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脚本・ストーリー 2.7 /5.0(53.4%) | 931位 /1088件中 |
キャスト 4.0 /5.0(80%) | 489位 /1088件中 |
演出 2.8 /5.0(56.6%) | 895位 /1087件中 |
音楽 1.8 /5.0(36.6%) | 1062位 /1088件中 |
感動 2.2 /5.0(44%) | 930位 /1083件中 |
笑い 2.2 /5.0(43.4%) | 823位 /1083件中 |
スリル・興奮 2.3 /5.0(46.6%) | - 位 /1080件中 |
脚本・ストーリー 2.7 /5.0(53.4%) | 931位 /1088件中 |
キャスト 4.0 /5.0(80%) | 489位 /1088件中 |
演出 2.8 /5.0(56.6%) | 895位 /1087件中 |
音楽 1.8 /5.0(36.6%) | 1062位 /1088件中 |
感動 2.2 /5.0(44%) | 930位 /1083件中 |
笑い 2.2 /5.0(43.4%) | 823位 /1083件中 |
スリル・興奮 2.3 /5.0(46.6%) | - 位 /1080件中 |
桐子さんは自分ではおばあさんだと言ってるけれど、ともの故郷である島への移住をあっという間に実現する行動力や、新しい環境にも即座になじむ適応力の高さは目を見張る感じ。独りでキリっと自立して楽しく生きていく姿に元気をもらえた。
予想通りのエンディングで意外性はなかったけれど、桐子さんを始め彼女に関わる人たち皆が幸せになれて良かったです。
昭和レトロ感たっぷりのドラマでそれなりに楽しめました。
主人公の桐子が住む築60年くらいの超オンボロアパートもレトロ感満載ですし、共演者の由紀さおりさんや宇崎竜童さんからも昭和の香りが漂ってきます。(あと、長谷川初範さんもですね・・)
あとは全然「昭和レトロ」ではないですが桐子の職場での上司役(刑務所行きの指南役でもある)岩田剛典さんや桐子を心配する女子高生の長澤樹さんの演技もかなり良かった。
結婚詐欺なんて桐子さんなら逆に騙されそうだと思ったけど、騙されないまでも、あっさりと元彼女のゆかりさんに目の前でとられてしまうとは、笑うに笑えずなんとも気の毒。でもゆかりも、一旦はイヤになって捨てたお金持ちでもない男性とまた復活しようとするなんて、結婚詐欺講座の講師の名が廃りますね。桐子さんも、どう考えても無理そうなムショ活なんて諦めて、美人なんだから結婚相手を見つけるほうがずっと簡単に幸せになれそうだけど。
古き時代の良きドラマという感じです。若い人にはちょっとつまらないかな?老後が心配で刑務所に入りたがる人って実際にいるけど、こういう真面目なご老人がそれをやろうとするからどこか笑えるし、切なくもある。懲役刑を食らうためには泥棒でなく強盗というのはわかるけど、桐子にそれはちょっとハードルが高いかな。しかも寺田は根っからの悪人かと思えば、必ずしもそうとは言えない。案の定、失敗するけどこうやって人との繋がりが増えていくところに、原作者の原田ひ香さんらしい皮肉があるのでしょう。そして知子には何か隠し事があった。ご遺族もいくら家族葬とはいえ、ちょっと態度が冷たいね。そこに隠し事の真相が見え隠れしている気がします。
これを〇〇日記と名付けるほど明るく見られる人は幸せなんだろうなと思いました。親しい人を亡くしたりお金がなかったりと結構見ている方もしんどいです。ムショ活なんて、なんて悪趣味な言葉でしょうか。ドラマってだいたい1話がどん底でモヤモヤすることが多いんだけど、そのモヤモヤする部分が長すぎてちょっとこれ以上は無理かもと思いました。一人で生きていくより刑務所での集団生活を望む世の中なんて終わっていると思います。
大親友の知子さんが亡くなった後の、身寄りもお金もない桐子さんの暮らしぶりが悲しくなる。けれど、刑務所に入る為にアレコレ犯罪を画策するも、全部ちょっとずつズレてる彼女の言動が気の毒にも面白くて、クスッと笑わってしまう。本人は至って真剣なだけに、実は切ないことなんだけど。
天涯孤独でその日暮らしの身になってみれば、三色寝床付きの刑務所暮らしは、冗談抜きに夢の生活なのかもしれませんね。