中に色々とありすぎで、アメリカ版もこうなのかな？と考えてしまいました。

いろんな衝撃的な事実がわかりましたが、中でもショックだったのは獅堂さんが水石さんと過去に付き合っていたということです。さらっと言ってましたがものすごくびっくりしました。別居している期間とはいえどうなのかな、と思いました。よくよく聞いたらこの職場の人たちはちょいちょいタメ口になっているのが気になりました。それはアメリカの原作を意識していたのでしょうか。娘さんは自力で逃げようとするなど意外とガッツがあるなと思いました。身に付けてるものはお金かけていてよかったですね。本当に夜中の誘拐は恐ろしいです。

水石はまったく顔色を変えずに咄嗟に嘘がつけるという情報が、カードキーでアクセスしたのが水石のパソコンだとわかってその事実を突きつけたときの否定しかしない水石の様子を物凄く怪しいものにしていたし、最終的に獅童と旅行に行っていた日だとわかったけどそれさえも仕込みじゃないかと感じてしまい気が抜けないなと思いました。
それと物凄く個人的な想いで獅童を敵対視している南条が告発の電話した時、あなたも大概信用ならないけどと突っ込みたくなりました。暗殺計画の阻止に力を入れていない様子も癪に障るけど、器の小ささを見ると裏切り者には成りえそうにないなと感じ、ちょいちょい挟まる目力だけのカットが本当にウザい。
神林が調子に乗った態度を変えなかったアヤコを始末したのは予想通りの展開でとてもよかった！
逆に始末されたことに驚いていた七々美は本当にテロに加担してる危機感があったのかと疑問が。でもアヤコを失ったことでスイッチが入った七々美の表情にドンデン返しが期待できそうでわくわくしました。

同時進行で色々な事が起きていますが、全てが繋がっている気がしてきました。
美有の誘拐には、朝倉麗を暗殺をしようとしているテロ組織が関与していているし、もしかしたら獅堂自体を狙っているかもしれないですね。
それにしても再三チャンスがあったのに、六花たちが警察のせいで美有が乗った車をみすごしているのが残念です。
あと、日本のドラマだったら『仲間・ワンチーム』的な感じなのに、アメリカ版『24』を意識してか、やたらと「あいつを信じるな」と出てきますね。
男女の仲とかも軽く話したり・・ちょっと違和感を感じました。

佐野史郎さんが再度降臨してきていろんな陰謀を感じました。獅堂さんに初回に攻撃されたのでかわいそうでしたからね。獅堂さんの娘さんが標的なのがわかりましたが、果たして何の目的があるのか気になるところです。娘を探していたお母さんたちの車も警察に止められてしまい、どこまでが陰謀なのかと考えてしまいました。すべては獅堂さんに何か目的があるんでしょうか。朝倉党首の息子さんの過去についても気になりますね。息子さんの将来にも関わるのでおおごとにならないといいですが…。

1話で1時間しか進まないのはわかっているけど、ずーっと同じ問題が浮上しててどれも解決してないのに新たな問題だけ足されていくのでもう飽き飽き。銃撃戦とかされてもリアリティがなく、ミスも小学生レベルだし見てられない。CTUって精鋭じゃないのかと突っ込みたい。誰が怪しいかわからない状況を続けるなら1人に解読を任せるのも意味がわからない。そろそろ1つくらい何か解決してスッキリさせようっていう視聴者のことを考えた演出がないのも気になる。総理が決まるまでの最初の数時間、後手後手でなにもできていませんでしたってところは軽く流してほしかったです。

神林がハッキリと美有の事を「獅堂の娘だろうな」と確認していたので、研矢たちと出会った時からこの計画は既に始まっていたんでしょうか？
とにかく、美有の誘拐と朝倉麗暗殺の2つが結びついたな、と思いました。
獅堂が陳元を脱走させるためのやり取りがスタイリッシュでしたねぇ。特にカードキーをいつの間にか手に持っている時は「さすが」と思いましたよ。
ただ、獅堂って仕事は凄いですが夫としてはイマイチですね。
六花が再三「早く来て」と言っても仕事に追われていてちょっと偉そう。
アメリカの感じなんでしょうか？

最後に死体が出て来てびっくりしました。誰の死体なのでしょうか？みうちゃんを誘拐している男が謎すぎですね。家具のセンターの店長がどうやら殺された描写があったのでその人なのかな？という予想です。朝倉党首の息子さんの事件もものすごく気になります。彼の反応だと本当にやっていそうな感じがします。そうなるとまずいことになりそうです。あっという間に剛さんも殺されてしまい衝撃的でした。またしても何がなんだかわからない状態になってきました。

