※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 3.2 /5.0(64.8%) | 735位 /1087件中 |
キャスト 3.6 /5.0(71%) | 759位 /1087件中 |
演出 3.3 /5.0(65.2%) | 728位 /1086件中 |
音楽 3.4 /5.0(67.4%) | 608位 /1087件中 |
感動 2.8 /5.0(55.2%) | 722位 /1082件中 |
笑い 3.0 /5.0(59.4%) | 481位 /1082件中 |
スリル・興奮 2.9 /5.0(57.8%) | 709位 /1079件中 |
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キャスト 3.6 /5.0(71%) | 759位 /1087件中 |
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感動 2.8 /5.0(55.2%) | 722位 /1082件中 |
笑い 3.0 /5.0(59.4%) | 481位 /1082件中 |
スリル・興奮 2.9 /5.0(57.8%) | 709位 /1079件中 |
ラブストーリーとしては最後までベタな展開のオンパレードでよかった。
けど連絡もせずに真宮の兄に瑠璃が簡単に会えたり、瑠璃と付き合うことと亮が会社を手伝うかどうかはとまた違う問題ではないのかと突っ込みたかった。それと瑠璃の"私が亮を幸せにする"っていう決意と発言は30代だとギリ痛い気もした。自分だったらできない。
お兄さんに認めてもらわなきゃ付き合えないわけでもないのに、あの感動の状況でまずお兄さんの元へ行ったのもよくわからなかった。最後までお兄さんの扱いはイマイチ。
瑠璃のウエディングドレス姿が美しかったから、終わりよければ全てよしかな?
まずはハッピーエンドでよかったかな。恋愛は二人で作り上げていくものなのに、瑠璃さんのあの独りよがりで相手の返事を待たずに結論を出すってところが苦手だな。あれが拗らせてるってことなのか?まだ10代ならまだしも30すぎた女性があれだとだいぶ痛い。りょうさんがまっすぐで気持ちが安定してて包容力がある人だから続くと思うけど、その他の人はちょっと無理かな。結局お兄さんの会社は手伝わないのね?あっさり彼女と今の生活をとっちゃうお坊ちゃんもすごいな。
最終回直前のゴタゴタは何だったんだろうっていうくらいの大団円でしたね~。瑠璃も亮も自分で進むべき道を選択したっていうところは成長が見られて良かったけど、設定年齢の割に2人とも幼くて20代前半の若者みたいだったなあ。最初から亮の片思い相手が瑠璃だって分かりやす過ぎたし、いきなり出てきた兄が無駄に引っ掻きまわしたりとストーリーは正直イマイチでしたが、主演コンビが美男美女で身長差も少女漫画みたいにバランスが良く、胸キュンシーンが絵になるところはとても良かったと思います。
結局、瑠璃の部屋に高く積まれた膨大なラブコメの漫画の知識は付け焼き刃にしかならず(恋のきっかけには役立ったけど)、むしろ大事にしていた「なまえのないお姫様」の絵本の余白に、答えをみつけたのですね。絵本の王子様のような真宮くんの、何があってもブレない瑠璃への想いが二人をゴールインへと導いたと思います。「幸せにします!」と言った瑠璃が、「プロポーズ、先に言わないでください」と真宮くんに言われて初めて、確かにプロポーズだと気づいて、あわあわしてるのが、最後まで瑠璃らしくて良かったです。
最終回、絵本に沿っての展開、「俺は王子様になれましたか?」というメモ。もーなんでこんなにキュンキュンさせるのー。あれは真宮君が本に合わせてやってたって事だよね?真宮(ゆうた)君にやられたー。ニヤニヤしすぎて、精神が持ちません
