『恋は闇』での岸井ゆきの (筒井万琴役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
岸井ゆきの (筒井万琴役) は 「2025年4月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
なんていうか社会人に見えないんだよね。全てがごっこに見えてしまう。経験がないことはできないタイプだと今後伸びないだろう。人間としての感情は経験から引き出せていると思うけど、全体的に子供っぽいんだよね。
一見盲目っぽく見えるけど、ふとした時に見せる陰りのある表情や目線にぬぐい切れない浩暉への疑念を滲ませるところが良いですね。仕事中の真剣で生き生きした表情も良いけど、浩暉になかなか「好き」って言ってもらえなくて拗ねたり、向葵が高1から正聖のことが好きって聞いた時の反応など、オフの普通の恋する女子な姿もチャーミングで良いなと思います。
設楽を信じたい気持ちも信じられない気持ちが交互にやってくる目まぐるしい役。愛するが故に過剰に信じたくなってしまうのも人の心のうちだろう。恋人としての万琴とスクープを追いこれ以上犠牲者を出したくないと奔走する万琴、矛盾するけど上手に同居させていると思う。
向葵との喧嘩シーン、向葵が何を言っても聞く気がなくて頑なな姿がもどかしくて苛立たしくて、10年以上の付き合いの親友の言葉すら届かない盲目っぷりが「恋は闇」というタイトルをまま体現しているようでした。ちょっと反感を買いそうな展開だったけど、万琴の頑固さや弱さ、恋に溺れる愚かさを視聴者に媚びることなくド直球で表現する潔さも良かったと思います。
浩暉のことで不安になって葛藤する姿や、拒絶しつつもどうしても想いが断ち切れない辛くて切なげな表情など、情感豊かな芝居はもちろんだけど、向葵とやけ食いしてる時のテンポの良い会話やオフ感満載の表情、キノピーや唯月と喋ってる時の少しトーン抑えめのリラックスした口調など、何でもない日常会話のやりとりも台詞っぽさがなく自然で上手い。何してても万琴っぽいなって感じられて、あれ?っていう違和感や隙がなく、徹底して役になり切ってるところがさすがだなと思います。
浩暉の過去や疑惑が次々明らかになって段々と不安を募らせていく様が、表情の曇りや伏し目がちな眼差し、感情を抑え込んで少し裏返りそうな電話の声など、具体的な台詞がなくてもしっかり伝わってきたのが良かったです。花邑さんからの電話に涙するシーンも、温かな気遣いに胸を打たれただけでなく、犯人を捕まえられなかった申し訳なさや悔しさも滲み出ているのが澱まない万琴らしさが出ていて良かったと思います。
言葉にも表情にも態度にも、浩暉大好きって気持ちが溢れ出ていて、その真っすぐさや素直さが健気で可愛らしくもあり、優しいけど何処か一線を画す態度の浩暉との想いの差のようなものも感じさせ、浩暉の闇をより際立たせているところが良かったです。顔出しでTV出演を決めるシーンも、これまで顔出し取材をお願いしてきた被害者やご遺族への誠意と、報道に携わる者としての責任感が伝わってきて印象深かったです。
この人が演技上手いのは知ってたけど相変わらずいいなぁ。気合い入っても暑苦しくなく、キュンとして女の顔になってもあざとくなく。ひとつ核があってその上での変化。素晴らしいです。
設楽への告白シーン、飾らない言葉で気持ちを真っすぐ伝える姿が万琴らしくて良かったです。「私が好きなんだからそれで良い」と良い意味で開き直ったすっきりした笑顔も可愛らしくて、距離を置こうとしていた設楽の心が動いてしまうのも分かる。これ以上被害が出ないようにと自分に出来ることを一生懸命こなす姿も、万琴の報道マンとしての使命感とご遺族の思いを無駄にしたくないという強い思いが感じられて良かったです。
設楽の記者としての能力は認めていたり、少し意識してしまう部分もありつつ、軽薄さと胡散臭さにちょいちょい拒否反応を示してる姿が可愛い。「ついてこないで」「触らないで」って変質者扱いで避けたり逃げたり、うへ~って顔を顰めたり、飾らない素直な反応が万琴らしくて好感が持てます。インタビュー放映が流れてしまった時の涙も、自分の労力云々ではなく、辛い気持ちをメディアに明かしてくれた遺族の気持ちに報いることが出来なかった悔しさが強く伝わってきて胸にくるものがありました。
桜の花びらを追うシーンがとても良かったですね。仕事じゃ見せない子供のような顔。少しアルコールも入って上機嫌で無邪気に花びらを追いかけるところがとてもかわいらしかった。恋をする瞬間を見るよう。とても輝いてました。
設楽の嘘を丸ごと信じて同情したり、被害者の同僚を取材する時も自分のことのように目を潤ませて辛そうな顔をしたり、自分の視野が狭かったと気付いたら直接会ってきちんと謝ったり、万琴の素直さや真っすぐさ、優しさを嫌味なく演じていたと思います。負けん気の強さと、桜の花びらを掴もうとする子供みたいに無邪気な姿のギャップも魅力的で、設楽が興味を持ち心惹かれる説得力が感じられたのも良かったです。
