着飾る恋には理由があって

相槌の打ち方や話の聞き方、相手の言うことを否定せずにちゃんと自分の考えを伝えてアドバイスする姿など、随所で相手に寄り添ったコミュニケーションの取り方が見られて、カウンセラーの説得力がありました。温かくて頼りがいがあって優しくて、駿や真柴のお兄ちゃんみたいな存在でしたね。羽瀬ちゃんとの不器用で初々しい恋愛模様も微笑ましかったです。

駿や真柴など周りの人のことはよく分かるのに、自分自身の恋愛のことになると途端に空回り気味になってしまうところが人間味があって良いと思います。羽瀬の「優しいお兄ちゃん」という言葉がぴったりな、穏やかで温かい空気感も素敵です。羽瀬にプロポーズするシーンも、真剣な気持ちは伝わるけど完全にタイミングを間違えていて、そういう不器用なところが陽ちゃんらしさがあって良かったです。

駿と真柴を見守る姿がお兄ちゃんを通り越してお父さんみたいな包容力があって良いですね。デートの話で盛り上がる真柴と駿を見つめる葉山の表情にもいち早く気付いているところも、他人の機微に敏感なカウンセラーらしさが感じられました。羽瀬に告白するシーンも、ちゃんと相手の顔を見てはっきりと想いを言葉にしていて、気持ちを内に秘めがちですれ違ってしまう駿との良い対比になっていたと思います。

まともにドラマに出て演じているのを初めて見ましたが、丸ちゃん、こんなにも落ち着いた味のある演技ができるんだ！と見直しました(笑)シェアハウスで同世代のいろんなキャラがいる中で、いい調和的存在としてのポジションを確立できていて、おふざけ丸山感をきれいに消せているところがすごいです！！

優しそうな笑顔と何でも話しやすそうな雰囲気があって、こういう皆の相談に乗ってあげる心の拠り所ポジションがよく似合っています。葉山が戻ってきて三角関係っぽくなるのなら、無理に恋愛パートに絡ませなくても良かったのになあ。葉山に嫉妬するシーンでは珍しく言動や態度に棘があり、そこも単なる良い人ではない人間味があって、さらに親近感がわきました。羽瀬にキスされた時の反応もいかにもハルちゃんぽいチャーミングさがあって良かったです。

カウンセラーだけあってものごしが柔らかで、優しい陽人が、彩夏の前ではカウンセラーの域を越えて心配だから突っ込んだところまで踏み込んだ、人間味のあるところが良かったです。本当に心配していたら、自分の心もマニュアルどうりにはいかないということを見せてくれて逆に男気を感じました！

まさに癒し系の役がピッタリだと思います。口数は多く無いですが言葉の間合いが絶妙で関西弁も安心します。あのトントンやって欲しいなあと思っちゃいます。真柴が自分の患者さんになり、駿にお願いなと言うシーンも嫌味がなくて良かったです

今まで関ジャニは好きだけどマルちゃんのことをかっこいいとか男性としてとか見たことありません（笑）ごめんね。だけどこのドラマで初めて仕草にドキッとする場面が多くてギャップに困っています（笑）マルちゃんにドキッとする日が来るなんて！意外です！！

真柴さんのことを好きなのかと思いきや、相談者になったら恋愛対象にしないとあきらめる宣言。まあそんなもんなのかもしれないですね。ちょっと軽いのりはしますが、カウンセラーという仕事とのギャップに驚かされますね。これから恋愛にどうやって入り込むか気になります。

まったり関西弁と穏やかで優しい雰囲気がカウンセラーらしくて合っていると思います。恋をしても「良い人」で終わっちゃいそうな人の良さそうな感じもあって、真柴に友人・恋愛対象ではなく「カウンセラーの先生」として相談をされてしまう説得力がありました。何でも受け止めてくれそうな包容力もあって人の機微に敏感で、真柴よりも、繊細で気難しい羽瀬との方が相性が良さそうな気がします。

あー、役は素敵なのに今一歩及ばないのはそのお顔のせいなんだろうか‥。失礼なこと言ってすみません。心理カウンセラーでいろんな技を持ってしてもやっぱり流星くんには敵わないのよ。ヤバいのに目をつけられたなしか感じない。残念。

陽人の全身から感じる癒しオーラとは裏腹に、意外と自分の気持ちには正直で、くるみにガンガンアプローチしていく肉食系なギャップが素晴らしいです。関西弁なところも、普段の丸山さんっぽい部分を考慮していて、ぴったりとハマっていると思いました。