初の女性総理誕生とともに暗殺なんてことになったら激マズなのはわかる。わかるけど抜け出して遊びに行った先で男2人に拉致されて信じられないくらい動揺した声で仲良くもない母親に電話してきて一緒にいたはずの友達が怪我して病院で見つかって、娘がどこにいるのかも無事なのかもわからない状況で仕事を優先できる現馬は"父親"ではないと感じた。
一つくらい後手に回らない意外な展開があってくれてもいいのに。こんなつまらない出だしじゃ面白さがわかる前にリタイヤしそう。

衝撃の展開が最後に待っていて、かなりショックでした！
立花の側にずっといて、とても優しかった函崎がまさかの偽物だったなんてほんと驚きでした。
ドラマの最中に、獅堂が偉そうに函崎に接したときに「なんて偉そうなんだ！」とイラっとした事を後悔です・・。
美有が獅堂の声を聞いて安心したのか、「パパが助けに来る！」と気持ちが強くなったのは幸いですが。
獅堂の行動を神林が全て把握しているのが不気味ですね。
あと、麗の知らないところで、夕太の事を旦那さんと上州でもみ消そうとしていたのにもびっくりしました。
登場人物はこのまま24時間、眠らないのかな？

すずちゃんのお父さんが実は偽物だったとは驚きました！せっかく助かったのに、すずちゃんかわいそうです。偽物だと知った時の木村多江さんの表情がなんともいえませんでした。もう誰を信じたらいいのかわからなくなりますね。身元不明の遺体を調べる時に水石さんが手術着のようなものを着ていて、こんなことまでするのか、と思いました。本当にやることの幅が広くて大変そうです。朝倉党首の息子さんの事件もお母さんだけ知らないということが結構切ないと思いました。

悪い意味で唖然としました。
美有の誘拐を一緒に引き受けるほど仲がいいのかと思ったらあっさり揉め始めたのに、剛が嘘をついて目の前で殺されたら泣きながら埋める研矢の心情が謎すぎます。人一人誘拐したくせに何の涙なのかと思ってしまいました。
さらに娘が誘拐されていて、一緒にいた友達が手術を受けた病院に何の対策もなくのこのこ行ってしまう現馬の浅はかさが本当にCTUって有能なの？という疑問にまた繋がりました。テロ組織は飛行機を墜落させることさえ厭わないと知っているのに、その相手に対する対応がお粗末すぎて見ていられません。
最初から六花に即接触してきた寿々の父親についても調べもしないし、怪しさ満点だったから偽物だとわかってやっぱりとしか思わず、さらに殺すためにいたくせに寿々がまた救命措置を受けていたことに驚きました。テロ組織側も人一人きっちり殺せない中途半端さとか大丈夫かと先の展開が不安でたまりません。

朝倉麗暗殺計画のはずなんですが、いまだに獅堂一家の受難が続いてますね～
六花が助けを求めたらテロ組織がやってきたので、CTUの内通者は菫かもしれないと思います。スマホの「確保」って文字を見た時にニヤッとしてたし。
獅堂が信用してペラペラ話していた事が、全てテロ組織に伝わっていたとすると怖いですね。
水石を連れていく際に獅堂が上着を着せていたので、撃っても大丈夫だと予想していました。
でも、麗を殺すだけなのに、どうしてここまで獅堂は追いつめられるのか？まだ謎だらけです。

ラストでまさか獅堂さんが家族のためとはいえ、水石さんを撃つなんて…！と思いましたが、ちゃんと無事で本当に良かったです。後ろ向きだったら逆に危なかったのでは…、と思うとすべて敵に見られていることを想定しての動きだったんでしょうか。そして内通者の犯人が判明しましたが、やはりあなただったのね！というのが感想です。朝倉あきさんの怪しい演技がたまらないです。誘拐された美有ちゃんの逃亡と恋の行方も気になります。緊張感高まる内容でドキドキさせられます。

