『インフルエンス』での吉川愛 (日野里子役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
吉川愛 (日野里子役) は 「2021年4月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
3人の中で唯一、十数年の年月を演技でしっかり表現していたと思います。子育て中のちょっと疲れた雰囲気とか母親らしい穏やかな口調とか、高校時代とは全く別人で上手い人だなあと感心しました。3話で友梨に結婚相手について語る時に友梨から目を逸らしていたり、幸せと言いながらちょっと陰を感じたり、すべてが明らかになった最終回を見たあとにあのシーンを思い出すと「だからあんな表情していたのか」と合点がいって、改めて表現力の細やかさに驚かされました。
落ち着いた口調や穏やかな表情、大人っぽい綺麗めの服装やメイクで、見た目でも演技でもしっかり時の流れを感じさせるところが良いですね。友梨に連絡先を知りたい、繋がっていたいと言われた時の表情が、迷いや嬉しさ、そう出来ない辛さなど色んな感情が入り混じった複雑なもので、もうこれで2度と会わないという里子の強い意志と覚悟が感じられたのも良かったと思います。
祖父を殺したのが真帆だと知った時の表情が、里子の友梨への独占欲というか、執着が滲み出ているように感じられて良かったです。優位に立とうとして余裕ぶって笑いながら真帆を脅してるけど、強がっているのが見え見えで、「もう二度と私を騙さないで」という台詞もちょっと突いたら泣き出しそうなくらい、必死に感情を押し殺してるように見えました。祖父から解放されるということはもちろんだけど、里子にとってはそれを友梨が自分のために実行するということに大きな意味があったんだろうなと感じて、何だか切なく胸が苦しくなりました。
こういう10代特有の危うさや孤独を抱えた役が本当にハマりますね。不良グループにいて荒んでいるし、3人の中では一番気が強そうではあるけど、ふと見せる寂しげな表情や暗く絶望したような眼差しが印象的で、誰かに愛されたい、現実から逃げたいという里子の葛藤や弱さが滲み出ているところも良かったです。
3人の中で唯一、十数年の年月を演技でしっかり表現していたと思います。子育て中のちょっと疲れた雰囲気とか母親らしい穏やかな口調とか、高校時代とは全く別人で上手い人だなあと感心しました。3話で友梨に結婚相手について語る時に友梨から目を逸らしていたり、幸せと言いながらちょっと陰を感じたり、すべてが明らかになった最終回を見たあとにあのシーンを思い出すと「だからあんな表情していたのか」と合点がいって、改めて表現力の細やかさに驚かされました。
落ち着いた口調や穏やかな表情、大人っぽい綺麗めの服装やメイクで、見た目でも演技でもしっかり時の流れを感じさせるところが良いですね。友梨に連絡先を知りたい、繋がっていたいと言われた時の表情が、迷いや嬉しさ、そう出来ない辛さなど色んな感情が入り混じった複雑なもので、もうこれで2度と会わないという里子の強い意志と覚悟が感じられたのも良かったと思います。
祖父を殺したのが真帆だと知った時の表情が、里子の友梨への独占欲というか、執着が滲み出ているように感じられて良かったです。優位に立とうとして余裕ぶって笑いながら真帆を脅してるけど、強がっているのが見え見えで、「もう二度と私を騙さないで」という台詞もちょっと突いたら泣き出しそうなくらい、必死に感情を押し殺してるように見えました。祖父から解放されるということはもちろんだけど、里子にとってはそれを友梨が自分のために実行するということに大きな意味があったんだろうなと感じて、何だか切なく胸が苦しくなりました。
こういう10代特有の危うさや孤独を抱えた役が本当にハマりますね。不良グループにいて荒んでいるし、3人の中では一番気が強そうではあるけど、ふと見せる寂しげな表情や暗く絶望したような眼差しが印象的で、誰かに愛されたい、現実から逃げたいという里子の葛藤や弱さが滲み出ているところも良かったです。