お兄ちゃんに誘われて実は嬉しかったと言ってしまった後で、「瑠璃さん"さえ"そばにいてくれたら」と言ったらそりゃ"逃げ"だと思われる。"お前さえそばにいてくれたら"なんてラブコメの定番的なセリフだけど、付き合っていることを否定した状況で言われても誰もキュンとしない。こういう流れがうまいところが好き。真宮が墓穴を掘りまくって、瑠璃が痛いところをつく展開は爽快だった。
これで真宮が簡単に瑠璃を諦めるのか、お兄ちゃんの誘いを受けた上でもう一度瑠璃に告白するのか、お兄ちゃんの誘いも断るのか…。ベタな展開はいくつもあるので最終回にとてもわくわくしています。
なんだかなー、タイトル通り拗らせてるわな。どうして恋か仕事かの二択なのかが分からない。お兄さんのところにいけばヨーロッパ勤務だから?遠距離恋愛になるから?もういい大人なんだから、よっぽどの理由がない限り兄が別れてくれなんて言うのもおかしいしね。瑠璃さんさえいればって言葉はたしかに引っかかるねー。それが瑠璃さんがいれば頑張れるって方向になれば百人力だね。瑠璃さん適応力ありそうだし一緒にヨーロッパに着いていったらいいのにと思う。
ドラマ序盤のこじらせた瑠璃といい、兄が登場してからの亮といい、設定年齢に対してどちらも内面が子供過ぎてちょっとイライラしますね。家で疎外感を感じていてきっとマイナス思考になっていたであろう弟に対して兄のあの発言は言葉足らず過ぎるし、そもそも良い年した大人の恋愛に家族が口出ししてくるっていうのもなあ…。恋愛初心者なのに兄弟のゴタゴタに巻き込まれてキャパオーバーのはずなのに、それでも一生懸命亮のために、漫画に頼らず自分で考えて別れを選択する瑠璃の成長ぶりは良かったと思います。
真宮のお兄ちゃんとしての優しさを感じられたと思ったら、真宮が家を出た理由がお兄ちゃんの心ない言葉だったとわかり、誤解させたままいたことが引っ掛かって都合よく利用しようとしているのかなと思えてしまった。でも瑠璃との出会いは過労…見かねた瑠璃が賢治に会いに行って真意がわかった経緯はよかった。
これで"いいお兄ちゃん"じゃない展開だったらさらに揉めて面白かったかもしれない。でもそこで"弟に自分のために生きてほしいから別れてほしい"と突拍子もないことを言い出すお兄ちゃん。瑠璃と別れたら自分のために生きられるという発想が理解できなくて笑ってしまった。
わざわざ瑠璃に言うところとか、やっぱり少し亮に対して嫌味な部分があるのかなと気になりました。
なんでー!幸せの絶頂で兄に別れてくださいって言われなきゃなんないの??りょうさんも瑠璃さんを逃げ道にしないで1番の味方を得たと思って結婚してお兄さんの事業を手伝ったらいいじゃない。瑠璃さんは仕事辞められないか??それはさ、もうスパッと辞めてついていくくらいした方がいいと思うけどねぇ。それは昭和の考え方か??でもこんなに理想的な彼氏がやっとできたのに手放すのは惜しいよ。私ならお尻叩いてでもついていくね(笑)
ソロ活女子の五月女さん、やっと登場しましたね~。いつ出るかなって楽しみにしていたのでエレベーターから出てきた時は嬉しかったです。ドラマ本編は何だかモヤモヤしたなあ。亮が瑠璃に逃げて現実から目を背けているのは分かるけど、だからって瑠璃に別れて欲しいって頼む兄ってどうなんだろう。戻って来たいという気持ちがちょっと見えたのなら、根気強く向き合うべきでは?離れていた時間が長いのだから、兄弟の時間を取り戻すのも同じくらい時間をかける覚悟を持ってほしい。瑠璃も亮が本当はどうしたいのかちゃんと話し合って答えを出して、別れずに一緒に頑張っていくんじゃダメなのかな?お兄さん、ちょっと過保護過ぎでは?あまりに身勝手な話にイラっとしてしまいました。
りょうくんは瑠璃さんに安らぎを求めていたんだね。一見完璧に見えるけど、できすぎた自分像に背伸びしながらも頑張ってる瑠璃さんに自分も一緒に成長できる気がしたのかな?それともそんなダメな瑠璃さんに安心感を抱いているのか。安心感の方だとするとうまく行くかな?誰でも承認欲求はあって認めてもらいたいから今は居心地いいけど、そのうちそこにとどまってはダメだって気づくような気がするんだよね。でもそこで二人が離れちゃうんじゃなくて一緒に成長できる関係になるといいな。