スリルと二転三転する物語に引き込まれるものがあり、大変おもしろかったです。正義の組織の上位の立場にある主人公が、こともあろうに敵のいいなりになって裏切りのアクションをおこなうという苦しい展開が見れました。仲間にカードキーのすり替えがばれたら、人質が殺される、その恐怖と不安を誰にも言えずに自分一人で切り抜ける主人公の苦悩が見えました。苦悩の中で考え抜いて行動するという切羽つまった人間心理がよくみえるドラマ展開が楽しめました。スリル満点でよかったです。

ハラハラドキドキはするけど7話で現馬が神林の裏をかけたのは伊月を殺さなかったというところだけ。神林が伊月殺せといった理由がもう駒として必要ないからなのか、現馬の行動に目を光らせていて邪魔だからなのか真相はわからなかったけど、伊月が生きていることで少しでも神林の計画を狂わせてほしいなと思いました。
でも現馬に男として嫉妬している南条が裏切り者の一人だと確定した菫に班長室の監視カメラ映像を求めたので、それきっかけで菫も南条と同じことに気づく可能性も出てきてしまい、本当に南条はおとなしく仕事だけしててくれないかなとイラっとしてしまいました。

獅堂があんなに頼りにしていた菫がテロリスト集団の内通者だと分かって凄くショックです。
水石たちが菫に気づいた時に、今までと違う表情の菫になって、もしバレたら自分が処分されてしまう覚悟を持っているのかもしれないと思いました。
テロリスト集団は朝倉麗を暗殺して、それを獅堂のせいにしようとしているみたいですが、それにしては六花と美有の拉致監禁が大袈裟じゃないかなと。
六花と美有がやっと会えて良かったですが、やっぱりアメリカ版を意識し過ぎていて全般的に仰々しいし、違和感が否めないですね。

単純にみんな寝ないで朝まで活動していてすごいなと思います。朝倉さんも笑顔で対応していてさすがです。美宇ちゃんも頑張って逃げたのに結局戻されてかわいそうでした。ついに朝倉党首にテロリストが近付いて狙うシーンとなり、かなり緊張感高まる内容でした。獅堂さんは操られていてつらそうです。菫さんの正体がばれてしまい、修羅場の様子でドキドキしました。彼女もいろんなことがあり、なかなか大変なんだろうなと思います。誰が殺されてしまうのか助かるのかまだまだ目が離せない展開ですね。

やっと南条がまともな仕事をした気がする(笑)現状を知らされてなかったことは仕方ないにしても嫉妬で仕事現場を荒らすって本当にどうかしてると感じていたので、菫の怪しい発言を聞き漏らさず、現馬のためになっちゃうのに伊月の手足となって動いてくれてホッとしました。
でも現馬は神林の指示に従い続け、美有と六花が安全な状況ではないことも知っているはずなのに、SPの銃を奪って"自分が邪魔しました感"をアピールしててその意味はあったのかと疑問でした。SPに殴りかかるフリでもよかった気がするというか、SPの銃を簡単に奪えたことに嗤ってしまいました。

何だか見続けているうちに、段々と違和感が出てきました。
今回は獅堂が朝倉麗の暗殺犯だと思われて連行されますが、あっという間に逃げてしまい一体警察やCTUは何やってるんだろうと！
逃げる途中で一般人を巻き込んで、偉そうに指示する獅堂にイラっとしました。
立花が美有の為に体を張ったのも何だか嫌な展開だし、何故か神林までも「菫」と名前呼びしているのも変ですね。
ドラマの作りが、ちょっとアメリカ版を意識し過ぎじゃないかと思います。
ラストで菫が自殺を図りましたが、息子さんも来ていてどうするんでしょう？

本家アメリカ版と比べてしまっては、見劣りするのは当然だと思います。予算規模が全然違うでしょうからね。でもそれにしてもチープという感じがします。せっかくあれだけのキャストを集めたのですから、もう少し日本らしいオリジナリティーを入れても良いのかなと感じました。現実に沿わなすぎるという感じが否めません。でもついつい見てしまうのはストーリーそのものに力があるからでしょう。ここ数話は物語が劇的に展開していって、獅堂やその家族を取り巻く状況に大きな変化があってハラハラさせられます。時間との戦いの中で家族を守るために頑張るお父さんと、苦渋の決断をしつつも娘を守るお母さんの姿が描かれていて引き付けられました。

回を重ねるごとに、何かのパロディーを見ているような気分になっています。
犯罪が絡んだドラマであれば、ドキドキしながら見たり時には息を飲む展開があるのですが、このドラマは詰めが甘いというか、素人が見ても穴が多くちょっぴり残念です。
日本版の24は、アメリカの本家の脚本設定を変えられないようですが、やはり国が違うと法律も違い、日本は国民総選挙で総理大臣を選ぶことはしないので、要所要所でドラマの展開の違和感を感じてしまいます。

