3Bの恋人

昔言われてた3Bはもっと圧倒的というか、性格がどうこうとか有無を言わせないカッコ良さがあった気がする。なのに最後まで見てもやっぱりヨシもユウも慎太郎も愛着が生まれるどころか、印象に残らない人たちだなとしか思えなかった。3Bという古い括りを令和でわざわざ取り上げるなら、もう少しはるを羨ましいと思えるような相手役を起用してほしかったし、3人のキャストももう少し1話と最終話では変わったなと感じるような演技力を身につけて存在感を出してほしかった。今後、別ドラマで見かけてもこの作品に出てた人だときっと思い出せない。
オチは予想通りだったけど、だったらマコトになぜ騙されたと突っ込みたかった。
深夜ドラマにしても配役も脚本も適当すぎた気がします。

"騙され慣れてるから"ってマコトが嘘ついているってわかっているなら何でお金渡したんだよって突っ込みしかない。
女の人からお金渡されて"付き合ってください！"なんて簡単に言える男が、お前のためを思って渡したんだと言われて説得出来る展開は意味不明すぎ。3人も男がいて"警察に連れて行こう"くらいの軽いジョブを放てる奴もいないのかとかなり残念。ちょっとだけお金返ってきたのもうさんくさいし、そんな馬鹿でだめだめな騙され女に"俺じゃだめかな"とか"俺ははるが好きだよ"とか告白をするにしてもタイミングが変すぎて引いた。騙されて弱ってるはるに漬け込もうとしてるならより悪質だし。これで"私も好き"みたいな流れになったらどこに共感すればいいの？

どう考えてもはるのことを金づるにしか見てないマコトに速効で心を持ってかれちゃった描写に唖然。
麻美にもヤバイと言われていたのに、何のそのって感じで食事に行って、優しい言葉を投げ掛けられて本気で受け取っていた展開には呆れた。元彼に似てるからってそんなにちょろい女だったのかとドン引き。
3Bの面々と出逢ったときは問答無用でヤバイ奴らと言っていたくせに、知らない相手のことを悪く言うなんてと今度は責める側になった、自分とって都合のいい発言をばかりのはるが痛い目のは自然な流れな気がしてしまった。

バンドマン・ユウがメインの話で、歌のシーンがたくさん出てきました。歌っているところが少し描かれるだけかと思いきや、想像以上に歌唱シーンが長くて、思わず聞き惚れてしまいました。興味がない人にとっては長すぎるくらいだと思いましたが。
はるの職場の先輩・麻美が「白シャツにスカートでヒールの高い靴を履いた女は全員ボーカルの彼女」という指摘を受けてライブ会場に行ったら、そんな女がたくさんいたという展開は思わず笑えました。

シェアハウスで爆音って馬鹿としか言いようがない。すでに壁ドンって強迫になるくらいの常識は誰でもあるのに自分に自信のありすぎる男って面倒臭いなと。だからはるが"売れる前はただの騒音"とキッパリスッパリ言ってくれてスカッとした。
だけど自分が買ってきたアイスを勝手に食べられても怒らない展開が続き、アイスが食べれないことで仕事にまで影響があって、はるに対しても苛っとした。もっと早く言いたいこと言えばいいのに。何のための我慢？はる役の馬場ふみかさんは言いたいこと我慢しないキャラのイメージがあったので、条件を突きつけたシーンは楽しかったけど問題を引き伸ばした演出は微妙だった。
ここにはるの恋愛要素が加わるより、はるはモテて自信満々な3Bたちの鼻をへし折る存在でいてほしいなと思いました。

馬場ふみかさんが３B男性陣にたいして痛烈に毒を吐くシーンを楽しみに（期待しながら）見ています。
今のところまだまだ控えめなので、今後の展開が楽しみです。
そして、３B男性陣の個性と良さがまだ伝わってこない感じなのが少し心配です。
もう少しイケメン要素がないと、お話が盛り上がってこない気がします。
アイス食べてごめんなさい……って、アイスを買っておいてくれたことくらいでそんなに喜べませんせんよね？
しかも3人供同じ……って、子供か?という印象しか感じませんでした。
全体的にエピソードがマイルドで、馬場ふみかさんの良さを生かせていない気がします。

バンドマンは夢を追っている途中と考えればこれから一発逆転で大金持ちになる可能性がある。バーテンダーだってバイトかもしれないから転職の可能性ありでまだいい。貧乏な美容師だけはやめといたほうがいい！だってちゃんと会社に属していて貧乏ならそれはずっと貧乏だから（笑）まず月々の家賃も払えずその先の展望もないなら付き合うに値しない、今すぐ他の男性探した方がいいよ。シェアハウスっていうかもうふすましかないしドキドキするわー。

3Bねー。たしかに！チャラい人多いよね。でもバンドマンも美容師もバーテンも自分に疑似恋愛させてまでは行きすぎかもしれないけど、ライク以上LOVE未満でお客を呼んでいるってところは否めないかもしれない。弄ばれるなら簡単だけどその技が染み付いちゃった人たらしと付き合うってなかなか難易度高いよね。かたや2年も付き合いながら既婚者子持ちを見抜けなかったくらい騙されやすい子でしょ？とても無理よ。そしてシェアハウス！パンクなばあちゃんもつと大変だ（笑）

付き合っていて結婚まで決めた彼氏が既婚者だったという展開に笑ってしまった。昔はよく聞いたけど今時でもこんな、なさそうな展開がドラマで許されるんだと驚きました。
主演が馬場ふみかさんという情報だけで1話を見ましたが、3Bのメンツとの出逢いが出来すぎててちょっと入り込めなかった。3Bの全員と出逢った日に家が全焼して祖母の家に行ったら3Bがいたって嗤っちゃう。その後祖母もいないのに、忌避感を感じてる男性たちと同じ家にいようとするはるが理解できなかった。ご飯を嬉しそうに食べる姿だけではるの中の忌避感が薄れるというチョロすぎる演出のせいですべてが軽く見え、もう少し楽しめる作品かと思っていたたけに中身のなさに呆れました。

「付き合ってはいけない3B」というのはよく聞いたことがあるけど、どうして付き合ってはいけないのか、どんな性格・性質をしているのか。それを一気に見れるドラマだなと思いました。
相関図には書いてあることが、今の時点では「見た目からではそう見えないんだけどな～」と思っていたのですが、30分の最後の最後で展開がガラッと変わるので面白いです。自分がはるだったらと考えたりといろんな想像が広がってしまいました。
この中だったらダントツでヨシがタイプなのでどんなダメ男なのか見ものです。

バンドマン・美容師・バーテンダーを一般的にまとめて3Bと言うのが今は常識なのでしょうか？付き合っていた恋人には実は妻子がいたり、住んで居るアパートが全焼したり、何かとついていない主人公はるが、いきなり3Bに出会い４人で同居まで始めるというストーリーはあまりにも非現実的だと感じました。逆に言うとドラマらしくて、あまり深く考えなくても見ていられるドラマだとも思います。3Bのキャストもあまりイケメンとは思えず、逆に主人公はるが美女っぽく引き立ってしまっていると思いました。