最初は完璧な自分を取り繕うことに必死な瑠璃が痛いなって思っていたけど、真宮と付き合うようになってからいつも真宮のことを考えて一生懸命で、ちょっとしたことに一喜一憂する姿が素敵だな、可愛いなと感じるようになりました。逆に真宮の方は回を追うごとに自分本位さや年下の可愛らしさを通り越したワガママが悪目立ちするようになってきて、そこがイマイチ…。付き合って初めての誕生日がトラブル続きで大変だったけど、真宮が正直に過去について語ったり、瑠璃が「亮」って名前で呼べるようになったり、2人の距離がぐっと近づいたところは良かったです。
前半は瑠璃が真宮くんのために「最高の誕生日にするから」と言い切ったものの、睡眠時間を削って作り始めたケーキはイマイチの仕上がりでいつものドタバタだったけど、その分、後半の真宮くんの優秀な兄貴へのコンプレックスを背負った生い立ちの告白が際立った。だからローソク立てたケーキが欲しかったんだなと思ったし、完璧なお姉さんの瑠璃に惹かれたのもなんとなくわかる。これからも真宮くんをちゃんと見て愛してあげて欲しいなと思った。
兄にコンプレックスがあって瑠璃の周りに存在したという事実にイラつくのは勝手だけど、いつの間にか寝てしまったことに怒っているのかと恋愛経験が少ない瑠璃を悩ませた間宮はやっぱり自分本意だなと思えてならなかったです。付き合ったばかりなのに束縛まで酷くてこれからどうなるのか不安…。
でもそんなことお構いなしに怒っていると思っていた間宮から夕食に誘われて、尻尾をぶんぶん振っている幻覚が見えそうなくらい喜んでた瑠璃が可愛く、兄弟の揉め事より彼氏の誕生日の祝いについて真剣なのが面白くて最高でした。
いろんなことにドギマギしている、るりさんがかわいい。女の子は恋をするときれいになるって表情豊かになるからそう見えるのかもね。あんなにイケメンなのに放っておけなくなる弱さを持つ彼、あんなの反則だわ。憂い顔がまた綺麗。あんな彼だからこそ一生懸命自分の作られたイメージに合わせようと努力しているるりさんのことが気になって健気さに惹かれたのかもね。姉さん感があって任せなさい!って感じの彼女が2人きりになると急に弱気になるのがかわいいな。
兄弟の確執というより、真宮が一方的に兄に強烈なコンプレックスを抱いて向き合うのを逃げているだけの子供に見えるけど…。でも誕生日を祝ってもらったことがないって言っていたし、もっと真宮家の事情が分かれば見え方も変わってくるのかな。最近、瑠璃に対する真宮のSっ気の強いワガママが目立っていて、「これ、可愛いのかなあ?」ってちょっと疑問に感じていたので、今回のように抱きしめて素直に甘える姿が恋愛指南をしている時のほど良い控えめさや年下らしい可愛さがあって良かったです。
部屋が汚いのは掃除をしない瑠璃が悪いけど、付き合ったと同時に相手が困るような我が儘を言いまくる間宮にもドン引き。いくら年下でも可愛く見えない。なぜ彼女が"嫌"と言っていることを平気で出来るのか本当にわからない。元カノたちに付きっても3ヶ月でフラれていた理由がこの我が儘じゃないといいなあ…。
無理矢理だけど初めて招かれた彼女の家でシャワーを浴びるのもすごい。間宮のぐいぐいくる感じが受け入れがたいけど、瑠璃が掃除や昨日のことで疲れて寝ちゃった定番の展開には花丸をあげたいです。
いいねー、ずっと恋愛に縁がなくてもあんなにかっこよくてかわいくて包容力が半端ない年下男子と付き合えたら逆転ホームランでしょ。おしゃれだし仕事できそうだし料理までできちゃうんでしょ。もうこうなったら漫画読み過ぎて幻想でも見てんのかと思うわ。しかもまたいいとこの子みたいだね。るりさんも恋愛始めたら急に少女みたいになっちゃってすごくかわいくなった。恋愛指南なんてしてた頃より今の方がよっぽどかわいいよね。恋をすると綺麗になるってほんとなんだなー。役とはいえすごいな。
