カナカナ

ずるい大人なら、マサは帰ってきたのだし沢田について行くのをやめるということもあるかもしれない。でもまだ佳奈花ちゃん子どもだし、真面目だし。思いつめていて見ていて可哀想。桐島署長はやはり闇カジノの危ない人たちと繋がっていた。沢田が証拠動画を取って負債をチャラにしてもらう約束を取り付けていたけれど、あんなの当てにならないだろう。おっちゃんが言うようにマサは密輸とかできるキャラじゃないし、なんとか桐島署長の悪意から逃れて欲しいな。それにしても佳奈花ちゃんが可愛くて癒される。マサも強面だけど純真な感じで、見ていてほっこりする。

署長は何を考えているのだろう。心の声では「殺す」とか言っていたけれど、麻薬取引の濡れ衣着せて捕まえただけ？警察に捕まっているうちは署長も無茶なことはできないだろうし、命取られるようなことはないだろうけど、いったいどうなっているのだろう。みんながてんやわんやしている所へ沢田がこっそり来て佳奈花ちゃんもピンチ。連絡のつかないおっちゃんが陰で動いていると信じたいのだけれどなー。

佳奈花ちゃんの迷いながらの反抗期が可愛い。ちょっとした修行みたいで。でもお腹痛いの我慢しちゃだめだよ。本当に辛そうで演技だとはわかっていても心配で仕方ない。とりあえずマサに気づいてもらえたから大丈夫かな？マサと佳奈花ちゃんの物理的な距離は今は遠くても、心は近づいてるなーと微笑ましく見ている。勇介とその友だちのことはとても心配。明らかに署長が裏で手を引いているし、友だち思いの勇介の気持ちを利用するのがもう最低としか言いようがない。署長の最終ターゲットはマサだと思うし、みんなで知恵絞って対抗してほしいな。

佳奈花ちゃんが帰ってくるからとソワソワしているマサが愛しい。お父さんが一生懸命に謝る姿を見て、カッコ悪いというタケシ。それに対してカッコいいというマサと陽斗。家族のため、部下のため守ろうと一生懸命頭を下げるのは決してカッコ悪いことではないと気づいたタケシがお父さんに飛びつく姿が本当に可愛くて。お父さんの日ごろの頑張りが報われたことも、お父さんとタケシの心が近づいたこともすごく嬉しかった。陽斗くんも素直になれたし、マサの怪我も方便だと暴露。いろいろ上手くいって良かったと思ったのに…桐島署長が勇介に近づいた。マサを貶めるために周りから攻めるということか。せっかく良いお父さんとして成長しているのだから、そっと見守っていてーというのはエゴだろうか。

佳奈花ちゃんには心の声が聞こえるから、どんなにすごいお坊さんであったとしても、中身が生臭坊主だとすぐにわかってしまった。それまで頑張っていただけにガッカリも半端ないだろうなと思う。お寺での子ども合宿は年齢も年齢だし、せいぜい真似事程度だと思っていたのに結構ハードでちょっとびっくりした。写経の平仮名はなかなかに新鮮だった。おばちゃんの病気も肝心なところは聞こえなくてどうだったのだろう。署長もわざわざ顔見せに来て、佳奈花ちゃんがいたら真意がわかったのに…と思った。

子どもって興味のあることを目の前にすると突進することあるよねーと思いながら、階段を登っていく佳奈花ちゃんの後ろ姿を見た。マサはこういうの初めてだろうし、そりゃさみしいだろうけれど、少しずつ父親らしくなってきている気がする。おばちゃんの病気も気になるし、おばちゃんの息子の無愛想でスマホに囚われているのも気になる。あと子ども合宿って何するのだろう。そっちも気になる。

おばちゃんのカラダ心配だ。うっかりおばちゃんの心の声をオウム返ししてしまって慌てる佳奈花ちゃんが可愛い。さすがにあの年で「入院」の文字が読めるのは驚きだけれど、ちょっとしっかりしすぎの感が強い佳奈花ちゃんだからＯＫかな。ザリガニ釣り、昔やったなと懐かしく。でもザリガニで蛸が釣れるとは初めて知った。釣れてもザリガニが無事だとは驚きだ。その後お腹に収まったたこ焼きが美味しそうで、子どもたちにとってはいろんな意味で幸せな時間だったんじゃないかなー。

秘密のことちゃんと話せなかったけれど、秘密があるということまではマサに話せた。佳奈花ちゃん頑張ったなあ。沙和さん大活躍だったけれど、素直に認めないところが沙和さんらしくて可愛い。沙和さんが気づいて追いかけてきてくれて本当に佳奈花ちゃん嬉しかったと思う。誰しも秘密の一つや二つある。マサの言う通りだ。誰しもそれを抱えながら折り合いつけて生きていく。秘密の中身を話したってきっとマサは同じこと言うのだと思う。マサの背中心地よかっただろうな。こちらまで幸せな気分になった。

それにしても沢田のやることもだけれど、心の声がひどすぎる。その声を聞いた時の佳奈花ちゃんの表情の変化が悲しくてやりきれない。マサは佳奈花ちゃんの能力を知っても動じないような気がするのだけれど、今まで出会って来た大人たちやおばあさんからの言葉もあってマサを信じきれないのだろう。早く見つけてあげて、とドラマなのに力が入って見てしまう。

英子ちゃん、この間の一件が引っかかっていて意地悪しちゃったんだ。それでもちゃんと謝りに来て大事な情報も伝えて偉いと思う。佳奈花ちゃんが帰ってきたら、今度こそ友だちになれそうな気がする。マサは佳奈花ちゃんからのメールに違和感があったのがすごい。短期間でもちゃんと佳奈花ちゃんを見ていたってことだから。澤田と桐島が手を組んで佳奈花ちゃんを誘拐したということなんだろう。チラッとうつったスーツケースの中にいたとか？ああいう時に逆に佳奈花ちゃんの心の声がマサに届いたらいいのに…と思ってしまった。

他人の心が読めてしまうから、先回りしたり遠慮したり…素直になれないことが増えるのかな。子どもが大人の顔色を窺うということは多少なりともあるし、それも度を超すと他人との関りが違った意味で難しくなる。佳奈花ちゃんがマサの役に立ちたいと思うのは少し大人びているけれど仕方ないことなのかな。初めてのおつかいが上手くいって欲しいと思う。桐島はマサとどういう関係があるのだろう。佳奈花が不穏な心の声を聞いてしまったから余計に気になる。

兎にも角にもカナカが可愛い。人の心を読めてしまうことで自分を内に閉じ込めてしまっているところがあるけれど、周りに迷惑をかけないように一生懸命振舞っていていじらしく賢く可愛い。カナカの能力を悪用しようとする叔父にはうんざりするが、マサの真っすぐさに守られて幸せになって欲しいと思いながら見ている。テンポもいいし今の一番の押しドラマです。

少女の佳奈花を良い具合に利用している叔父のいやらしさが突出していて、彼女がどうなるのか心配しながら観ていました。人の心がを読めるせいで、主婦たちも利己的で表面を取り繕っているのが分かってしまうのは、佳奈花が無口になってしまうのも仕方がないなぁと共感できました。
しかし、見た目は怖いのに心の中は綺麗な大自然を持っているマサはとても味があるし、彼をよく知る刑事も人情派だし、そんな彼らと出会えた佳奈花が幸せになれない訳がないと、毎回その展開を楽しみに観ています。