※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 3.1 /5.0(61%) | 809位 /1087件中 |
キャスト 3.5 /5.0(69.6%) | 798位 /1087件中 |
演出 3.0 /5.0(60%) | 816位 /1086件中 |
音楽 3.1 /5.0(62.8%) | 717位 /1087件中 |
感動 2.9 /5.0(58%) | 634位 /1082件中 |
笑い 2.5 /5.0(50.4%) | 693位 /1082件中 |
スリル・興奮 2.7 /5.0(53.4%) | 817位 /1079件中 |
脚本・ストーリー 3.1 /5.0(61%) | 809位 /1087件中 |
キャスト 3.5 /5.0(69.6%) | 798位 /1087件中 |
演出 3.0 /5.0(60%) | 816位 /1086件中 |
音楽 3.1 /5.0(62.8%) | 717位 /1087件中 |
感動 2.9 /5.0(58%) | 634位 /1082件中 |
笑い 2.5 /5.0(50.4%) | 693位 /1082件中 |
スリル・興奮 2.7 /5.0(53.4%) | 817位 /1079件中 |
内容の薄い、ある意味今の日本っぽい軽く見れる作品、昨今流行りの優しいひとばかりのドラマだからある意味安心してみれる。でも本当に内容もないし何も感じなくて、出演者もいつもと同じ役柄をこなしているという印象。悪くわはないけどなんか残念。
大庭湯の改造は予算の関係であんな感じになったとばかり思っていたけど、それが功を奏して文化財になるとは!すごい繋がりだなと思いました。3人の恋はどれも前向きで楽しい予感を残して終わったところがすごく爽やかで良かったです。コウタロウも百合子と結婚しなくて良かった。でもそれは百合子のため。誰かを思いながら過ごしている相手と一生を添い遂げるのは苦しすぎるから。きっと百合子も幸せになれるよね。個人的には八海ちゃんの恋がかわいくて好きでした。
近年の日本は満点病というか、間違ってはいけないとか、0か100のゼロサムゲームみたいな感じだけど、それってある種の社会的妄想だよね。小学生の時からずっと満点の人間はいないし、現実は常に0か100かではなく0と100の間で起こる。だから六月と松嶋のような選択は有りだし正しい。再開発に関して辻本が言うけど、それぞれの方向性を尊重する方法を考えるべき。それこそ多様性の生き方なんだと思う。そう考えるとコウタロウの判断は格好悪いね。そりゃあ酒井にフラれる。酒井は彼に寄り添ってはいても依存する女性じゃない。ドラマとしては全員80から60点くらいのハッピーエンド。このドラマ自体も人によってそれくらいの範囲内で評価されるのかもしれません。
実家に帰ってもみんないい人たちで婚約者も綺麗で優しい、会社の人も気を遣ってくれる。どこにも悪い要素が見つからないんだよなー。心配してくれていた家族や恋人の安堵する表情を見たら夢から醒めるのも当然かなと思った。コウタロウさんの優しい性格からすれば自分の気持ちよりも元の生活に戻る方を選ぶかも。新装開店した大場湯ですが、案外そのまんまでびっくり。もうちょっと変化が欲しかったかな。このまま別の道を踏み出した2人がどうなっていくのか結末が楽しみです。
お金持ちで、社会的地位もあり、きれいな婚約者もいる。コウタロウのような立場になったら、100人中99人は元の鞘に収まる選択をするだろうね。このシチュエーションで打算が生じない人はいないし、婚約者はもちろん家族やその他の、自分を信じて待っている人たちに申し訳ないという気持ちも出てくる。もちろん七苗も傷つくけど、自分の選択でより傷つく人の数を減らそうとすれば元鞘がいい。でもどうあれ起こったことはゼロにはできない。コウタロウはその本当の苦しさをわかっていない。最後にどうなるかわからないけど、この状況で再び未来を反故にするとすれば、コウタロウという人を信用できないかな。
ここまで大庭湯や地域に馴染んでしまってから過去を知るって残酷だよね。コウタロウがモヤモヤするのも分かります。今一緒にいたいと思う七苗と、結婚することが決まっていたという百合子。このまま大庭湯にいるか、過去の自分に戻るのか。選択肢がいっぱいで頭パンクしそうですね。それもこれも怪我した時にすぐに通報して貰えばここまでのことにならなかったのにと思うけど、それすらも水に流そうとするコウタロウはすごい。でもバリバリ仕事してた人がギター背負って帰ってきたらびっくりするだろうなー。