ここぞっていう時に疲れて寝ちゃうってこれも少女漫画の王道だなあ。漫画を読んで「どうしてこの状況で寝られるの?」って言ってた瑠璃本人が爆睡しちゃうのが真宮も言ってたけど瑠璃らしくて可愛らしかったです。瑠璃が助けたのは真宮のお兄さんだったんですね。家族が色々複雑って立花も話していたし、真宮自身も瑠璃の姉弟仲の良さを羨ましがっていたし、お兄さん関係でまた一波乱ありそうで続きが気になります。
まだ自分のことを説明しあっただけの段階でキスしちゃった真宮に少しがっかり。付き合うことになってからならまだしも、恋愛経験もあってないようなものと告白した瑠璃の気持ちをまったく考えていなくて、自分本意な部分が出てきちゃったけど大丈夫かと不安になりました。その不安を煽るように事前に話しもせず、当たり前のように瑠璃の家に寄りたいと言った真宮には唖然。押し入ったとはいえ瑠璃の家には入ったんだし、嫌がっているんだから自宅へ誘う気はないのかとか、エリカが言っていた事情で呼べないなら自分も我慢しようとかはないのかとか、真宮の株が下がるばかりでした。
瑠璃が毅然と断れればよかったけど恋愛初心者にこの切り返しは無理だから、そこは逆にちゃんとしてて良かったです。
はー、やっと普通にキュンキュンできる恋愛ドラマになった。良かった!先週まではこじらせ女子が痛すぎて見てられなかったからやっと安心してみられるわ。これ見てると美人って損なんだか得なんだかって分からないもんなんだなと思う。なんでもできそうな女子が部屋が汚かったり、恋愛経験なかったり、無駄にハードル上げられてると勝手なイメージなのに予想以上にがっかりされるのやめて欲しいよね。あんなかわいい年下男子に言いよられるなんて待ってて良かった!って感じかな(笑)次回も思いっきりキュンキュンできる内容だといいな。
胸キュン以前に真宮の不法侵入が怖い…。2人っきりにして真実を告白する展開なんてそれこそ少女漫画に沢山ヒントがあるだろうに、何で尾行して勝手に部屋に入ってくるなんてわざわざストーカーみたいな行動とらせたのか謎です。思いが募り過ぎてどうしてもって雰囲気や申し訳なさそうな空気もなく、「鍵開いてました」って普通に言わせてそのまま流す演出もどうなんだろう。細かいこと何だろうけど、こういうキャラクターの人柄や印象に関わることはもう少し丁寧に描いて欲しかったです。
これ少女マンガ?マンガをそのままドラマにしたの??もう年上のいい女風の痛い女が見てられないのですが??あんなグズグズグズグズ悩まれてもほんと迷惑。君が思っていたのはあの人だったんだね?って聞いてしまえばいいだけのことをグズグズ悩んでる。もうなんかめんどくさい。で、相手の言い分を聞かずに勝手に始まってもいない恋を終わらす‥。独りよがりもいいとこだよ。で、傷心で家に帰ったのに振り返ったら家の中に彼がいるー!!ホラーじゃん!!無理無理、設定が無理。相手が意中の彼だからいいけど、犯罪じゃん!ちょー怖かったよ。
いくらラブコメでも許容範囲はある。
"恋愛指南は終わり、上司と部下という関係に戻りましょう"と瑠璃が言い逃げしたあと、自宅に入るまで話しかけもせず、ずっとつけてたと思うとかなりキモい。家を知っててタクシーで追いかけたとしたら外で聞き耳立ててタイミングよくドアを開けられないよね?どっちにしてもいろいろ都合が良すぎ。
恋愛指南って濁して自分から告白する勇気もなかった人が、閉じている、もしかしたら鍵もかかっているかもしれない人の家のドアを断りもなく開ける描写が不自然すぎて、恋愛に一生懸命というよりヤバい奴にしか見えなかったです。
少しずつ瑠璃の気持ちに変化が表れていて、でも亮の気持ちにはまだ全然気づいていないのが、見ていてもどかしくなりました。
新たな女性エリカも出てきて、ますます話が面白くなってきました。
ここから瑠璃が焼きもちをやいて、自分の気持ちに気づいて・・・と話は進んでいくのではないかと思いますが、その過程が見どころですね。
毎回出てくる弟の惇太がまたいい味出してるなぁと思います。
瑠璃の服装がいつもオシャレなので、そこにも注目しています!
