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脚本・ストーリー 4.1 /5.0(81.4%) | 272位 /1089件中 |
キャスト 4.3 /5.0(86.6%) | 271位 /1089件中 |
演出 4.1 /5.0(81.4%) | 241位 /1088件中 |
音楽 3.9 /5.0(78%) | 253位 /1089件中 |
感動 3.7 /5.0(74%) | 197位 /1084件中 |
笑い 3.1 /5.0(62%) | 407位 /1084件中 |
スリル・興奮 3.3 /5.0(66.6%) | 448位 /1081件中 |
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感動 3.7 /5.0(74%) | 197位 /1084件中 |
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スリル・興奮 3.3 /5.0(66.6%) | 448位 /1081件中 |
今の自分と向き合い、過去の自分とも向き合ってようやく原稿を書きあげたトキコが自分の番組が深夜から昼間に移るかもしれないとを当たり前のように、普通に、父親に相談したシーンを見て、何かが変わったんだなと思えた。心の中でずっと軽蔑していた父親を一人の人として見たことでやっと仕方ないなと受け入れられたのか、母が怒っていないのに自分が怒るのも変と思ったのか、どういった変化があったのかわからないけど、相談相手として認めたことで距離が近づいたと感じて嬉しくなった。トキコにも誰かいなきゃやっていけないから。
ラスト、トキコが40歳になってやっと手に入れられた家族のおかげで仕事の考え方が広がった描写がとてもよかったです。
あれほどの激しい過去がありながらも父と娘が仲良くランチするって一見矛盾するようだけどそれが人生で親子なんだろうなと納得してしまった。好きだけど、嫌いで、嫌いだけど、好きなんだ。自分で選んだ縁じゃないのに一番深く付き合っていかなきゃいけない親っていう存在。不思議だよね。憎みきれたら楽だろうに、それだけじゃない愛情がある。不埒で一文なしの父でも娘を当然のように愛してるし自分でなんとかなるもんならなんでもやってあげたいと思っているのも事実。ややこしいけど、その愛情はやっぱり温かくて安心する。いつまでもとはいかないけれど、もうちょっとその愛情に甘えていたいな。
とても丁寧にまとめられた最終回だと感じました。トキコさんがラジオの帯番組を引き受けるか悩んでいる時のお父さんの答えが秀逸でした。景色が変わっても自分のやるべきことをするだけだ、というのはすごく心に響きました。前回までの過去を見ると結構最低なお父さんだなと思ってみていましたが、お互い年をとることで少しずつ関係も変わって許せていくのかにと感じさせました。吉田羊さんの歌声も透明感があって情緒的で良かったですね。
「周辺にタワマンが建って、せっかくの江戸情緒が失われて残念ですね」と老舗の刃物屋の女将さんに話しかけたら、「賑やかになってむしろ有り難い」と返ってきたことに「そんなもんですか」と勝手に落胆するトキコはちょっと失礼だなと思った。でもお父さんに「周りが変わっていくから、変わらないお店に風格が生まれ、輝いて見えるのだ」ということを教わって、相談をすることの良さと、変わらないものの価値を発見したトキコ。両親のことを書いたエッセイが一冊の本になり、しっかり過去の両親と向き合ったことで、離れゆく背中を感じながらも、おそらく悔いはないという潔さのようなものを感じた最終回だった。
どんなに仲が良かろうが言わないことはあるし、どれだけ信頼してても頼まないこともある。
人間関係って複雑で、明らかになると面倒くさい。見てはいけなかったと目をそらしてその時は忘れてしまえても、いつかひょっこり顔を出す。トキコは自分の家族を"普通"だと思いたい気持ちが強く、"普通"ではないことを認めるのが怖かったのかな?でも今西から"普通の家族なんてない"と言われて、自分が飲み込んできたもの、反抗してたこととちゃんと向き合う決意ができたような。母親も父親も一人の人。哀しみは見えないし、亡くなった後で知るのは辛い。自分は頼られなかったという事実が見えるから。だからこそ父親と二人でしっかり泣いたあのシーンはグッときた。大人になったって泣きたいときは泣かなくちゃと思えました。
