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脚本・ストーリー 2.4 /5.0(47.2%) | 1002位 /1088件中 |
キャスト 2.9 /5.0(58.2%) | 966位 /1088件中 |
演出 2.4 /5.0(47.2%) | 996位 /1087件中 |
音楽 2.0 /5.0(40%) | 1038位 /1088件中 |
感動 2.5 /5.0(49%) | 849位 /1083件中 |
笑い 2.6 /5.0(52.8%) | 629位 /1083件中 |
スリル・興奮 1.6 /5.0(32.8%) | 1059位 /1080件中 |
脚本・ストーリー 2.4 /5.0(47.2%) | 1002位 /1088件中 |
キャスト 2.9 /5.0(58.2%) | 966位 /1088件中 |
演出 2.4 /5.0(47.2%) | 996位 /1087件中 |
音楽 2.0 /5.0(40%) | 1038位 /1088件中 |
感動 2.5 /5.0(49%) | 849位 /1083件中 |
笑い 2.6 /5.0(52.8%) | 629位 /1083件中 |
スリル・興奮 1.6 /5.0(32.8%) | 1059位 /1080件中 |
父は清舟がいるからいつまでも現役でやっていける。なるたちも清舟がいるから毎日楽しい!とみんながウィンウィンになる楽しい最終回。ま、癒し系ドラマを売りにしているのだからその終着点で良かったんじゃないかな。ただ突撃してきたYouTuberみたいに田舎は誰でもいつでも歓迎ではないんだよというメッセージもちゃんと入ってたのがウケた。こういうドラマを見てほんとに行っちゃう人がいるんだろうなと想像できた。島にいても書道家はできる。なるが大きくなるのも見てみたい。
なるの先生になるってそういうことだったの?助けてもらった島の人への恩返しって言ってたのに月謝1万って、首都圏の習字の習い事でもなかなかないでしょ。そりゃ食べていかなきゃいけないし、知る人は知っている先生なのかもしれないけどぼりすぎでしょ。まず通える圏内に子供がどのくらいいるかとか通いやすい値段設定とかしないところがおぼっちゃまの思いつきだよね。芸術って言えばそうなんだけど今どき綺麗にプリントできちゃうから書道はこの先難しいだろうね。
清明さんにはカリスマ性があって自分でこれじゃダメとかこれがいいとか明確なものがある。だけど清舟には清明さんが意図しなくても敷いてしまったレールがありそこに乗ってしまった感が強いのではないだろうか。小さい頃から筆や墨がそこにあって一番いい見本が近くにあればそこに乗るのは簡単だろう。裏方の苦労も知らずいつのまにか書道家になれてしまう。だからこそ一度立ち止まってしまうと迷いの森は深くなり果てしない。なるの先生になると言ったけど、自分の夢が見つかったのなら応援したいと思った。
なるとお父さんのエピソードが切なかった。仕事だから仕方ないと言えばそうなんだろうけど寂しいはずはなく、先生から聞いた宇宙人って言葉で間接的に父親だと分かってしまうところが悲しい。だけどそれでも父も子もお互いの関係を確かめることなく別れるのがまた切ない。飛行機なんてもう欲しくはない娘とそれが好きだと信じて疑わない父親の対比も面白い。そして好きでもない飛行機を待ち焦がれているなるの気持ちが切なくて愛おしかった。
大先生と先生の対決は単純に字の綺麗さや整っている方を競うと思っていたから書いた作品に目から鱗。書道ってこんなに芸術的でなんでもありだったなんてびっくりした。そして小さな子供をこんな手で楽しませることができるなんて素晴らしいと思った。だけどその場で清舟が号泣したのにはゲンナリ。芸術家だし熱いところがあっていいんだろうけど、子供達の前で急に泣かなくてもよかったでしょ。後で父子だけの時の方が良かったと思う。
ヤス婆が死んでしまいました。当たり前に子供たちがいて大人がいて老人がいて、生活が近くにあって生と死が近くにある。なんて自然な暮らしなんだろうなと思います。忙しすぎる島のお葬式は大変だろうと思いますが、自分の死にみんなが集まってあれだけしてくれたら幸せだなと思います。その土地の弔い方が残っている地域は貴重なので是非残していって欲しいなと思いました。遠くの縁者より近くの他人とはよく言ったもので、最後まで寄り添った育江ちゃんが骨を拾っても良かったんじゃないかなと思います。
いつもいつも感動的な書が出てきて書展など行ったことがありませんが、とても興味が湧いてきます。東京に戻った清舟ですがなかなか性格までは矯正されませんね。でも星という作品は力強く空からのパワーをもらうような気持ちになるし、石垣という作品は清舟を作ってくれたものを表した良い作品だと思いました。自分の名前が書かれた作品は子供たちにも思い出に残るでしょう。泣いちゃうひなちゃんと清舟のやりとりもすごく面白かったです。
離島を舞台にして都会で煮詰まった若者が島民と触れ合い違う価値観の中で才能がまた花開くってなんとなく想像できるストーリー展開なんだけど、なんか荒削りで人々の行動が荒っぽくて時々イラッとする。清舟がやっと島民との暮らしに慣れ交流ができたのにあっさり帰郷。自分の書に満足できたら帰るとは言っていたものの、あんなにあっさりと誰にも挨拶せずに出ていくなんて非常識じゃない?子供はともかく大人は結構距離を測りつつ見守ってたと思うけどね。子供たちも傷ついただろうな。
芸術の正解ってあるのかね?そこを追い求めたら芸術じゃない気がするけど、清舟の言うそれは大会の審査員にはまるってことなんだろう。そう思うと芸術家って大変だね。後輩くんは追いかけすぎて清舟の字しか書けないってすごいな。そしてそんなに好きで集めたコレクションを紙飛行機にしちゃうなるもすごい、っていうかあれは清舟のためかもしれないけど周りの大人は止めなきゃダメでしょ。それが島の良さ寛容さってことならば、履き違えてると思うよ。
どんな世界でもトップになることもそうだし、トップであり続けることも本当に大変だと思う。そればかりを見続けてしまうと視野が極端に狭くなるし、自分の以外を認められない心の狭い人になってしまう。清舟のそんなところを見てお父さんは島へ行けと言ったんだろうな。それが餅まきのところで本人の気づきとなったのがすごく良かったと思う。上ばかり見て与えられるものを掴もうとばかりしてたんだね。傲慢さがなくなってきっといい字が書けるようになるでしょう。
舞い上がれに続き五島列島が舞台とは目の保養になり嬉しいです。暑さが半端ないので旅行気分で癒しの風景が見られて嬉しい。ただ田舎暮らしあるあるなのか人の家に勝手に入る人たちや空き家だからといって秘密基地にしていた子供達を叱る大人がいないことが気になりました。こういう無理矢理のコミュニケーションを取ることで清舟が一皮も二皮も剥けるという話なんだと思いますが、ちょっと極端な表現かなと思いました。子供が付きまとうのもめんどくさいなと思いました。