ドラゴン桜 シーズン2

荒んだ高校生、打算的な教師陣、子どもが賢くなることをなぜか良しとしない理事長たちのマイナスなパワーが強い場面の中に長澤さん演じる水野が入るだけで、空間がぱあっと明るく、パワフルになるのが本当にすごいと思います。ただ綺麗なだけではなく、役への理解あってこその演技で素晴らしいです。

コンフィデンスJPなどで主役を演じた長澤まさみの際立った姿は鳴りを潜め、弁護士役の堅いイメージのままで、2話が終わった段階ではあまり彼女のよさが出せていない。
直美役は１で長谷川京子が演じた井野先生に被り、桜木を実直に信用している言動が目立ち、面白おかしい演技がないのが残念に思います。

前作とあまりにキャラが違いすぎる。演技が上手いとか下手とかいう問題じゃない。このキャラとポジションの人物を配置したいなら、わざわざこの方を起用する必要は無かった。無駄遣い。

ちゃんと東大に入って頑張って弁護士になったんだなと感慨深い思いでみていました。でも高校生の時はどこか冷めたところのある女子だったので、今回の熱い弁護士役には少し違和感ありました。本当に桜木先生との出会いで変わったんだろうなとも思います。

あんなに敵だらけの桜木の唯一と言ってもいい味方なのに、頼りにならなさ過ぎて殘念。生徒にやられっぱなしで桜木の足を引っ張ってただけでは。坂本との関係性も、水野さんから恋愛的な気があるのかよくわからなかったけど、ずっと騙されて続けてたのかな。