アンという名の少女

ドラマの中でこのマリラが一番好き。感情の動きにとても惹きつけられました。また、かっちりした質素な髪形やファッションだけど、スタイルと姿勢が良いので美しいなあと目が離せなかった。

魅力的な女性で素敵

もう一度見たい！！

素敵です。凛としていて正義感があふれていて、家の中は完璧に整えられ、アンを守っていく過程で愛情が育まれていって、同じ世代で憧れます。

マリラの人生を 素晴らしい演技で表現してくれていると感じます。 あの時代の 女性の立場 家柄 真面目さ 心揺さぶられます。
アンへの 愛情が 深くなっていく 過程の表現も素晴らしい。

ギルバートの亡くなった父親が、マリラの初恋相手だったようですね。アンを迎えて今でこそ、愛情深い女性だとわかったけど、当初は厳格なばかりで何の面白味もない人だと思っていたから、そんな彼女にも誰かに恋をした時期があったとは想像もしなかったから、涙を流すマリラの姿は少し衝撃的でした。

このドラマのマリラは私が思い描いていたマリラに近いです。アンへの愛情がそこここに溢れ出ています。ギルバートの父と若い頃、恋愛関係にあったことは原作でもマリラは告白していますが、このドラマでもそんな関係にあったことを物語っていましたね。マリラ役のジェラルディン・ジェームズさんはとても70歳には見えません。素敵な女優さんだと思いました。

冷たいようでいて、実は優しいマリラにピッタリの女優さんですねー。原作から飛び出してきたようです。心からアンを愛しているのだけれど、誰にも知られたくないという演技は最高です。アンを養子にしましたが、原作ではしていなかったように思います。ん？って感じましたが、嬉しかったです。

個人的想像の中での、マリラという女性そのものという感じ。見た目からしていかにも厳格な感じでユーモアのかけらもなさそうだし、わかりやすい優しさを示してくれるわけじゃないけど、人を見る目はちゃんと持っていてアンの美点もしっかり見出しているよう。偏見に満ち満ちたレイチェルみたいな人と交流してても、それに影響されたり毒されない、心の強さも感じる。

この女優さんについて正直これまで全く知らなかったけれど、観ていて知らない間に物語の中に引き込まれていく中、アンよりも印象に残る演技だと思いました。勝手な個人的なイメージですが、昔の「イギリス」っぽい感じのする、厳格というか厳しい部分と、本当はとても優しい部分も持っている、そんな役の女性を見事に演じているという印象です。アンは時々うるさい！やかましい！と思う時があるので、黙りなさい！と彼女が一喝してくれるとすっとします。