ドラゴン桜 シーズン2

「自分のことに集中する」と自分に言い聞かせながらも健太君を助けに行くシーン。あの迷いがとても良かった。そして迷ったけれど助けに行ったところも。受験には失敗したのは残念だけれど、もっと大切なもの誇れるものを手に入れたという自信が不合格のあとのシーンで見えて嬉しかった。不合格になったことも何一つ逃げの言葉なく、健太君を思いやる言葉まで出て、とてもカッコよくて感動しました。

最初っから感じが悪くて顔さえ憎く思えるくらい、皮肉な態度がリアルで良い。特に口元に感情が出ているのが印象的で普段からこんな子なん？と思わせてくれる演技。それが徐々に素直になって焦りも見えてきて、1番人間味を表現している役だと思う。

嫌な役がすごく上手く、見ていてとてもイラついた。演技としては上出来だと思う。
後半になるにつれて、愛嬌が見えてきて、そこが可愛い。
実は不器用で繊細な子というのが分かってきて、今ではドラゴン桜の中でも好きな役の一つになった。

頭良くて嫌なやつを演じるのがとても上手で、心の底からイライラさせられます。特に、藤井が東大専科に入ったばかりの菜緒をバカにするシーンは本当にイライラしました。鈴鹿さん自身のかわいくてさわやかな好青年の顔と藤井の人をバカにした憎たらしい顔のギャップがすごいです。まだ、出番はそんなに多くありませんが、今後は藤井も東大専科には入るのかなと思っているので、桜木先生の元でどうあの根性が叩き直されるのかわくわくしています。