妻と娘を助けるために一般市民を巻き込んでしまう獅堂さんは怖いですね。巻き込まれた人もなんだかわけありでとてもかわいそうでした。また、監禁されていた中で娘を守るために自分の身を差し出すお母さんもすごいです。そしてずっと部屋に閉じ込められている菫さんもかわいそうです。息子さんを出しにつかうところは皆さん非道です。なんだかいろいろめちゃくちゃになってきて見るのがつらくなってきました。皆さんの演技はすごいと思うのですが。

本家の米版24が好きで当時夢中で観ていました。日本でリメイクすることを知り、懐かしさや興味深さもあって放送を楽しみにしていました。
世間の評判があまりにも悪いのでどんな惨状になっているのかと恐々観てみましたが…

銃撃戦、爆破、戦闘の演出が迫力に欠けるのはもう仕方が無いです。彼方は映画もドラマもスケールから制作費から何から何まで桁違いですから。比べたら駄目。
違和感や物足りなさはありますが、日本のドラマにしては頑張っている方だと思います。

脚本は…そもそも原作ドラマが相当ぶっ飛んでいるので…
(それを「そんなことあるか!?!?」って突っ込みながら楽しむのが24の醍醐味でもあるので…)
寧ろ忠実に再現してくれていて嬉しいです。下手に日本版オリジナルの設定や人物なんて入れられたらそれこそ蛇足。
そういう意味では、原作のパーマー議員が日本版で女性になってしまったのは本当に残念です。こちらもやむを得ないのでしょうが…見てみたかったな…日本版パーマー議員…

キャストは大分本家に寄せていますね。全然違うなっていう方もいますけれど大体似ています。
(最近特撮に出演されていた方々を作中屈指のゲスな悪役に当てていたり(笑)意図的な配役もありそう)

原作ではまだまだ濃いキャラクターが沢山出て来るので、誰が誰を演じるのかなぁと今から楽しみにしています。

カウント表示が緑色でマトリックスっぽいとか、劇中よく流れる音楽がスピードっぽいとか、ハリウッド映画のパク…オマージュっぽい演出や、原作吹き替え版をそのまま台本にしたような妙な台詞回し等、色々気になるところはありますが…それらを突っ込みながら楽しむのもいいかな。

久々に米版も観たくなりました。
取り敢えず日本版は世間の不評にめげず、最後までなんとか頑張って続けて欲しいです。

現馬のやってることはCTU職員として許される範囲を越えているのはわかるけど、同じCTUの職員なのに渉外部の伊地知の話の聞かなさは何なんだろう。渉外部って話がうまいというか信じたフリして裏取りするくらいしろよと思った。同じCTU職員の家族が総理暗殺を企てているテロ組織に捕まっていて、CTU職員がテロ組織のボスに良いように使われてるとか物凄く危機的状況なのに、一切信じませんスタイルが謎。
そしてもう一つ、あんなに郷中に感謝してると言ってたくせに明智が息子の命が狙われているからではなく、手術費用を稼ぐために味方を売ったというのに違和感が。全ての悪事がバレずにお金を貰えて息子の手術が出来ると考えていたなら、お金も貰えず自分の命を絶って息子にどう生きていけというんだろうと突っ込みたかった。あんなに他人が疑われるように細工をしていた内通者が気軽に悪に手を貸したという印象が強く、伊月と南条があっさり明智を一人にしたことも怪しい気がしたので、まだ別の形で内通者がいるんじゃないかと怖くなりました。

一体いつまで獅堂と六花・美有の受難は続くんでしょうか？
テロリスト集団は朝倉麗の暗殺を計画しているのに、麗は周りと夕太の事をずっと話していて、六花・美有が拉致られてる事も知らないんですよね。
しかもSPにずっと守られている麗と、酷い扱いを受けている六花たちとの差が変だなと思います。
せっかく市来の携帯が手に入ったのに研矢の目線でバレてしまった時は、研矢って使えないってイラっとしました。
また、今回新しいメンバーが増えましたが、2クールやるそうなのでこの先も増えていきそう・・覚えきれるか心配です。

