花咲舞が黙ってない 2024

演技が力みすぎで、「お言葉を返すようですが」のシーンがモンスタークレーマーのように見える

花咲舞が言いたいことをずばっと言うっていうのがこのドラマの売りなんだけど、言い方がヒステリックってビジネスの場ではちょっと違うのではないかと思ってしまう。社会の悪と戦っていると言うよりももっと個人的な恨みに聞こえてしまうので抑えた方がいいと思う。

目力が強くて最初の方はきつい顔をしていたので我が強い感じがして好きじゃなかったけど、思い込んだら一直線な猪突猛進なところが花咲舞というキャラクターにピッタリだなと思いました。うさを晴らすように筋トレに励むところが特に好きです。

この調子でいくとドラマが終わる頃には花咲舞も今田美桜さんも嫌いになってしまいそうな気がします。怒りの表現が自己的というか、ただのきかん坊のようで納得いかないことに全部突っかかるのは疲れます。全力なのが裏目に出てますね。

杏さんと比べては申し訳ないけど、今回の花咲舞は正義の味方というより我が強いように見えてしまう。自分の意見を通したいという気迫が怖い。通したい意見も大小があるのだからそれに合わせて押し方を変えたらいいのに、と思いました。