※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 3.1 /5.0(61.6%) | 830位 /1177件中 |
キャスト 3.6 /5.0(72.4%) | 765位 /1176件中 |
演出 3.4 /5.0(67.6%) | 698位 /1176件中 |
音楽 3.1 /5.0(61.6%) | 782位 /1177件中 |
感動 3.1 /5.0(61.6%) | 558位 /1172件中 |
笑い 1.9 /5.0(38.4%) | 985位 /1172件中 |
スリル・興奮 4.0 /5.0(80%) | 164位 /1169件中 |
脚本・ストーリー 3.1 /5.0(61.6%) | 830位 /1177件中 |
キャスト 3.6 /5.0(72.4%) | 765位 /1176件中 |
演出 3.4 /5.0(67.6%) | 698位 /1176件中 |
音楽 3.1 /5.0(61.6%) | 782位 /1177件中 |
感動 3.1 /5.0(61.6%) | 558位 /1172件中 |
笑い 1.9 /5.0(38.4%) | 985位 /1172件中 |
スリル・興奮 4.0 /5.0(80%) | 164位 /1169件中 |
まじでこのドラマが毎週楽しみすぎた。今期というよりこれまで見たドラマの中でも5本の指に入るくらいにはまった。ラスト3話くらいは何度も号泣した。中でも美海の「お母さんが悪い人でもいい、お母さんの子が良い」って台詞は何度聞いてもうるっと来る。綺麗に終わりすぎかもしれないけど、中越親子の幸せな結末が見れて良かった。唯一、玖村が救われない意味は分からなかったが。彼はただの被害者でしかなかったのに、最後加害者に仕立て上げられて、なぜか梨々子が清々しい感じで玖村の元から去るみたいな演出が非常に胸糞悪かった。
旭は自分じゃなくて紘海に抱きついて泣く萌子を見て切なかっただろう。誰が誰をどのくらい恨んだら解決するのか分からないほど入り組んだ物語が新しかった。人は多かれ少なかれ罪を犯し、誰かと許し許されながら生きているのだと気づく。玖村が最後まで救われなかったのがとても残念。デジタルタトゥーは消せないしこれからも辛い人生が続くだろうに梨々子から一言の謝罪もなく終わるのは腑に落ちない。結局誰も裁かれることなくグレーのまま終わるのも珍しい。想像してなかったラストが良かった。
伏線回収などで最終回はドタバタと進むドラマが多い中で、これはしっかりとまとめ上げていてすごくよかった(お姉ちゃんの部分は釈然としないけど)。予想外のハッピーエンドだったけど、これはミミちゃんが素直でよい子だから成り立つのだし、それを見事に自然に演じた一色さんの功績も大きいと思う。11話まで引っ張ったのも良かったかな。
ここからは結城のターンとなるのか?誘拐は自分の罪を棚に上げるっていうより別物だからね。こちらは生きていたけれど心の中までは振り向かせることができないかもしれない。生みの親か育ての親かってとても深い問題だ。ミミだって明日からは萌子で知らないおじさんが馴れ馴れしくパパだよって言ってくるって怖すぎる。誘拐ってほんとに罪深いと思う。ここで玖村が2度目の死亡。りり子に慰められていたけど、こちらはりり子が流したデマだからね。お前が言うなよって思った。
旭が紘海に謝罪したのってなんだかんだ言葉で言ったって梨々子のため。梨々子がこれ以上壊れないように、なんだよね。それが分かってしまってからはドン引きよ。どこまでも我が身可愛さで呆れてしまう。そう思えばあの土下座だって笑えてさえくるのだ。あかりの命を奪った大きな罪を犯しながら世間まで欺いて、今更の謝罪にどんな意味があるだろう。でも‥紘海には秘密がある。これから被害者と加害者が逆転する。どんな結末が待っているのだろう。