死ぬまで明かさなかったお母さんの闇を見つけて、お父さんは最後どんな気持ちで泣いたんだろう。お母さんの心の奥底に溜まったくろーい感情は紛れもなくお父さんが作った感情なのに、どうして泣けるのだ?お前に泣く権利はないと言ってしまいそうだった。トッキーさんは強いね。私なら実家を整理したら父とも疎遠になるかもしれない。だって母の気持ちを考えたらいたたまれないもの。許せないし、なんならガンになったのだってお父さんのせいにするだろう。辛すぎる。だから丸ごとその頃のことを封印してたんだね。思い出したら壊れてしまいそうだから。だけど、そんな過去と対峙して文章を生み出した。物を書く人って改めてすごいと思った。
どうしてこんなに辛いの。今回の回はほんとに見ていて辛かった。男ってほんとに弱いんだよね。なぜか殆どの旦那は自分より先に奥さんが死ぬなんて思ってないし、そんなの考えたくもないんだよね。だから自分より重い病気を患った奥さんを元気づけるどころか自分の方が先に死んでやるとばかり錯乱する‥。馬鹿じゃないの?辛いのはあんたじゃない。辛いのは死にゆく妻だし、あんたと妻の両方を看護しないといけないときこちゃんなのにさ。ほんとに自分勝手でムカついて涙が出た。お父さんの面倒を見てほしいと愛人に電話‥情けなかっただろうね。
死にゆく母親に自分の弱さを隠してどうにか生きてきたトキコの気持ちが伝わってきた。病気の両親と向き合う20代のトキコが大人に見え、過去を振り返る決意をした今のトキコが子供に見えた気がした。
トキコの母が見たいと言った「ひまわり」という映画をまったく知らなかったので、夫という生き物は勝手だなととても感じた。でもその主人公に自分を当てはめて、自分に不幸などないと思い込もうとしていたトキコの母も勝手で痛々しさを感じた。でも最後に父親の名前を呼ばなかったのは妻として、女として、人としての最後の強がりだったんだろうかと想うと、切なかったです。
トキコの母が入院した当時の家族の大変さに驚きました。夜間の付き添いからトイレ介助まで家族がしていたとは。体力的にきついのはもちろん、素人がやるのですからかなり危険なこともあったでしょう。実際トイレ後、支え切れずに母が転んでしまう場面もあり、年齢がいっていたら即骨折です。両親とも入院、しかも不安定な父親の付き添いまでしてくれと言われトキコがどれだけ行き詰まった気持ちになったか。今は入院しても完全看護で、退院に向けてリハビリまで受けられることに進歩をしみじみ感じました。
トッキーの番組が聞けないことがとても残念で堪らない。
表面だけを聞いて悩みを解決する段階は終わったとばかりに、明るい話題だけでなく見て見ぬふりをしていた暗い話題に焦点が変わって、20代のトキコ辛さがものすごくリアルに伝わってきた。入院していた父が母の病名を知って壊れた流れはトキコはどうしたらよかったんだろうと思わずにはいられなかった。
20代のトキコと今のトキコに違和感を感じなかったのがとてもよかった。若い頃はこうだったんだろうとスッと受け入れられたので、蓋をしていた過去との向き合う演技に注目したいです。
お父さんがC型肝炎で入院中、そちらに気を取られていたらお母さんが癌になってしまった。トキコが、お父さんを残して先に逝かないでね、とお母さんに懇願する心情は娘としてよくわかる。お見舞いに来れなくなった父の元に、不倫相手が真っ赤な一輪挿しの花を花瓶に飾って帰ったことに激怒して、花を即捨てた気持ちもわかる。でもお母さんの「検査に付いてきて」というお願いを「その日はライブだからごめん」とトキコが軽く断ったシーンは胸をざわつかせたし、それに対して現在のトキコが「現実を直視したくなかったからかもしれない」と言葉を乗せたことには、心が痛くなった。わたしは絶対に、母の検査にはどんな先約があろうと付き添うことを誓った。
