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脚本・ストーリー 3.6 /5.0(71.4%) | 564位 /1087件中 |
キャスト 3.7 /5.0(74.8%) | 683位 /1087件中 |
演出 3.4 /5.0(68.6%) | 644位 /1086件中 |
音楽 3.1 /5.0(62.6%) | 725位 /1087件中 |
感動 3.4 /5.0(68.6%) | 317位 /1082件中 |
笑い 3.4 /5.0(67.8%) | 284位 /1082件中 |
スリル・興奮 2.8 /5.0(56.4%) | 751位 /1079件中 |
2人の美女から好かれちゃった只野くん、本人が気づいていないのがなんとも青春って感じ。2人が只野くんのいいところを言い合っているシーンが好きだなー。ほんとはライバルにもなりうる関係だけど、それでいて只野くんの良さを一緒に分かち合える同志なんだよね。万場木さんと古見さんそれぞれからの視点で見る只野くんのいいところは似ているけれど違うところ。それが興味深い。その他大勢の代表みたいな扱いの只野くん。ほんとはそんな人っていないんだよね。
只野が好きでも古見さんも好きで大切だからと万場木が古見さんのことを思って背中を押したことが素敵だなと感じました。でも古見さんも頑固(?)だから優しさをうまく受け入れられなくて、でも只野のことはめちゃめちゃ好きなのが伝わってきてとても可愛いなと思いました。こんな青春を体験してみたかったと、大人が感じるような素直で甘酸っぱい雰囲気が良かったです。
バレンタインのチョコを友チョコと決めつけてしまう只野のにちょっと反省してほしい。友チョコに"一番一番うまくできたやつ"を選ぶわけないじゃん!言葉よりもチョコが貰えたということに重点をおいてた只野が女心がわかるまで何年かかるかな(笑)
悪く言えば、お飾りにされそうになった古見さんですが、成瀬やクラスメイトも古見さんに対する理解と優しさを示した結果なわけで、でもそれは一歩踏み出そうとする古見さんにとっては望ましい選択肢ではなかった。得てして人間関係や社会とはそういうものだけど、只野や万場木という理解者に恵まれたことはただの偶然ではなく、彼女自身の努力の結果とも言えます。彼女のようにコツコツと積み重ねることの大切さを感じました。それにしてもエライザさん、本当に可愛かったです。是非とも続編、求む。
友達に対してはコミュ症ではなくなってきたからこその青春が詰まってました。
古見さんが意識しちゃってるのかお礼も言えず、只野に絆創膏を貼ってもらったり、万場木が只野にぐいぐいいって文化祭を一緒に回る約束ができたりとキュンとするシーンが多かったです。
だからこそ万場木が古見さんのことを思って、約束をキャンセルしたのは切なかった。友達として古見さんを失いたくなかったのかな。そういったところまではまだお互いに話せない、話さない距離感が難しいなと感じました。
文化祭に花火、どれも青春には欠かせないものだよね。自分の友達は自分だけといっちゃうナルセくんに笑い、仲間うちで好きな人丸かぶりしちゃう青春の定番にほろ苦さを感じた。万場木さんの只野くんへの恋心も素直にかわいいし、だけど只野くんと古見さんの見えない絆の強さに身を引いちゃう気持ちもすごく分かる。無理して笑う万場木さんに切なくなった。友情の次は恋になっちゃうのね。その恋が動き出した時友情が壊れないといいな。
コミュ症らしく、古見さんと只野も、万場木さんも成瀬も見事にこじらせていますね。でもいずれも互いにコミュニケーションをとれるようになってきたからこそ生まれる問題であって、何も起こらないよりはずっと良い傾向なのだと思います。その意味で、平和主義といって問題を回避しようとする長名が一番ダメ。別に何事も逃げてはいけないと言うつもりはありませんが、古見さんたちがそれを乗り越えたいと思っている限り、友だちなら止めてはいけません。彼がある意味で一番こじらせていると思います。万場木さんも変に引いたりせず、ぶつかってみることでわかることもあるのではないでしょうか。
観ていて単純に面白いとおもいます。
他のみんなも年齢はまるで違うけど、成瀬を演じてる制服姿の城田さんは違和感しかない(笑)キャラ的にはとても似合ってるけど、ちょっとないなーと思ってしまいました。さらに城田さんは歌が上手い方なので、成瀬はナルシストだしカッコよく歌うのかなと思ったら"森のくまさん"で笑ってしまいました。周りの輪唱しなきゃという空気の読み方もすごすぎ。高校生に見えない高校生たちがカラオケで"森のくまさん"を輪唱するシーンはとてもシュールでした。
メイドにチャレンジしてみようというなじみと無理させなくてもと問答する只野を見て、決めるのは古見さんじゃないの?と思った。古見さんがやる気で、守った気でいた只野があの電話の内容を勘違いしちゃうのも理解できる。キャストの年齢からか青春には見えないんだけど、青春なんだよねきっと。
入学したてのなにもない頃から学年でコミさんを崇める人たちがいるって言ってたけど、ほんと納得。こんなに喋らなくても可愛らしくて目が離せない人がいるだろうか。心の声ともバッチリあった表情に釘付け。自分からカラオケに行ってみたいといい、歌う歌も入れたのに歌わない‥もうかわいすぎる。それでも聞こえると言っちゃう万場木さんはもう立派なコミさん信者だね。ナルシストな転校生。まさかここで城田さんを持ってくるとは!!脱帽です。
