顔に泥を塗る

悠久にきちんとNOと言えるまでに成長した美紅。最初は自信なさげに伏目がちだったけど、真っ直ぐ悠久に別れを告げる場面では今までのことは感謝しつつも前に向いて歩き出している美紅を感じることができて清々しい気持ちになった。

明らかに悪い状態なのに逃げずにでも、でも、と言って思いとどまる美久にイライラしてしまうけど、現実が見えていない人の体現が恐ろしい。周りが何を言ったって自分はまだ大丈夫と自分で答えを出すんだと考えている美久が怖い。

そんな美人がどうしたらそこまで自己肯定感が低くなるのか分からないけど、弱々しく笑う美紅は儚げで思わずしっかりして！と支えたくなってしまう。愛らしさとか弱さがある愛されキャラが自分の足で立つところを見てみたくなる。