グッド・ファイト2

ダイアンが起訴されるかも…という大ピンチにルッカの出産、暴力委員会の曲者たちのやりとりなど最終回も見どころ沢山であっという間に時間が過ぎてしまいました。ルースに利用されたダイアンがどう戦っていくのか、さあこれからというところで終わってしまったので続きが気になり過ぎます。現役大統領をこれだけネタにするのも凄い。日本じゃ絶対無理ですね。ルッカのお母さんの強烈キャラにもびっくり！フランチェスカと良い勝負だったので、もっと2人のバトルを見たかったです。

ジェイのために皆が協力し合って奮闘する姿は見ていてハラハラドキドキで、1時間あっという間に過ぎてしまいました。ダイアン、リズ、マリッサ、エイドリアン＆ジュリアスとそれぞれの様子が交互にスピーディーに展開される演出が、時間との勝負なんだという実感がより湧いてきて良かったです。モリス判事のICEの捜査官への毅然とした態度やジェイへの粋な計らいがとても素敵で格好良かったです。無知なのでアインシュタインビザというものを初めて知ったのですが、無事にジェイがビザを取得し釈放されて本当に良かったです。

ホワイトヘッドの逮捕にエイドリアンの退院、カートとの改めてのプロポーズなど、内容てんこ盛りで見ごたえがありました。海外ドラマって主要キャストを殺しがちだから、とにかくエイドリアンが無事に戻ってこられたことが嬉しくてホッとしました。ジェイも事務所に復帰したし、やっとメンバー皆が勢揃いですね。和解したダイアンとリズ、2トップの活躍も強くて頼もしくて格好良かったです。今回の逮捕でホワイトヘッドのその他の過去の悪事も全部裁かれたら良いのになあ。

ついにエイドリアンが撃たれてしまった10話。なんとか一命は取り留めてくれてホッとしました。ジェイも戻ってくれて心強いし、ずっと不安定だったダイアンも薬をやめて正気に戻りリズとも和解したようだし、襲撃は悲劇だしそれによって事務所が危機に陥ったけど、一連の騒動のおかげでメンバーの絆が強まったのは良かったです。ビショップやスウィーニー＆ナフターリなど、前シリーズやグッドワイフに登場したキャラの濃いキャストが沢山出てきたのも豪華で見ごたえありました。

アメリカでの放送当時、バリバリ現役の大統領を実名でここまでディスるって相変わらず責めてますね。例の動画を確認するシーンでモツレクが流れたり、再生するたびにPCが謎の光を放ったり、ゲイブのしどろもどろ弁護とそれを見つめる唖然とした検事など今回は笑えるシーンが多くて、内容は政治絡みでややこしいけど楽しく見ることが出来ました。コリンの選挙のためではあるけど、結果的にクレイグが釈放される流れになったのもホッとしました。

エイドリアンは弁護士として仕事を全うしただけだし、友達を助けたかったジェイの気持ちも分かるし、こういう「正義」を巡った諍いって弁護士ドラマあるあるですね。ジェイ、やめないで欲しいです。マイクロターゲティングを選挙だけでなく裁判にも利用することと、ソロモンが闘犬に拘るくだりも興味深かったです。特に犬の話は6話でも出てきたし、今回もソロモンが闘犬に関する質問をかなりしつこく行っていて、アメリカ人にとって犬の扱い方ってその人の人間性を確かめるために相当重要なんだなって改めて実感しました。

ルッカが妊娠したことにより更にコリンを遠ざけるようになったのが印象的でした。それでもルッカが妊娠している子は自分の子でもある訳なので何とかしてルッカと近づきたいコリンの奮闘が面白かったですね。
更に面白かったのが法廷シーンです。本来の裁判での論点からずれて「裁判の日取りの変更の理由がルッカの出産日に関係があるのでは？」ということでルッカとコリンが言い争っているところです。判事もその言い争いに協力するかのようなところも面白かったですね。

激しいカーチェイスの末に市民と警察のもめ事に巻き込まれて顔を怪我したり、死体を見つけてしまったりと散々なマイアと、コリンの母親の逮捕に遭遇するルッカ、2人の大変な一夜がスピーディーに描かれて見ごたえがありました。2人とも賢く勇敢で格好良い！事務所ではセクハラリポートの問題でダイアンたちが試行錯誤していて、今回はフルメンバー大活躍でいつも以上に面白かったです。これからルッカとコリンの関係がどうなっていくかも楽しみです。

リズの案件とルッカの案件が別々に描かれる構成が新鮮でした。どちらも関わりはないんだけど、ちょこちょこシーンがリンクしていて通して見ると「どうしてエルズベスがオフィスに？」とかマイアとリズが一緒に行動している理由など、細かな謎が明らかになって面白かったです。エルズベスのキャラが好きなので再登場してくれて嬉しかったです。カートが傍にいることでダイアンが精神的に落ち着くと良いなあ。ルッカの妊娠のこともあるし、連続殺人も収まっていないし、問題が山積みでハラハラドキドキします。

弁護士皆殺しの事件、ついにダイアンがターゲットに？！とドキドキの展開で見ごたえがありました。リシンまみれになっても大騒ぎせずにダイアンたちに危険を知らせ、ジョークまで飛ばすマイアとマリッサのメンタルの強さ、サッと機転を利かせて2人の口元にナプキンをかけるルッカと今回も女性陣の活躍が素晴らしく格好良かったです。一方でダイアンの状態が思った以上に深刻で本当に心配…。幻覚や幻聴まで出始めてるし、あんな危うい状態のダイアンを初めて見ました。リズとの対立が本格化しそうだけど戦えるのかなとハラハラしてしまいます。

情に訴えてヘンリーを説得なんて無理だよ～ってヤキモキしていたらまさかのラストでびっくり！ヘンリーの身勝手さにイライラしていたのでスカっとしました。相変わらず女性陣が強く逞しい活躍ぶりで見ていて気持ちが良かったです。ダイアンとリズが意気投合してるかと思いきや、リズはダイアンを追い出そうとしてる？事務所を辞めるなんて一言も言っていないし、パティシエの件もジョークに決まってるのに怖いなあ。弁護士殺しやマイアの裁判だけでなく、女性たちの戦いにも火がついてきてますます目が離せません。

レディックが亡くなってリズを事務所に…という波乱確実の展開にドキドキです。ダイアンをはじめ、ルッカもバーバラもマリッサも、登場する女性が皆自立していて強く格好良いところが見ていて気持ちが良いです。事務所の問題に加えてダイアンが気にかけていた弁護士皆殺しの件やヘンリーの行方、マイアの起訴をどう回避するかなど、初回から問題山積みで夢中で見入ってしまいました。あと、レディックの葬儀が意外とポップというか、アップテンポのゴスペル歌ったり列席者もアクセサリーじゃらじゃら付けてドレスアップしてたり、日本の厳かな雰囲気と全然違うところも興味深かったです。