立ち聞きして勘違いしてすれ違いって超王道の展開だったなあ。相手の話をちゃんと聞けばすぐに解決するのに、ヒロインが全然話を聞こうとしないところも、良いタイミングで邪魔が入ってしまうところもザ・少女漫画って感じ。30代の大人とは思えない瑠璃のこじらせっぷりがもどかしいけど、美男美女の定番胸キュンはそれこそ少女漫画を読んでいるみたいで目の保養だし、登場人物に嫌な人が出てこないからストレスなく見られるところも良いと思います。次回、2人の関係が大きく変わりそうで楽しみです。
小関くんの嘘っぽい笑顔は演出だったんだ!なんか取ってつけたような笑顔が変だなと思ってたんだ!女の子が好きそうなきゅんきゅんする仕草がサマになっていてドキドキするようにはなってるけど、物語としてはイマイチ盛り上がらない。それは瑠璃さんの魅力が全然伝わってこないからなんだよね。瑠璃さんって周りの女子が瑠璃姫って持ち上げてるだけで私は全然魅力的だと思わない、あの髪をかきあげるしぐさもなんなら笑えてしまう。2年間思っていたのは瑠璃さんじゃなかったのがちょっと意外だった。
エリカの登場でピンチに陥っても、リサーチやアンケートで情報を集めて徹夜してまでちゃんと認められる企画を作るし、仕事は出来て美人で努力家で、パーフェクトウーマン演じなくても素のままで十分魅力的なのになあって観るたびにもどかしく感じます。徹夜明けの彼女に朝食の差し入れとか膝枕とか、変にひねらずに古典的な胸キュンシーンを入れてくるところも王道を貫いていて好きです。
いい時間に放送してる今期の作品にもラブコメ物が多いけど、夜中のこの作品のほうがこってこてなのに面白いと感じる。配役やキャストさんの演技はもちろん大事な要素だけど、脚本の重要性に改めて気づかされます。
これで真宮が瑠璃のことが好きじゃなかったら開いた口が塞がらないだろうなと思うくらい、瑠璃への真宮の接し方に嫌らしさを感じないのがとてもいい。テンポというかキャラクターが真宮を演じている小関裕太さんにぴったり合っていて、瑠璃がチョロいなと思うことはあるけどそれもこの作品には合っていて、さらっと見れるいいドラマです。
なーんだ、育てなくても全然初めから見た目も行動もイケメンじゃん。こじらせ女子が漫画の力だけでイケメンを育成していくのかと思ったら全然違った。むしろこじらせ女子の方が痛くて見てられない。世の中あんなにアラを出してるのに見て見ぬふりをしてジェントルマンに振るまってくれる男子なんてそうそういないのよ。自分を保つために上から目線なんだろうけど、弱みを見せて気遣ってくれてありがとうっていうのも大事。それができないのが恋愛以前にヤバい。
瑠璃さんのこじらせ具合がかなり痛いけど、案外、こういうタイプは多いんじゃないかな。経験が少なければ、恋愛漫画のシチュエーションを思い出して頼ることもあるかも。でも年下イケメンが恋愛上手に見えてしまって、パーフェクトウーマンが崩れるのが怖くて自分らしさが出せないのはもったいない!素敵なピアスまでくれる年下イケメンと、疑似恋愛を楽しめばいいのになぁ。しかし瑠璃の自宅の部屋、一面に少女漫画がきっちり収納されててすぐ出して読めるようになってるの、興味深いです。
何で高所恐怖症がパーフェクトウーマンの弱点扱いになるのか、1話の時から疑問だったけど、言いたくないことなんだろうなと察して気付かないふりをしてあげる真宮の優しさが素敵でした。待ち合わせも早めにくるし、いつもと雰囲気の違う瑠璃にすぐに気付いて褒めるし、恋愛指南なんて必要ないくらい隙がなくてモテそうなんだけどなあ。デート記念にプレゼントまで用意していて、ここまでの展開的にはどう見ても本命は瑠璃っぽいけどありきたり過ぎる気も…。あと「天使なんかじゃない」、私も好きでよく読んでいたのでマーブルチョコ味のキスとか観覧車デートとか懐かしかったです。
ベッタベタのベタな展開が続くだけのストーリーだけど、瑠璃役が不意の仕草や表情で憂いとか妖艶さを感じさせてくれる栗山千明さんなのであまあまに見えず、くどくないのがいい。真宮役の小関裕太さんは黙っていても子犬感があるのでキリッとしたシーンでも真面目過ぎなくて、瑠璃のキャラとのバランスが絶妙だと感じました。このまま絶妙さを保ってベタなラストまで駆け抜けてほしい。
ここまでベタなんだから真宮の好きな人は瑠璃でしたというオチにならなかったら逆に残念だなと先の展開を想像しながら見れて楽しめました。
女性が意識もしていない男性と2人で飲んで記憶なくすほど酔っぱらって、翌朝目覚めたらその男性が目の前にいてパニックを起こす流れは今時定番なの??