コウタロウが元の生活に戻るのか、七苗のところに戻ってくるのか、正解はないだろう。どちらに転んでも、傷つく人がいるけど、それは彼のせいではないし、まさに運命のイタズラとしか言いようがない。ただどういう名前や立場であれ、彼が生きていた時間はつながっているわけで、どちらかがリセットされるわけじゃない。記憶を無くしていても感情までは失われていないのだしね。それなら失われない感情に素直に従うしかないだろう。それが心の答えだと思う。
3姉妹が弟を受け入れ、弟も姉たちを受け入れた。なんて優しい世界なんだ。家族ってこんなにきれいに再生できるものなのかね。これが現実だと思うのか夢物語と鼻で笑うのか意見は分かれるだろうな。でも私は両親が子供たちの根っこに溢れるほどの愛情を注いだ成果だと思いたい。いつも何もできないといじけていた末っ子の八海がちゃんとお姉さんに見えるところが微笑ましい。今の家族を見て亡くなったお母さんはどんなことを思うのか、聞いてみたいな。
3姉妹とも、良き姉ですね。横暴な姉しか知らない身としては、うらやましいww。現実なら思春期の男の子に突然できた美人三姉妹はちょっと眩しいよね。でもそれもまたうらやましいww。またコウタロウが戸籍を作らなかった気持ちもわかる。どうあれ人間は過去と切り離して生きることはできないし、もし身元が分かった時に本当に別人になってしまっていたら、精神的にも物理的にも過去と乖離してしまい、落としどころがうまくいかなくなるかもしれない。そんな気がします。
みんながみんな不幸を背負っている不思議な家族だなと思った。お母さんが壊れてしまうと感じたなら家族から離れるのも仕方ないけど、それからずっと交流を持たなかったのはなぜ?別に娘たちと疎遠になる必要はあったのか?九吾だって苦労したけどハ海だって寂しい思いをたくさんしてきた。4人の子供それぞれにあの時ああしていれば家族は壊れなかったんじゃないかという後悔とか寂しい思いをさせた両親の罪は重い。いいのか悪いのかそこから時は流れた。その分だけ大人になった子供たちだからこそ一緒に笑ってご飯が食べられるのだろう。親は謝っても謝りきれないね。
タイトルにもなっている「9」の意味の中には、実は家族で9番目となる弟の九吾がいたというのもあったわけですね。それにしても五郎のちゃらんぽらんなところは、昭和のおやじとひとくくりにされると、同じ昭和のおやじとして心外だなあ。でも娘たちの前で、ちゃんとしっかり謝れるところは悪くない。そしてみんな少しずつ思うことや引っかかりはあるけど、だからといって悪かったというほどのことでもない。ちょっとしたことも時間と共に積み重なっていくと重石になるということはよくあること。でも時間も必要だったわけで、仕方がない。姉妹に惚れている男性陣も含めてよい家族という感じだけど、いよいよ公太郎の過去ってことになるのかな。
六月と七苗の知識と経験があれば大場湯は立ち直れると思いますが、今までのお客さんはどう思うのでしょうか。今どきのキラキラした施設にすることがどんな変化をもたらすのか、その辺のリサーチも必要だと思いますね。このままだと大幅リニューアルを迎えそうって時にお父さんがご帰還。いつでもツルッと潤ってそうな血色のいい高橋克実さんがお父さんなのがウケました。3人の恋の方はみんな個性的で面白いカップルができそうでワクワクします。
三姉妹の恋愛模様が動き出しました。松嶋が良い味をだしていましたね。あそこでシュートを外すところがむしろ良かった。六月と松嶋が一番スムースに運びそうな雰囲気ですが、でも年齢のブレーキがもっともかかる39歳。そこがポイントになりそうです。八海と陽太は八海がもう少し自立できれば、自然にくっつきそうです。一番先が見えないのはやはり七苗とコウタロウですね。おそらく記憶が戻りつつ、いろいろとハプニングがあるのでしょう。いずれにせよ9ボーダー女子たち、それぞれの人間模様がよく描かれていると思います。でも脚本が良いわけではなく、役者陣が良いからだと思うのだけどね。
大場湯が好き、だから売らないでってそりゃそうでしょうよ。何にもしなくても従業員が銭湯のことやってくれて自分はグーダラできるし入れ替わり立ち替わり家族や友達がきて寂しくならない。ちょっとクラウドファンディングしたぐらいで役に立った気になられてもねー。長女は離婚して涙流した直後に抱き寄せてくれる若い男がいる‥。人生イージーモードだな。3人が3人悩んでることがすぐ解決したり慰めてくれる人がそばにいたりでなーんだって感じ。
