ホントに今時には珍しいちゃんとサイエンスがあるSFでした。まあ根幹は社会派SFだったけどね。 この本を書いた人は、おそらく科学技術がいくら進歩しても、結局は人間の思惑で社会が動くし、その点で人間はあまり成長しないと言いたいのでしょう。まあ人間の歴史を見る限り、確かにそうかなとも思います。ただそれを強調するあまり、量子コンピューターとか、この時代になれば確実に活用されていると考えられる革命的な技術がないのはさみしいかな。 UAさんの歌とスリ・リンさんの歌はどちらも効果的だったし、菅原小春さん、岸井ゆきのさん、宮沢りえさん、シム・ウギョンさん、サンディ・チャンさんと、女性陣が素晴らしい仕事をしたドラマだったなと思います。 こういうのはNHKにしか作れないし、なかなか見ごたえのあるドラマでした。
誘拐事件の黒幕だと名前の出ていたシュガーは宇宙港事件で亡くなっていたのは今までも出ていたが、その兄弟がガレで、シュガーとは違う方法を模索していたということなのだろう。 そこへファンの秘密裏の計画を知り、強引な方法を取ったということなんだろうな。 支配者はどうして平和に物事を進めようとしないのだろう。 強引に撤収して、無理やり力ずくで火星の性質まで変えようとしている。 原爆でなんて空恐ろしい言葉まで飛び出していたが、そこへ「物質」が出現したことで、それがどういった性質なのかわからないまま利用しようとしている。 人間の醜さや愚かさを嫌というほど感じられるドラマという印象をもつ。 ただ、リリを引き取り育てたタキマの良心を信じたい。 今はそれだけが少しの希望だ。
政治家は自らの名誉欲のために、科学者は自らの知識欲のために、平気で他者を危険に巻き込むことがある。かつて初めての原子力爆弾の実験だって、核分裂が連鎖して地球が滅びる可能性が指摘されていたし、当時その可能性は完全に否定されてはいなかった。このドラマの「物体」も可能性としては火星にも地球にも破滅的な破壊をもたらす可能性がある。でもファン総長は止まらないんだろうね。 きっとホエール社も。 チップの死と引き換えに、ガレとマレが火星を守るのだろうか?リリはどうするのだろう?リリの声で「物体」をコントロールできそうな感じだけど、タイトルからして彼女が「女王」なのだろうか? わずかな出演だけどエマ役のUAさんの存在感はさすがだ。菅原小春さんといい、岸井ゆきのさんといい、スリ・リンさんといい、女優陣の活躍が光る。
最近では珍しいスケールのSFドラマですね。キャストも国際性豊かだし、セットやCGもドラマレベルとしてはかなり力が入っています。さすがNHKです。 2125年の設定で古典的な誘拐かと感じますが、場所が火星でいかに技術が進歩しても、人のやることはそんなに今と変わらないということかなと感じます。火星での格差や民より思惑が先にある政治など、今と変わってないからね。ただリリの視覚が回復する医療がまだないのは首を傾げるかな。 とにかくSFとはいうものの、テーマは現代に通じる問題点にありそうだし、全3回ですが、なかなか期待できそうです。
ホントに今時には珍しいちゃんとサイエンスがあるSFでした。まあ根幹は社会派SFだったけどね。
この本を書いた人は、おそらく科学技術がいくら進歩しても、結局は人間の思惑で社会が動くし、その点で人間はあまり成長しないと言いたいのでしょう。まあ人間の歴史を見る限り、確かにそうかなとも思います。ただそれを強調するあまり、量子コンピューターとか、この時代になれば確実に活用されていると考えられる革命的な技術がないのはさみしいかな。
UAさんの歌とスリ・リンさんの歌はどちらも効果的だったし、菅原小春さん、岸井ゆきのさん、宮沢りえさん、シム・ウギョンさん、サンディ・チャンさんと、女性陣が素晴らしい仕事をしたドラマだったなと思います。
こういうのはNHKにしか作れないし、なかなか見ごたえのあるドラマでした。
誘拐事件の黒幕だと名前の出ていたシュガーは宇宙港事件で亡くなっていたのは今までも出ていたが、その兄弟がガレで、シュガーとは違う方法を模索していたということなのだろう。
そこへファンの秘密裏の計画を知り、強引な方法を取ったということなんだろうな。
支配者はどうして平和に物事を進めようとしないのだろう。
強引に撤収して、無理やり力ずくで火星の性質まで変えようとしている。
原爆でなんて空恐ろしい言葉まで飛び出していたが、そこへ「物質」が出現したことで、それがどういった性質なのかわからないまま利用しようとしている。
人間の醜さや愚かさを嫌というほど感じられるドラマという印象をもつ。
ただ、リリを引き取り育てたタキマの良心を信じたい。
今はそれだけが少しの希望だ。
政治家は自らの名誉欲のために、科学者は自らの知識欲のために、平気で他者を危険に巻き込むことがある。かつて初めての原子力爆弾の実験だって、核分裂が連鎖して地球が滅びる可能性が指摘されていたし、当時その可能性は完全に否定されてはいなかった。このドラマの「物体」も可能性としては火星にも地球にも破滅的な破壊をもたらす可能性がある。でもファン総長は止まらないんだろうね。
きっとホエール社も。
チップの死と引き換えに、ガレとマレが火星を守るのだろうか?リリはどうするのだろう?リリの声で「物体」をコントロールできそうな感じだけど、タイトルからして彼女が「女王」なのだろうか?
わずかな出演だけどエマ役のUAさんの存在感はさすがだ。菅原小春さんといい、岸井ゆきのさんといい、スリ・リンさんといい、女優陣の活躍が光る。
最近では珍しいスケールのSFドラマですね。キャストも国際性豊かだし、セットやCGもドラマレベルとしてはかなり力が入っています。さすがNHKです。
2125年の設定で古典的な誘拐かと感じますが、場所が火星でいかに技術が進歩しても、人のやることはそんなに今と変わらないということかなと感じます。火星での格差や民より思惑が先にある政治など、今と変わってないからね。ただリリの視覚が回復する医療がまだないのは首を傾げるかな。
とにかくSFとはいうものの、テーマは現代に通じる問題点にありそうだし、全3回ですが、なかなか期待できそうです。