別のドラマでもその流れがあって、現実味がないというか女性が求めていなかった展開ならその場にいた男性にとって都合が良いわけだから、ちょっと怖いなと思ってしまった。それに瑠璃は今まで殆ど男性と関係がなかったはずなのに、急に真宮と関係が進むのは都合が良すぎないかと(笑)
でも知識がまるでない瑠璃がどう真宮との関係性を繋いでいくのか、真面目な顔でコメディが似合う瑠璃役の栗山さんの演技にわくわくしました。
完璧な女を演じているけどほんとは恋愛偏差値ゼロでした的な話か。案外見たなって感じ。だけど、完璧すぎる見た目を持つって私には想像できなかったけど案外苦労も多いのかもしれないなと思った。大学時代のエピソードなんて悲惨だったもんね。きっと彼氏はみんなの高嶺の花を射止めて舞い上がって天狗になってただけだと思うけどね。みんなにあの子と付き合ってるって自慢したかっただけだと思うよ。恋愛経験の乏しい女が二次元だけの知識で育てる男子。結構興味あるかも。
今流行りの胸キュンドラマのように、不必要なときめきシーンを頻発しないところが好きです。真宮が瑠璃のパソコンを直す時の2人の距離感など、たま~に入るくらいの方が少女漫画ちっくな演出が活きてくると思います。それにしても真宮に会社で話しかけられただけで意識しまくりだった瑠璃、事故とはいえキスしてしまって、この後会社でパーフェクトウーマンとしてちゃんと振る舞えるのか心配です。
ありえない設定のラブコメ、待ってました!大好き!
実際、経験のない奥手なアラサーは世の中にいっぱいいると思うけれど、経験豊富なみんなのマスターみたいな存在には絶対ならないでしょ(笑)!でも、だからドラマって面白いんですよね。架空の世界だからこそ、楽しめる。
栗山千明さんは、この役にピッタリ。ロングヘアーで、大人っぽいファッションも似合ってる。
でも、家で、はんてん着てるギャップがまたいい!外で完璧にしようとしすぎるから疲れ切って、家では片づけもおしゃれもしたくないんだろうな。
瑠璃の心の声が、しょっちゅう聞こえるけれど、それもいい。冷静を装っているけれど、ドキドキするよね~とか、なんか瑠璃に共感しまくりでした。自分の本性がばれていない事がわかって、ホッとして飲みすぎるとかも、あるある!
気楽に、ときめきを共有させてもらえそうなドラマで嬉しいです。
こじらせ女子が年下のイケメン男子と疑似恋愛ってありがちな王道だけど、明るめの雰囲気でコメディ要素もあって面白かったです。瑠璃のように極端ではなくても、仕事や仲間内で本来の自分とは違う「キャラ」を求められてそれに応じてしまう事ってあるよなあって共感出来る面もあったし、「相談してる方はたまったもんじゃない」っていう弟くんの台詞も刺さりました。ラブコメだけど色々考えさせられる面もあって、真宮との疑似恋愛で瑠璃がどう変わっていくのかも興味深いです。