菫さんはやはり助からなかったのでしょうか。息子さんのことを思うと切ないです。捕まっている娘さんと奥さんと電話でようやく話せたものの、結局逆探知できず、場所はわからじまいですね。終始獅堂さんの焦りを感じます。しかし、突然社長を呼び出して車乗っ取るのは道でしょうか。リムジンが登場してかなりびっくりでした。本当に事件に関わってる人なのか怪しいと思います。神林さんのボスが誰なのか気になるところです。朝倉党首も大事な選挙の日に養護施設に行くのも少し違和感ありました。ましてや狙われた後ですし。。

今までも見応えを見つけるのが大変だったけど、より一層子供騙しのような展開になっていてドン引き。今どきスマホの逆探知なんて実際は一瞬でしょ？これが10年、15年前ならまだこういう演出でドラマ作ってるのかで済んだけど、今は刑事ドラマで最先端の技術を見せる時代。CTUという総理大臣候補の暗殺計画を主導権を握って捜査できる組織が通話中のスマホを逆探知出来ないなんて嗤うしかない。
テロ組織側も意外とポンコツだけど下っぱもGPSは切ってあると仮定しても、契約してる会社は端末の位置を把握しているわけでそこに聞くこともできないの？と疑問ばかり。
そして結局、いい意味での動きがほぼないまま次週に続くという毎週感じる物足りなさもしっかりあって、年末年始で放送されない週があったら存在を忘れそうだなと思いました。

ストーリーがどんどん物騒になってきて、アメリカナイズ感が凄くなってきました。
獅堂がテッドを拉致って拷問の話をした時は、妻子のためにとは言えさすがにやり過ぎでしょと思いましたが、テロリストの1員だったんですね。
そして、函崎寿々の父親のふりをしていた男がまた登場してビックリ！
すこしずつですが、やっとこ六花たちに近づけそうな気がしてきましたね。
それにしても、獅堂が水石に対して「ああしてくれ・これを調べてくれ」と頼み過ぎ、しかも態度が偉すぎです。
見ていて段々と不快な気持ちになってきました。

獅堂さんのやり方がエスカレートしていって怖かったです。ロシアの拷問まで知っていて実行するとは…。巻き込まれた感のあるテッド福井さんでしたが事件に関わっていたようですね…。最期の死に方がかわいそうでした。そして車に乗り込んできたのが忘れかけていたニセお父さんが登場して衝撃を受けました。ついに人質を殺そうとしていましたが、殺してしまったら何も手に入れられないような気がしますが…。奥さんの六花さんの肝の据わった行動がさすがでした。少し狂気じみたところがやはり木村多江さんだからこそですね。

拷問に慣れているのかと思ったら、心臓に持病のある相手を脅して過剰な危機感を持たせたくせに、相手が命をかけて反撃してきて発作が出たらオロオロし始めちゃった現馬に唖然。でも死んじゃったら物のように扱うし、次の敵には車を暴走させて気絶させるという現馬を理解できない展開の連続でテロ組織より現馬のがヤバいと感じました。これって本当に娘と妻を助けるためなのかと、テロも阻止して今までのマイナスをチャラにしようとしてるんじゃないかと疑ってしまうくらい頑張り方が変な方向に行ってる気がしました。
六花も初めて銃を触ったとは思えない冷静さで、娘と揉み合っている男に撃ち込むって弾が貫通するとかそういった知識がないからできたのか、"2人殺したら銃声は2発"と冷静だった部分と現馬の妻ということを思うとこの人にも何かあるのかな？と思ってしまった。

ついにパパが助けに来てくれた！と思いました。どんな手を使ってでもなんだかんだで目的を達成した獅堂さんはすごいです。とはいえ、敵の中にいるのでまだまだ気が抜けないかなり緊迫感のある内容でした。味方になってくれたケンがいい働きをしてくれましたね。新しい班長になった小畑さんがなかなか怖い追い込み方をして恐ろしいです。女性の方が冷徹だなと思いました。朝倉党首の息子さんの過去を知るカウンセラーさんが事故に遇い、明らかに様子がおかしくなってきました。なんだかきな臭い感じですね…。それでも潔白であろうとする朝倉さんはすごいです。

暗殺を阻止しようとする側の唐沢さん演じる獅堂さん側に感情移入してみると、全く面白くないドラマですが、悪役のテロチームのボス神林の立場で見ると、大変面白いドラマです。神林の計画が次々破綻していく。なぜこんなに上手くかないのか、作戦が悪いのか、スタッフが悪いのか、スタッフを動かすシステムがまずいのか？自分がこの暗殺プロジェクトのリーダーなら、どうリカバリーするのか等いろいろ考えて楽しめます。それにしても、ここまで上手くいかない神林が「かわいそう」に思えてくるドラマです。

