ディア・ペイシェント～絆のカルテ～

千晶先生（貫地谷しほりさん）が病院内で一番に頼りにしていた人で、警備員としては能力高過ぎという感じでした。元神奈川県警・マル暴の刑事という設定だったので、仕方がない部分はありますが、一般的な警備員の印象とは全く異なりました。（普通の警備員なら、医師と綿密な関係を築くことはないでしょう。）年齢的には普通の老人の警備員のほうがふさわしいと感じる平田満さんが、頼りになる人になっていたのは少し意外でもありました。（今の平田満さんは冴えている人よりも、枯れたキャラのほうがふさわしく見えますから。）それでも、モンスター患者と患者様第一主義の事務長に悩む千晶先生にとって、救いの存在であったことは間違いなく、見ている側にも安心感を与えていたと思います。

蓮見さ～ん！！本当に頼りになる存在でした。
ただの警備員かと思ったら、実は元刑事（しかもマル暴）だったんですね。
どんな時も千晶や病院の味方で、ドラマの中で一番格好良かったと思います。
ツテを使って『情報屋』なところもなにげに好きでした。

ちょっとサスペンスチックなドラマなので、もしかしたら蓮見は裏でわるいことやってるのでは?と思ってしまう。良い人過ぎて逆に怪しいと勘ぐってしまうくらい、千晶の味方。願望として、裏の顔とかいらないから、どんどん追い詰められていく千晶のことを最後までしっかり守ってほしい。

まじめで実直そうで、元警察官だったという経歴が、たたずまいからも漂ってくる感じ。あれだけモンスターな患者が多い病院だと、警備の人も大変だろうし、相手が相手だけに気も使いそう。
仕事とはいえ、「先生のことは私が守ります」という言葉には、千明も心強く思ったでしょうね。