なんていうか社会人に見えないんだよね。全てがごっこに見えてしまう。経験がないことはできないタイプだと今後伸びないだろう。人間としての感情は経験から引き出せていると思うけど、全体的に子供っぽいんだよね。
一見盲目っぽく見えるけど、ふとした時に見せる陰りのある表情や目線にぬぐい切れない浩暉への疑念を滲ませるところが良いですね。仕事中の真剣で生き生きした表情も良いけど、浩暉になかなか「好き」って言ってもらえなくて拗ねたり、向葵が高1から正聖のことが好きって聞いた時の反応など、オフの普通の恋する女子な姿もチャーミングで良いなと思います。
設楽を信じたい気持ちも信じられない気持ちが交互にやってくる目まぐるしい役。愛するが故に過剰に信じたくなってしまうのも人の心のうちだろう。恋人としての万琴とスクープを追いこれ以上犠牲者を出したくないと奔走する万琴、矛盾するけど上手に同居させていると思う。
向葵との喧嘩シーン、向葵が何を言っても聞く気がなくて頑なな姿がもどかしくて苛立たしくて、10年以上の付き合いの親友の言葉すら届かない盲目っぷりが「恋は闇」というタイトルをまま体現しているようでした。ちょっと反感を買いそうな展開だったけど、万琴の頑固さや弱さ、恋に溺れる愚かさを視聴者に媚びることなくド直球で表現する潔さも良かったと思います。
浩暉のことで不安になって葛藤する姿や、拒絶しつつもどうしても想いが断ち切れない辛くて切なげな表情など、情感豊かな芝居はもちろんだけど、向葵とやけ食いしてる時のテンポの良い会話やオフ感満載の表情、キノピーや唯月と喋ってる時の少しトーン抑えめのリラックスした口調など、何でもない日常会話のやりとりも台詞っぽさがなく自然で上手い。何してても万琴っぽいなって感じられて、あれ?っていう違和感や隙がなく、徹底して役になり切ってるところがさすがだなと思います。
浩暉の過去や疑惑が次々明らかになって段々と不安を募らせていく様が、表情の曇りや伏し目がちな眼差し、感情を抑え込んで少し裏返りそうな電話の声など、具体的な台詞がなくてもしっかり伝わってきたのが良かったです。花邑さんからの電話に涙するシーンも、温かな気遣いに胸を打たれただけでなく、犯人を捕まえられなかった申し訳なさや悔しさも滲み出ているのが澱まない万琴らしさが出ていて良かったと思います。
言葉にも表情にも態度にも、浩暉大好きって気持ちが溢れ出ていて、その真っすぐさや素直さが健気で可愛らしくもあり、優しいけど何処か一線を画す態度の浩暉との想いの差のようなものも感じさせ、浩暉の闇をより際立たせているところが良かったです。顔出しでTV出演を決めるシーンも、これまで顔出し取材をお願いしてきた被害者やご遺族への誠意と、報道に携わる者としての責任感が伝わってきて印象深かったです。
この人が演技上手いのは知ってたけど相変わらずいいなぁ。気合い入っても暑苦しくなく、キュンとして女の顔になってもあざとくなく。ひとつ核があってその上での変化。素晴らしいです。
設楽への告白シーン、飾らない言葉で気持ちを真っすぐ伝える姿が万琴らしくて良かったです。「私が好きなんだからそれで良い」と良い意味で開き直ったすっきりした笑顔も可愛らしくて、距離を置こうとしていた設楽の心が動いてしまうのも分かる。これ以上被害が出ないようにと自分に出来ることを一生懸命こなす姿も、万琴の報道マンとしての使命感とご遺族の思いを無駄にしたくないという強い思いが感じられて良かったです。
設楽の記者としての能力は認めていたり、少し意識してしまう部分もありつつ、軽薄さと胡散臭さにちょいちょい拒否反応を示してる姿が可愛い。「ついてこないで」「触らないで」って変質者扱いで避けたり逃げたり、うへ~って顔を顰めたり、飾らない素直な反応が万琴らしくて好感が持てます。インタビュー放映が流れてしまった時の涙も、自分の労力云々ではなく、辛い気持ちをメディアに明かしてくれた遺族の気持ちに報いることが出来なかった悔しさが強く伝わってきて胸にくるものがありました。
桜の花びらを追うシーンがとても良かったですね。仕事じゃ見せない子供のような顔。少しアルコールも入って上機嫌で無邪気に花びらを追いかけるところがとてもかわいらしかった。恋をする瞬間を見るよう。とても輝いてました。
設楽の嘘を丸ごと信じて同情したり、被害者の同僚を取材する時も自分のことのように目を潤ませて辛そうな顔をしたり、自分の視野が狭かったと気付いたら直接会ってきちんと謝ったり、万琴の素直さや真っすぐさ、優しさを嫌味なく演じていたと思います。負けん気の強さと、桜の花びらを掴もうとする子供みたいに無邪気な姿のギャップも魅力的で、設楽が興味を持ち心惹かれる説得力が感じられたのも良かったです。