現馬のやっていることがテロを阻止することより六花と美有の救出に刷り変わっていて本当に嗤える。最初は遊びに行っているだけだって六花の心配もよそに美有の無事さえ調べなかったのが嘘みたいな展開。
伊月たち以外の人たちが一応CTU内で班長にまで登り詰めた現馬の発言をここまで信じない理由もわからないし、かといってコソっとしているつもりかもしれないけどCTU内で集めた情報を伊月経由で得られるのが都合が良すぎて笑うしかないし、ラストも車の爆破は演出としてよかったけど、テロ組織の銃を扱ったことのある人たちとの銃撃戦で研矢に援護を求めてそれが上手くいったのは突っ込みどころしかない。
カッコよさは確かにそこにあるのに、これが東京のどこかで行われていると思うとやっぱり現実味がなさすぎて冷めちゃう。もう少し原作より現実味が加えられたストーリーで見たいなと思いました。

テレビ朝日が力を入れているみたいですが、プロデューサーは作っててスリルやスピードやアクションなどの要素の注入が必要なのがわからないのかな？俳優が可哀想、いつも思うが話の展開が遅すぎます。
二三時間時間でできる映画を長々としてるという感じ。

カウンセラーが襲われた事件ですが、とんでもなく大きな闇があることがわかり、絶望的な感じがありました。朝倉麗が総理大臣になるためには大きな犠牲を払わなければばならないということがありそうです。
ようやく奥さんと娘さんに救助がきてよかったです。獅堂との激しい銃撃戦により、ついに神林も死んでしまいましたね。案外あっけなく終わってしまったなと思いました。2人が捕えられているのがとても可哀想で辛かったので、次回からは少し安心してみていられそうです。

もとはアメリカのドラマなので、非現実的な内容は承知の上で見ていますが、少しやり過ぎ感は否めません。テロリストから逃げて山の中に入りますが、テロリストがザコ過ぎて見つける事ができなさ過ぎ。また、かなり離れた所から木の枝を撃ち抜く狙撃力があるにも関わらず、獅童には全く当たらない。獅童の銃は百発百中てあたるのに。逃げる途中で腕を撃たれ、もう逃げれないと言っていたケンは、救助を待たずにその後一人で小屋から逃走するし。娘の美有は、敵を怖がっていたかと思うと全く危険を顧みず、ケンが心配になって走り出すし。少し支離滅裂感が強い回でした。

獅童現馬を演じる唐沢寿明さんの動きにキレがなくて残念です。テロリスト神林との一騎打ちのシーンでは、持ち前の機転を利かせたアイデアで劣勢な状況を打破していきますが、動きにキレやスピード感がないため、緊迫感が半減して見えてしまうのが残念です。本場のジャック・バウアーと比較するのは酷かもしれませんが、もう少し若い俳優をキャスティングすべきだったのではないかと思います。ストーリー自体は本場の作品にほぼ忠実に作られているので、楽しめます。

演技指導なのか、役者なのか、最初からずっと思いよるけどもう少し良い演技できませんかね？唐沢さんの演技じゃ鬼気迫るような状況が柔らかく感じます…神林の演技も酷い…個人的には獅童役は西島秀俊さんとか良かったなー。

折り返しの話数まできても惹き込まれるような臨場感やキャラへの思い入れができなくて笑ってしまう。みんなどこか浅いというか現実味がない。
日常生活にはない銃を父親が使って自分を誘拐した犯人たちと戦っているのに、研矢を助けにと母親の言うことも現馬の言いつけも守らず勝手な行動をとる美有はどうしちゃったのと唖然としました。上にヘリがいるならその人たちに見に行ってもらったほうが新たな敵がいた場合や研矢が怪我をしていた場合にもどうにかなるのに。せっかく美有には惹かれる部分があったのに、安全かもとなったら人の話を聞かない自分勝手さには呆れてしまった。どうせ何かあったって名前を叫んで泣くくらいしか出来ないんだから大人しくしてろと突っ込みたかったです。
そして敵のアジトの近くにバス停があることにびっくり。あれだけの銃声を聞いたという通報を誰もしてない、CTUに情報が来ていない描写には疑問しかない。