娘が家賃を払う家に住み、娘の仕事の取材費で旅行ができると聞いたらイタリアがいいと言う、亡き妻の墓参りに彼女が作ったであろう弁当を持参する‥。私ならとっくに捨てるな。でも長年一緒に過ごした配偶者だって紙切れ一枚でさよならできるけど、親子の縁はどちらかが死ぬまで切れない。そこがほんとに難しいところなんだよね。育ててもらった恩もあるし、それなりに情もある。嫌かと言われたらすごく嫌でもない関係も、何かの拍子に過去のすごく嫌だった出来事を思い出す。そんな感情が湧き出て旅行もキャンセルしたんだろう。すごくリアルな感情。同じ年代だからかなーすごく分かる。
毎回取り上げているテーマがすごくリアルで、たぶん共感できる人が多いのではないかなと思います。私が40代だからか、どの内容もハマってしまいます。家族のこと、仕事のこと、友達のこと、社会のこと、、等身大の40代の生活が見えるドラマだと思います。毎回のテーマに答えが出ているようで出ていないような自分なら、考える機会をゆったり与えてくれます。特に前回のパートナーとのエピソードから見えた話は本当にリアルで、ゆったりと現実を見た気がします。とにかくキャスティングがどれもバッチリはまっていて、安心して毎回見れます。
自分の中に相手を知ろうとする気持ちがなかったり、相手が素の姿を隠していたらどんな近しい存在でもちょっとした変化になんて気づけない。愛情を持っている相手こそよく観察し、話しかけ、気遣わなくてはいけない。だけど結婚という誓いをしたから、一緒に暮らし始めたから大丈夫とばかりに相手から興味を失っていく人は多いし、その事実に気づかない。でも相手が自分に興味がないことには早々に気づいてしまうから揉め事になる。揉め事にならなくても別れることになり、後から"言ってくれればよかったのに"と思う内容が別れの原因だと知れば、トキコのようにやるせなさを感じるのも頷けるなといろいろ考えさせられました。
おー、なんと今回は最後までお父さん出てこなかったよ(笑)前回彼女ができたっぽいから浮かれて遊んでるのだろうか。でも今回は考えさせられたなー、仕事、年齢、ジェンダー、誰でも歳をとりたくて歳を取るわけじゃないのになんで恋愛でも仕事でも若い方がいいのかねー。特に仕事なんてあからさまに間口が狭くなる。自分にしかできない仕事をしようと志すけれど、そのほとんどは急に辞めても少しすれば落ち着いて会社は回っていくのだ。そんなことを考えたらやってけないけれどそれも現実。自分の志はどうしたらいいのだろう。
家族だとしても不可能な時もあるのに、何故嫌な感情を持っている他人と暮らせるのか、この先も暮らしていったほうがいいのかという考えが浮かぶんだろうと、相談者の悩みがまったくわからなかった。トキコは稀に斜め上の返答をするのでアドバイスが同棲解消を目指したものだったことにはホッとしましたが、働いている彼女が自由な時間の多そうなバンドマンの彼氏の目を盗んでそんなことできるのかなと感じました。
そこに秘密や悩み事を抱えている友人たちから"現実味がない"と言われ、ショックを受けちゃうトキコには驚きました。自分のアドバイスは100%正解だとでも思っていたのだろうかと。
話を聞いてほしい、答えは決まってて後押ししてほしい、真剣にアドバイスがほしい、そういった細かなニュアンスくらいは理解してると思っていただけにこの展開はちょっと衝撃でした。
わかる!私も誰かに相談した時共感するよりもなんだかんだアドバイスしてしまう方。至極真っ当な回答よりも何にも身がないようなふんわりと寄り添うだけの方が求められてる時ってあるんだよね。反省です。ただトーキーも受難だね。父親が浮気してたのがトーキーの傷なはずで。もう大人なトーキーにあの時の心情を教えてほしい母はもういない。モヤモヤとした気持ちがありながらも父と接しているのに、夫に不倫されてる友達と妻のある男性と不倫している友達に挟まれる。なんの因果なんだ??なんかすごい。
"夫婦仲は良いけど、子供がいないことが不安"という悩みにそれぞれがそれぞれの意見を言って、それが合わなかったのがリアルだなと感じました。トキコの言う通り、他人と比べて不安を感じている自分を優先して夫の意見を聞かないのは間違っていると思いました。
でも母親の話を聞いて、現代でも母と同じ悩みを持った人がいると実感し、"話し合って"と言ったところはよかったのに、"女性は時間がないんだから、夫が子供を欲しがっていないなら離婚"と続けたのには唖然としました。
