六畳間のピアノマン

最後らしくすべてのことがつながったなという内容でした。女子高生の美咲がピアノマンの音楽に励まされながらも、本当はやりたくなかった地下アイドルの世界で大人の嫌なところを見てしまった時の絶望はなんとも言えず悲しくなりました。夏野さんの同期の大友さんが大道芸人になったのはびっくりでした。ピアノマンからのメッセージを送ったのは村沢だったというのもびっくりしました。やはりどこかでピアノマンのことを考えているんですね。音楽はやはり心の中に響き続けるものですね。夏野さんは亡くなってもピアノマンを好きでいる人たちが残っていてその人の中で生き続けるんだなと思いました。

毎回、とっても感動します。
バトン形式のキャストに加え、連動性がさいこうです！

パワハラ上司でとんでもなくひどい人間だった上河内がなぜへらへらしてる作業員になったのかとても気になってましたが、記憶をなくしていたなんて…。自分の過去を知ってしまい、絶望しながらも過去よりもこれからを生きる、というところが良かったです。励ましてくれる芳江さんの存在も大きいですね。さがしてたビートルが3台揃ってきた時はできすぎだな！と思ってしまいましたが、ハッピーエンドにつながり温かい気持ちになりました。カズトくんが自転車ほしい、という願いをかけていたところもかわいいなと思いました。信治と3人の出会いのストーリーもしみじみしてきいてしまいました。それが居酒屋オープンして美味しいビールを出す夢につながっているんですね。

定年退職し、やることがなくなってしまい、亡くした息子のことばかり考えてしまうお父さんがとても切なくて仕方ありませんでした。しかもこのタイミングで元上司と出会ってしまったら恨みばかり増えてしまいそうです。優しい息子に育てたことで、パワハラから逃げられなかったのではと悔やむ姿は見ていてつらかったですが、同級生たちが息子の優しさを認めてくれてすごく安心しました。優しく育てたことは間違ってなくて良かったですね。動画でお風呂の音楽を演奏しているのを見て思わず泣いてしまいました。うちもあのお風呂の音です。