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| 脚本・ストーリー 2.9 /5.0(58.4%) | 924位 /1228件中 |
| キャスト 3.3 /5.0(66.2%) | 921位 /1228件中 |
| 演出 3.1 /5.0(61.6%) | 863位 /1227件中 |
| 音楽 3.0 /5.0(60%) | 824位 /1228件中 |
| 感動 2.7 /5.0(53.8%) | 810位 /1223件中 |
| 笑い 2.4 /5.0(47.6%) | 830位 /1223件中 |
| スリル・興奮 3.3 /5.0(66.2%) | 515位 /1220件中 |




3.00 / 5.0 (回答者数13人) 886 位 / 1226件中
| 脚本・ストーリー 2.9 /5.0(58.4%) | 924位 /1228件中 |
| キャスト 3.3 /5.0(66.2%) | 921位 /1228件中 |
| 演出 3.1 /5.0(61.6%) | 863位 /1227件中 |
| 音楽 3.0 /5.0(60%) | 824位 /1228件中 |
| 感動 2.7 /5.0(53.8%) | 810位 /1223件中 |
| 笑い 2.4 /5.0(47.6%) | 830位 /1223件中 |
| スリル・興奮 3.3 /5.0(66.2%) | 515位 /1220件中 |
やり切れないな。
自分と同じような若者を見つけて、その子を命がけで逃がして、かつて自分を立ち直らせてくれた人に手帳を残す。
短くても濃くて意味のある人生ともいえる。
それでも、やっぱり生きていて欲しかった。
ノートの中を読まれている時点でも胸がつぶれそうだったのに、リンチを受けて殺された場面は写さないで欲しかった。
わかってはいるけれど、やはりそんな悲しい最後は見たくなかったと心が拒否してしまった。
課長のところの墓に納めてもらえるみたいだし、彼のおかげでたくさんの人が助かっただろうことはわかるのだけれど、なんだか人柱見たくてとても悲しかった。
角田さん、ちょっと可哀相というか、残念だったね。でもきっと犯罪者の更生って、これに近い苦労や悲劇が多々あるんだろう。
問題は弱者を食い物にする長手みたいな奴。父親に強請られたのは気の毒だけど、その時点で長手は犯罪で金儲けをしていたわけで、親ガチャというより自業自得。確かに家庭環境に恵まれてはいないけど、もうそれなりの年齢になっているんだから、子ども時代を言い訳にして自分の責任を軽くしようとするのは違う。何でもかんでも親のせいにしていると、弱者ではなく、弱者を装う愚か者になるってことかな。
いい大人なんだから、親が出ていって娘の尻拭いをすることは無いのだと思うよ。
犯人のおばさんだって救いようのない感じだし、大金を必要としていた娘だって結局のところ男に持ち逃げされただけだったわけだし。
特別な力で隠したり得たりしなきゃならないようなものって、やっぱり歪でしかないのだと思う。
右京さんにいきなり出会った時点で隠せないことは確定していたのだから手を引くという選択肢はなかったのかな。
一旦は大きなお金を持っていないと断ったわけだから。
それにしても犯罪者の相棒にも義理堅いのがいるんだなと、そこだけ少し驚いた。
別に犯罪者を応援するわけじゃないけど、これだけのプロなら、今更娘への情なんて捨ててしまえばいいのにと思う。こんな結末にならなくても、似たような悲劇が待っていたと思うよ。そうなると娘も父親の犯罪を知り、後悔するんじゃないかな。だからこそ最後まで悪党でいればよかったのに。
まあ例によって、特命係がからんでこなければ、あるいは右京が独特の勘としつこさを見せなければ、完全犯罪だったかもね。それにしてもあの犯人のおばさんはホント救いようがない。
100年前の事件も、今回の事件も、学校を守るためと言いながら、結局は自分自身の名誉とかそういうものを守るためなんだよね。
たまたま亀山薫と縁の深いサルウィンでの出来事だったことから、簡単に隠蔽しようとした真実にたどり着けてしまったけれど、発展途上国での事故の類はなかなか表に出てこないのかもと思ったりする。
百合のアレルギーがあるから校章にしたしたとか、ちょっと飛躍しすぎな気もしないではないけれどまあ許容範囲かな。
学校の理事長なんて権威の象徴のようでもあって、殺人までとはいかなくてもいろいろあるんだろうなという感覚に上手く合わせた回だったかなと思う。