夫と離婚して子供を欲しがっている男性と再婚できる確率ってそんなに高くないどころか、そんな理想の人に出会えるかどうかすらわからない。せっかく良い話だったのに、最終的なトキコの考え方についていけず何だかがっかりしました。
結婚するとかしないとか、子供を持つとか持たないとか、ほんとに多様性な世の中ではこれが正解ってことがない。だからこそ女性はリミットのある中でいろんな選択をしていかなきゃいけないから大変だと思う。これでいいと決めた道もやっぱりこれでいいのか?と迷うことも多いしね。私も結婚はしたけど子供のことはどっちでもよかった。でもできて生まれてからは一回も後悔したことはない。贅沢できなくても子供は最高の娯楽なんだ。ずっと変化していく生き物を育てて寄り添える幸せを噛み締めている。だからもし、可能なら子供をもつことはした方がいいと勧めるかな。
自分の中で浮かばなかったアイディアをさも"この案は普通ですよ"と言わんばかりに簡単に発した東に驚いたというか、トキコと同じように目から鱗という感覚に陥りました。
父親と子供の頃したかったことを大人になってする、って誘うのも恥ずかしければ行った先での会話とか面倒だなと感じることしかない(笑)
トキコは楽しそうにはしゃいでいたし、素直に誘えたのがすごいなと感じた。でも勝手気ままな父親に振り回されることを予想してなかったのかなと思うくらいついていけてなくて面白かったです。
ラジオのお悩み相談で、友達のSNSに子供の写真がアップされてるのを見ると心がザワザワしてしまうという投稿には共感したけれど、それに対して自分は特に子供とその父親が写ってる写真にモヤモヤすると回答したトッキーさん。それは自分が幼い頃に父と楽しく過ごした記憶がないからだと繋げていたけれど、親の立場ではなく子の立場で考えるのは独特だなと思った。エッセイのネタという建前はあるものの、もう一度父との思い出をやり直そうと動物園デートして、やっぱり子供連れに嫉妬を覚えるのは違和感でした。
せっかく動物園に行ったのにすぐいなくなる父に笑いました。ほんと、あの世代のお父さんって家族サービスは行き帰りの運転が全てって人多かったんじゃないかな。うちの父も海水浴に連れてってはくれたけど、着いたらすぐにビール飲んでパラソルの下で寝てたわ(笑)家族と歩調を合わせて一緒に歩いて、一緒のものを見て感動してってそういう細々したものはお母さんの担当だったと思う。だからこその動物園でのソロ活(笑)悪気なんてサラサラないって顔がまた憎たらしい(笑)父親なんてこんなもの。今更こっちが痛いだの痒いだの言ったってどこ吹く風なんだ。そういう生き物だと思って付き合っていけばいい。
田舎でも突然駅の改修工事が始まると高層マンションやらも建設されるという未来予想図が広告として入ってくる。当初は綺麗になるならいいなくらいの軽い気持ちだけど、ああここにマンションが建つってことはあのお店もこの通りも無くなるってことなんだと、立ち入り禁止の範囲が広くなるごとに実感させられる。自分のものは何も失ってないのに、とても大切な記憶をもう再確認できないとわかると途端に心細くなる感じはきっとどこでも一緒。切ないけど現実感のあるストーリーがとてもよかった。
ただ、銀座には行ったことがないのであんなに店員さんの対応はわかりやすく酷いものなのかとすごく気になりました。一流って相手を選ばないことだと思っていたので、なんだか残念。
トキコさんとお父さんとの銀座デートが楽しそうでした。でも昔の銀座と変わってしまったというのが切なかったですね。そして昔なじみの洋服店で上客が来たとたんに態度が変わられたのがなんともいえない気持ちにさせました。銀座という街はやはりお金がある人のための場所なんだなと気づかされました。ラジオでのトキコさんが東京はそもそもよそ者が作った場所、というのはなるほどなと思いました。私も東京に住んでいたことがありますが、改めて東京の街の不思議さを感じました。