あかりちゃんのお母さんがそばにいると告げた時の動揺はりり子の方が大きかった、そこからすればあの事件にりり子が関わっていることは明白だろう。あの日父親の職場で遊んでいたかなにかしたのではないか?結城はりり子を守るために隠蔽に走った。そんな真実かもしれない。旭が思いがけず話した事実で紘海は満足なのだろうか。同じ悲しみを与え罪を告白させ終了なのか?居た堪れなくなったというのが本音だろう。その罰に使われたミミはどうなるのだろう。紘海はその罪を背負いきれるのだろうか。
りり子は一体何がしたいの?最初は反抗期かと思っていたけど大人になった今でも拗らせてるし、父親に反発はするけど家を出るわけでもなくだらだらと同居をしている。ミミはあの家で育ったらどんな子供になっていたのだろう。いづれバレてしまう前に母と娘二人だけで遠くに行けばその幸せは壊れることはない。事件の真相は熱心な記者に任せて、今ならまだ間に合うから逃げて欲しい。どんなラストになるのか全く想像できていないが、アサヒさんと再婚だけは避けて欲しい。
紘海が夢の中で亡くなったあかりのそばに駆け寄るシーンであかりには名前を呼びかけるけどそれが美海に代わると悲しそうだけど呼びかけることはしない。その差が紘海の中にある我が子と美海との差だろう。でも本気で美海のことを愛して大事に育てているのは伝わってくる。あかりの死の真相を追いかけたいならシンプルにそれだけにした方がよかったのでは?と思う。美海が幸せでいるほどこれからの人生が不安になる。子供が1番の被害者なのを忘れないでほしい。
紘海が結城に近づきたいのは事件の真相が知りたいのとそのことについてどう思っているかを知りたいからっていうのは分かる。でも自分が誘拐という大きな罪を背負っている意識が欠落していると思うんだよね。もしその犯罪がバレたら自分はどんな罪に問われるのか、ミミはどう思うのか。そこら辺が欠如しているからリアリティがない。誰に恨まれても前に進む結城も人間味がないというか鋼のメンタルというか共感しづらい。残されたのはスリルだけ。もったいない。
自分の子を奪われた恨みから相手の子供を奪う。そこで復讐が完了したのなら2人で新しい土地に行って暮らせば良かったのにどうしてその場に留まったのだろう。結城の会社にまで就職して自分の罪の重さは考えないのだろうか。ミミと平穏に暮らしたい気持ちよりも結城を握りつぶすことの方が重要なのだろうと理解はするけど、バレることを気にしないところが怖くてヒヤヒヤする。園長先生とミミが出会ってしまった‥ここからどうするのか今からドキドキしている。
他の方も書いていますが、八日目の蝉に似てきましたね。戸籍も無事に取ることができミミにも3歳までの記憶がなく過ごしているのならこのまま2人で暮らしていけた方がミミの精神上はいいのでしょうね。不思議に思うのは職場を変えなかったこと。住居は変えなくても体調が悪くなった時の呼び出しなどあるので職場くらいは変えないと嘘がバレてしまいますよね。バレたらバレたでいいのか?大胆と言うか素人っぽくなくて違和感があります。
今季は豊作だな。
誘拐した子を育てると言うのは
日本映画史に残る傑作「八日目の蝉」と同じ。
子役があっという間に成長してしまったのはもったいない気がする。
来週からは復讐劇の始まりなのかな。
結城の家に押し入って誰かを傷つけようとしていたのは確かだけど思いとどまった時に、萌子が車の中に入っていたのは誤算だろう。早く言えばその時点で半分くらい詰んでいる。家の前ならまだしも車を動かしてる最中に気づいているし普通ならどうやって戻そうかとばかり考えそうだが、それ以上踏み込んでしまっては先はどうやっても泥沼だろう。兎にも角にも萌子が大騒ぎして泣かなかったことや素直に順応し始めたことが命を繋いだ。お母さんの繰り返し呼ばれることで母性が疼いた。そのくらいしか共感できるところはなかったな。
子供を奪われた母親は何をするか分からないし、結城の神経を逆撫でする言動に刺激されるのも分かる。復讐劇としてはいい幕開けだと思う。ただあかりちゃんが死んでしまうまでのストーリーが粗くてちょっとびっくり。3歳のアレルギーを持つ子だったらエピペンは絶対持っているだろうし、雨の中両親が抱えて病院に走るなんてことはないだろう。そこまで重いアレルギーを持っているなら市販のものは食べさせたりしないのではないか?アレルギーの子供を育てる親はもっと慎重に育てているはずだよ。