『ひねくれ女のボッチ飯』での柄本時生 (白石一馬役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
柄本時生 (白石一馬役) は 「2021年7月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
背中を丸めてしょぼんとベンチに座る姿がめっちゃ似合ってました。せっかくのお誕生日なのにベンチで缶コーヒーっていう寂しい感じとか、つぐみから「いいね」が来なくてヘコんでる姿など、何の説明がなくても「情けなくて冴えない人」という雰囲気を醸し出せるところがホントに上手い。上司や同僚とのやりとりを見てると、思ったことをはっきり口に出来なそうで、だからこそインスタではポエミーな長文を投稿しちゃうんだろうなって説得力があるところも良かったと思います。
情けない雰囲気を醸し出すのは柄本一家のお家芸というべきなのか、父親や兄もとてもうまく表現しますが、特に時生さんは上手いように思います。演出としては、あの冴えない雰囲気でポエムなSNSというギャップの面白さを狙ったのでしょうが、不思議にそれほど違和感がありません。もちろんSNSの部分の音読を本人ではなく、別に声優さんが演じたせいもあるでしょうが、それよりも独特のメランコリックさがすべてを上回るからだと思います。それだけ個性に秀でた役者さんです。
一人で残業してるときの仕事できない感が溢れている雰囲気の醸し出し方(?)がすごいです。お掃除ロボットに"残業仲間だろ~"と話しかけたシーンは本当に仲間と思っているように聞こえて、つい笑ってしまいました。
ちょっと猫背気味の姿勢や覇気のない表情や喋り方が冴えない白石のキャラそのもので良かったです。上司に怒られる姿が似合うし、ホワイトホースの声を担当する下野さんの良い声とのギャップも面白いです。パッと見だけで分かるくらい役のキャラクターを表現出来るってすごいなあ。情けないんだけど、頑張れって背中を叩いてつい応援したくなるような不思議な愛嬌があるところも魅力だと思います。
背中を丸めてしょぼんとベンチに座る姿がめっちゃ似合ってました。せっかくのお誕生日なのにベンチで缶コーヒーっていう寂しい感じとか、つぐみから「いいね」が来なくてヘコんでる姿など、何の説明がなくても「情けなくて冴えない人」という雰囲気を醸し出せるところがホントに上手い。上司や同僚とのやりとりを見てると、思ったことをはっきり口に出来なそうで、だからこそインスタではポエミーな長文を投稿しちゃうんだろうなって説得力があるところも良かったと思います。
情けない雰囲気を醸し出すのは柄本一家のお家芸というべきなのか、父親や兄もとてもうまく表現しますが、特に時生さんは上手いように思います。演出としては、あの冴えない雰囲気でポエムなSNSというギャップの面白さを狙ったのでしょうが、不思議にそれほど違和感がありません。もちろんSNSの部分の音読を本人ではなく、別に声優さんが演じたせいもあるでしょうが、それよりも独特のメランコリックさがすべてを上回るからだと思います。それだけ個性に秀でた役者さんです。
一人で残業してるときの仕事できない感が溢れている雰囲気の醸し出し方(?)がすごいです。お掃除ロボットに"残業仲間だろ~"と話しかけたシーンは本当に仲間と思っているように聞こえて、つい笑ってしまいました。
ちょっと猫背気味の姿勢や覇気のない表情や喋り方が冴えない白石のキャラそのもので良かったです。上司に怒られる姿が似合うし、ホワイトホースの声を担当する下野さんの良い声とのギャップも面白いです。パッと見だけで分かるくらい役のキャラクターを表現出来るってすごいなあ。情けないんだけど、頑張れって背中を叩いてつい応援したくなるような不思議な愛嬌があるところも魅力だと思います。