ネットで買ってある日突然家でつけて仕事に行ったわけじゃなく、ある日突然カツラを付けて帰ってきたという少しの差だけどトキコの言う通り確信犯的な計画性を感じた。夫が言い返す言葉のチョイスも素晴らしいくらい憎らしい。女性でスキンケアさえしない人はいないだろうから、何か言われたらそう言ってやろうと考えてました感に奥さんは苛っとしたのもあって認められないのかなと思いました。父親の美容意識だって気持ち悪くて当然かなと。
思い切って話したという続編を聞いて、夫に"意外と好評だった"と言われた奥さんは考えを変えられたからまたお便りを送ったのかなと思い、少しだけほっこりしました。
エンディングがとっても素敵。すごく澄んだ綺麗な声が凛とした羊さんにとても合っているから羊さんが歌っているのかと錯覚してしまったけど別の人なのね。びっくりしたわ。私たちは無意識のうちに人をカテゴリー分けしてるのかもしれないと思った。そして勝手にしたカテゴリーから出るような行動をその人がするとイライラしたり気持ち悪く思ったりする生き物なのかもしれない。旦那がカツラをかぶったって旦那は旦那なのにね。身近にいる人ほど許容範囲が狭くなるってことにもすごく共感した。
ラジオの相談内容がとてもリアリティーがあってしみじみきいてしまいました。真摯に受け止めているところが素敵でした。結婚せずに独りで老人ホームに入ったおばさんの生きざまが心にしみました。自分でお金を稼いで最期の住処まで用意してるところがさすがです。あそごでできる人はなかなかいないだろうなと思います。あっという間に亡くなってしまい悲しくなりました。ラジオの相談で昔のおばさんの遺品を処分したいという大学生に対してそれは両親の気持ちを考えると無理、という答えに少し驚きました。私も処分したくなってしまうかもしれませんが、やはり捨てられないものはあるんですよね。
なんだろう、同じく女性だし同じく娘だし同じような年齢だからかな。なんかとっても身近な痛みでちょっと苦しかったけど優しい時間だったな。そう、このくらいの年になると年老いた親や親戚とあと何回会えるだろうと思ってしまうんだよね。会うたびいつも後ろ髪を引かれる思いになる。ばあばと会って短い時間だけど思いつく限りのことをやってあげる気持ち、嬉しくさせてあげたい気持ちよくさせてあげたいって姪の気持ちがまんまで涙が出た。はぁ、私も電話でもいいからしようと思った。
ラジオを決まった時間に聞く習慣は今まで生きていて一度もない。でも長年聞いているラジオ番組があるという話を聞くとなんだか羨ましくなります。
近しい人の深すぎたり浅すぎたりする相談は聞きたくないけど、自分は何も答える必要がない状況で誰かわからない人の相談と、他人の相談に寄り添った解答を聞くのはトキコの話す様子からかなり幸せなことのように思えました。でもそんなトキコにも悩みはあってというリアルな展開が良かったです。
何もしないのに自分の思い通りにことを進める人って確かにいる。でも家族にはいないからトキコの生き方に少し疑問も感じた。でもそうしかできない何かがあるんだろうなと、タイトルの重みを感じた気がしました。
まず、最初の10分で引き込まれました。
いろんな立場の女性のその時置かれている状況心情がグッと入ってきて、大半の女性はどこかに感情移入出来たんじゃないかと思います。
そこから始まるトッキーさんの物語。
「すいも甘いもつまみ食い」ってフレーズがほんとに共感できて物語に入っていけたな。
原作がコラムなだけに脚本の言葉などがリアルでセンスあるなーと気持ちよく見れました。
お父さんとの関係も。
ま、過去に悪さしてたんでしょうねw
それに対するトッキーの感情もこれからどうなっていくのかも。。
楽しみです。
40代の女性の気持ちを、ラジオのパーソナリティーという目線で事細かに語り、興味をそそられる。そこで結婚という人生を選ぶか、独身のままでいくか、また年老いていく親の世話をどうしていくかなどの選択を迫られるのは、全ての女性が通る道である。いつの時代もこれはドラマのテーマになるが、いまだに女性の地位や収入が低い日本社会ながら、令和の今はどんな風に展開していくか、注目したい。また、女性の結婚というテーマのほかに、トキコは過去に父親とは何か問題があったようだが、その全てを受け入れて、親孝行をしているところは大変みていて暖かく感じ、今後どのように親子関係がなっていくのか、興味深いところである。