かつていくつか学校法人に勤めていたことがあるけど、理事長になる人の多くが税制の優遇や、社会的な信用が高くなるといった理由でなっているのが現実。本気で教育環境を良くしようなんて考えてない。学長の方はそうでもない気がするけどね。
血筋とか関係なく、100年たっても人の欲望はさして変わらないし、そのうえでやることもあまり変わらないということかな。まあ人の歴史を見ていると、80年もすれば過去の教訓も忘れる。人間は人間が思うほど賢くはないというのが真理かもね。
ゲスト出演がかたせ梨乃さんということで、大物ゲストの回によくある右京とゲストの丁々発止なやりとりが見どころでした。
ストーリー自体は右京が殴られそうになるというのは珍しかったですが、その後は女性大物ゲスト回にありがちなパターンではあります。まあ水谷さんVSかたせさんの演技バトルだと思えば楽しめますね。エリザベスという名前がわざとらしいけど。
それと交霊術とかいう話になると、一気に胡散臭くなりますが、右京がそもそも英国風なのでエリザベスという名前も含めて、19世紀の英国調の雰囲気を作りたかったのかもしれませんね。
被害者が先輩には相談できないことを示唆した時点で、先輩刑事が犯人であろうことは予想できた。問題は犯人が刑事であり、捜査を撹乱してくるのをどう逆手にとるかでした。
バディとの出会いもひとつの見どころになっていて、最初は犯人だった刑事とバディになるかのような演出は面白かった。最終的な決着もちょっと予想外でした。
それにしても犯人だった刑事は最悪。最近はこういう女性への執着から殺人に発展するケースが実際にも多発しているけど、精神年齢というか、恋愛における想像力というか、そういうスキルが未熟な男たちが多い気がして、ドラマだけどため息が出ますね。
いきなり高田君が刃物突きつけられて人質に取られているシーンからスタート。
懐かしいなーと思うのは亀山薫のシーンを被せて見たからだろう。
久しぶりの高田君。
刑事になったんだね。
以前に言われていた相棒がまだ見つからない状態だったんだけれど、冒頭のシーンは相棒を見つけたシーンでもあったのか。
それにしても刑事のストーカーって恐ろしいにもほどがある。
死刑を廃止したいがために、えん罪だと確定しそうな人物の執行を急ぐ。
なんと恐ろしい。
大儀の前の小事とばかり命をなんだと思っているのだろう。
人柱にでもするつもりだったのだろうか。
法の下の平等という言葉を軽んじている人物に死刑の是非を論じてほしくないと思ってしまった。
ギリギリでも間にあって良かった。
それにしても国宝一家も恩を仇で返されたといっても、ありもしない殺人の濡れ衣を着せっぱなしで。
死刑判決出た時点で執行される可能性とか考えなかったのだろうか。
さすがに考えないようにしていたといっても心が痛むどころの話じゃないような気がする。
人間国宝家族は傲慢だけど、まだ冤罪の被害者だと言えなくもない。それに比べ、検事総長の悪辣さはひどい。
そもそもそんなに死刑制度を廃止したいのなら検事ではなく、政治家になるか、人権派弁護士にでもなればいい。そして草の根運動をするのが民主的な方法だ。それを選民的ショック療法って、愚かすぎる。
それにアメリカでは「サッコ・ヴァンゼッテイ事件」という冤罪による死刑が執行されていて、「死刑台のメロディ」という映画にもなったけど、2024年でも全米で25人が死刑執行されている。おそらく日本でもこの検事総長が言うような劇薬にはならないだろう。
何にしても思想として未熟だし、賢い人の設定なのに背景が見えないめちゃくちゃな論理。脚本としていかがなものかな。
「TEAM -警視庁特別犯罪捜査本部-」でも、石橋蓮司さん演じる法務大臣・中村大蔵が検事時代、大手ゼネコンの大日本建設社長・小原茂樹(団時朗さん)の妻子が強盗に殺された事件で、実際は無実の被告人に死刑を求刑し、西田敏行さん演じる刑事部長・谷中寿也にそれを握られ、法務大臣を自任していた…。ドラマですからね。何とでも出来ますよ。
臥龍岡検事総長という、また一癖あるキャラが現れましたね。死刑囚とはいえ、冤罪で再審の可能性もある者の死刑を早めるというのは、どうなんだろう?まあ実際は法務大臣次第のところもあるし、検事総長がどうこうできるって話じゃないけど。
このシーズンはこの検事総長がいろいろ絡んでくるのでしょうか?
ゲストの片岡鶴太郎さん、最近はこういう怪しい芸術家の役が多いけど、濃いメンバーが多いドラマだけに、このぐらい癖がある方がいいですね。