ファイトソング

人生の中で強くならなきゃって思う場面がたくさんあった花枝だから凛としなきゃと思っていたんだと思うけど、清原さんの花枝は強さもあるけどちょっと言い方が冷たくて意地悪に感じてしまうところが多々あり、そこが残念でした。

セリフがきつめな時こそそのまま言ってはダメだと思うけど、それがないから今回の花枝は尚更かわいくなかった。芦田と離れたくないけど離れるんじゃないの？あれだともう好きじゃない人と別れたくて仕方ないみたいだよ？応援されにくいキャラになっちゃったね。

自分が男なら、勝ち気過ぎて好きにならないと思う。
役柄なのか、元々なのか、可愛げがないのが残念。

時折モネと重複した演技
モネをみてるようで　嫌だけど　内容はよいのでみてる　
素人の少し上のレベル
私みたいな素人が　見てておかしい～と思う　　それが監督もオツケーでてるのが　不思議　　　今はこの演技がよいのか～　　いや　下手なんだ

笑顔が作り笑顔で、イマイチ楽しそうじゃない感じ

盛り上がっていた恋が突然終わってしまってその気持ちをどうしたらいいか分からない感じがとてもよく共感できるしその繊細な演技はすごく上手だと思う。ただ下手だなと思うのははしゃぐ演技。芦田さんの弾き語りを聞きながら動き回り盛り上げていたのは見ていて痛々しく感じてしまった。

仕事中もスマホが気になって仕方ないのはもう恋が始まっているから自覚はどの程度かな？本人でもどうしようもない感情に振り回されている花枝ちゃん。杉野さんに彼の話を聞かれて早口で話し出したら止まらなかったのが面白かった。

付き合ったら食事する？とかデートする？とかそういうことは知っていたけど、どんな気持ちにのるかだけは分かっていない。中華街のデートで初めてつなぐ手に、ふいに抱き寄せられた力強さに、ハッとするような顔がとてもいい。自分の中に知らなかった感情が浮き出た瞬間が瑞々しく表現されている。

少なくとも「おかえりモネ」の時よりも、素直な表情が多いし、空手のシーンでは凛々しさ、芦田に告白されての微妙な感じ、みんなと話している時の笑顔と、表情の変化がよかったです。モネはテーマが重かったし、かなり感情や表情を抑制した芝居をしていたというのが、逆にこの作品を見て、よくわかります。かといって芝居が上手いと絶賛はできませんが、しっかり役柄に応じた芝居をしようとしているのがわかって、好感がもてます。特に笑顔がいい。黙っていると大人っぽい雰囲気もありますが、笑うと19歳らしからぬあどけなさを感じ、そのギャップが魅力になっていると思います。

澄ました顔はいいんだけど、笑う表情がぎこちない。そこは前からなんだけど花枝ちゃんのキャラと会っているから救われてるって感じ。空手のシーンは知ってる人から見たらどう見えるかは分からないけれど、試合前の緊張感とか結構良かったと思うよ。