確かに八海に対して、七苗は一方的に口うるさい部分はあるけど、10才年上の姉としては転ばぬ先の杖として言いたくなるのもわかる。八海も言葉にしないと姉妹であれ誰であれ、絶対に思いは伝わらない。やはり言葉は大事です。それはコウタロウにも言えるし、陽太や松嶋にも言える。まあ松嶋は随分頑張ったけど、陽太の嫉妬は記憶を失って苦しんでる相手にキツイし、格好が悪い。そして六月だけど離婚は正解。何が悪かったのかとかダメだったじゃなく、ただ上手くいかなかった。それだけだと思う。原因や理由を求め過ぎると底なしの泥沼にハマる。その前にふっきれてよかったのだと思う。
正直七苗が会社を辞めたらあのめんどくさい後輩も何かと面倒を押し付けていた上司も子育て中の同僚も困ると思うなー。でもそれは七苗の真面目で優しい性格に寄りかかっていただけだから仕方ない。そりゃ後輩を育てるのも同僚を助けるのも七苗の仕事だけど、上司はそれを見て仕事を割り振ってあげるとか少し寄り添わないとダメだよ。1番の稼ぎ頭を潰してしまった功績は重い。もうあの会社の場面はなくなってしまうだろうけど、困ってるところも見てみたいと思った。
正直、六月の気持ちはよくわかるようで、わからない。旦那が好きなのか、自分のためなのか、そもそも切り分けは難しいけれど、覆水盆に返らずということを身に染みて知っている年齢だと思うのだが。いずれにせよ自分の知らない旦那がいて当然。それを思い知り、自分の傲慢さに気付けただけでも満点だと思う。一方、七苗が突然会社を辞めたのはよくわかる。中途半端に上の立場になると、彼女のようにスケジュールを見ただけで、全部チャラにしたくなる。ここから大変だろうけど、人生そういう何もかもいったんデリートするのも悪くない。そして本当に必要なものだけを手元に残せばいい。そのひとつがコウタロウになるかどうかはわからないけど。
七苗が仕事で踏んだり蹴ったりで落ち込んでいる時、いいタイミングで現れるコウタロウ。タイミングよすぎるけどまあいい。癒し系だし七苗の心を癒しておくれーと思ったけど、最終的には七苗の不幸より記憶がない自分の方が不幸だよみたいなことをいうところにがっかりしました。それを言ったら身も蓋もない、多分あなたの不幸に勝てる人はなかなかいない。違うドラマでガッカリ泥棒って言葉があったけど、まさしくそれ。風邪引いたかもと言ったら俺インフルっていうやつ‥。好きじゃない。
世の中の中間管理職って野望を持って偉くなる人よりも、たまたま仕事が出来て、いろんな周囲の事情や状況の結果として偉くなった七苗みたいな人の方が多いんだと思う。責任だけは重いけど、誰も出来て当然みたいな感じでフォローしてくれない。特に七苗みたいな女性には更に勝手な尾鰭がつく。日本の会社や社会の悪弊だね。六月はさっさとケリをつけた方がいい。先延ばしにしても何も好転はしない。そうわかっていても踏ん切りがつかないのもわからなくはないけど。コウタロウも記憶を失ったことで不安はあっても、だからこそ穏やかでいられるということが何となくわかるのかもしれないですね。
19歳、29歳、39歳、それぞれの葛藤が見えて面白いかなと思いますが、その3人が友達とか同僚でなく姉妹っていうのがちょっと嫌だなと思いました。距離が近すぎる分嫉妬も妬みも全部がオブラートに包まれていなくて剥き出しの言葉が飛び交う。誰かがマウントを取ったり、自分が有利になるようになにかを押し付けあったり、そういうのは兄弟がいる人は当たり前なのかなと思いますが見ているだけで疲れるし苦手です。なにかと割を食っている次女もかわいそう。脱落するかも。
まずは松下洸平さん、歌が上手いのに驚きました。上手いらしいとは知っていたのですが。さて19歳、29歳、39歳の姉妹か。いずれにしても産んだ母親も大変だったろう。最初の子を20歳で産んでも3女は40歳。子育て期間を成人までと考えれば、ほぼ還暦まで子育てだものね。そりゃあ逃げたくもなる。こういうドラマの王道というか、それぞれ結婚に関する問題が勃発するわけだけど、今時、そこまで結婚にこだわるだろうか。もうひとつ記憶喪失も簡単に使い過ぎ。どうも設定が安易な気がするけど、いい役者陣がそろっているし、それを上回る面白さに期待しましょう。