アライブ がん専門医のカルテ

このドラマで高畑さんのファンになりました。身内がガンと闘っている時の事と重なり、涙ながら観ました。
高畑淳子さんの素晴らしい表現力に、心を鷲掴みにされました。
これからも高畑さんが演じるドラマを観たいです。

やはりベテラン俳優は演技が違う！迫力が違う！すっぴんで、末期がん患者の生き様、悲しさ、優しさを見事に表現していると思う。他の演者さんの演技やドラマの内容がどうかと思う中、一番すばらしい演技で、伝わってくる。

手術をする前と手術後の絶望感、そして緊急搬送された後に入院した時の演技の差が素晴らしかったです。顔の表情が全く違い、癌患者のリアル感が伝わってきました。自分らしく死にたいという意志も伝わり、そうなりたいと思えるほどです。さすが大女優さんだと思います。

でしゃばりとかじゃなく、すごくアクセントに、なってると思います。
ガン患者を看てきた人にはすごく理解できると思います。

素晴らしく、泣ける演技でした。最後に行ってらっしゃいと病院から送り出されるシーンは、背中が全てを物語っていました。デリケートな病気である「がん」を、震えや声色や、まるで本物の患者を見てるいるようでした。

改めて高畑淳子さんの演技の魅力を実感。まさにおばさん！といった鬱陶しい口うるさい雰囲気でありながら、心根の温かさを感じさせてくれて言葉のひとつひとつが心に響く。あんなおばさんに自分もなりたいと思わず思ってしまいました。

こういう感じのうるさいオバチャン時々いるよなあ～と観ていて思うので、確かに女優としての演技力は上手いと認めるけれど、この人の顔を見る度に、昔の記者会見とか息子の事を思い出すので、良い気分がしないです。患者Ａとして、少し出て来るだけなのに、ちょっとアクが強すぎるというのか、出しゃばり感が半端ない。

何回も再発しているがん患者のわりに明るくて元気過ぎないですか？メイクばっちりで顔色もいいし。達観して前向きに生きているといえばそれまでですが、せめて担当医師の前では自分の不安や本音を訴えてもいいのでは。リアリティがないような。

ガンになったからってその人そのものは変わらない。病気の捉え方は人それぞれだしみんな大人しく落ち込んで治療を受けるだけではないのだと気付かされた。病気になったことない人の概念を取っ払ってくれることを期待している。