万場木さんはやっぱり良い奴ですね。気遣いも出来るし、素直に表現も出来る。古見さんとの恋愛談義のシーンはとても良かったです。新たに登場した成瀬もコミュニケーション下手の痛い奴なんですね。「なんでもいい」=「どうでもいい」は只野の言う通り、別物だと思います。言葉というものは同じことを言っても人やシチュエーションで意図が変わります。それは最後に古見さんが只野に電話し、二人の感じ方が真逆だったシーンにつながっています。でも誤解を解くというのもまたコミュニケーションとしては大事な行為だから、きっと二人のコミュ力上昇と恋模様にはプラスになるのではないでしょうか。
クラスのはじかれものみたいなキャラが強めな子が集まるいびつなグループ。だけどその強い個性を認め合い共感することでなんだかいいグループになってきたと思う。だけど潔さんはちょっと酷いなと感じた。しぶきちゃんがとてもいい子で果敢に潔さんについて行くから成り立ったけど、あんな多感な年頃に友達だと思っていた子に「汚いから触らないで!」なんて言われたらショックで立ち直れないよ。しかも友達じゃないとか言うし‥。不器用だから、潔癖症だからって理由で人を傷つけていいとは思わない。いい感じはしなかった。
潔癖は仕方がないことだけど、親友にまで"汚いから、触らないで"と言ってしまった潔の心情を考えると難しいなと感じました。潔が"ごめんね"といくら謝ったところで触ってほしくない事実は変わらない。それに阿瀬が触れたところをトイレに駆け込んで洗う潔の姿を見てしまったら思春期の子なら耐えられない気がした。阿瀬はなぜ潔を許せて笑えたんだろう。小さい頃からどんなに仲が良くても許せないことや耐えられないことくらいあるはずなのに。応援演説で阿瀬の本心をもう少し深堀りしてほしかったです。どんなにいいところがなくても友達だから許したじゃ弱い気がしました。
古見さんは相談相手を間違えているけど、おかげで可愛い応援を見られたから良しとしましょう。いろいろと万場木さんが良い仕事をしていますね。彼女がうまく潤滑剤のようになってくれています。最後に只野とただならぬ雰囲気になっているのも、今後の盛り上がりを呼ぶ伏線としては満点でしょう。潔と阿瀬ですが、選挙演説で二人の話を聞かされた生徒は首を傾げそうですが、とりあえず二人の関係修復は良かったですね。素直になる勇気は違う二人を受け入れ、結びつけるために必要な要素だったと思います。
録画だから巻き戻せるけど見にくいことに変わりはなかったので、古見さんの筆談が見やすくなってよかったです。これも演出というのかわからないけど、なぜ最初からしなかったのか。
片居と別れるための海をバックにしたシーンは青春だなと思えたけど、マレーシアに行くのに意外とあっさりした別れでちょっと笑ってしまいました。今時はSNSさえあればどこででも繋がれるけど、メインが片居との別れじゃないことが意外でした。
片居に替わって出てきた潔さんもキャラが濃い。高校生で潔癖って辛そうだけど、古見さんたちと仲良くなって少しは人を信じられるようになれると良いなと思いました。
せっかく高校デビューしていいお友達に恵まれたのにもう転校なんて物語としてどうなの?潔さんのように濃ゆい登場人物が後につかえてるから押し出してるの?片居くんよりなじみの方が嫌いだからなじみが転校してほしかったな。でも夏の海がまぶしかったー。白いワンピースの古見さんもほんとに眩しかった。4人並んで海を見てる後ろ姿とか、ほんとに青春だよね。若い頃の思い出は宝物。たくさん悩んでたくさん遊んでほしい。他の方が書かれているように古見さんの筆談が見やすくなってよかったです。
何よりも古見さんの言葉が字幕になったことは良かったです。前回まで古見さんがノートに何を書いたのか読めない時が度々あったので、字幕にして正解だと思います。片居は良い思い出と友だちが出来て良かったですね。ありがちな展開ですが、青春はありがちだけどその人にとっては特別な体験の繰り返しです。長名はコミュニケーション下手な4人だけにするため、わざと一緒に行かなかったのかもしれません。もしそうなら長名自身のためにはどうだったのでしょうか。古見さんが清子の応援をすることになりましたが、清子の性格や関係性を考えれば、阿瀬に頼むのが筋であるように感じます。
海に行く古見さんの白いワンピース姿、可愛いなぁ。しかし待ち合わせで、別の場所で待つ天然ボケの只野くん、只野くんとのビーチボール遊びの妄想が止まらない片居くん、そしてそんな三人を見て前途多難を感じる万場木さん!状況を冷静に見られる万場木さんの存在はありがたいよね。不登校から、高校デビューで不良っぽく構えてた片居くんが、こんな風にワイワイ遊びたかったって涙ながらに語ってくれたことは、結束を高めたし、みんなの良い思い出になったね。マレーシアの海も繋がってるよ!きっと日本に帰国する頃には、片居くんすっかりたくましくなってそう。
どんなに外見が美しくたって誰とも会話しない古見さんがスクールカーストで最上位というのがわからない。"友達になりましょう"とも言われてないのに上位の只野に嫉妬してる人たちは友達のつもりでいるのかな?それともマドンナには友達もいちゃいけないのか…スクールカーストって謎が多い。
友達100人作りたいという純粋な古見さんが"私の友達は私が決める"ときっぱり告げたのは素敵だなと思えたし、その後冷静になって自分の存在が迷惑になっているかもと悩みながらも"やっぱり只野くんと友達でいたい"と声を出したことにキュンとしました。
古見さんのキャラクターがほんとにかわいくて見入ってしまう。万場木さんはもうメイクやめちゃったんだね。なじみくんは今流行りのジェンダーか。片井くんにいたってはもうコントだったよね。一見いびつで友達にならなそうな子たちが出会ったのがワクワクする。古見さんがノートに書くってまどろっこしいことをしてもみんなは急かさない。なじみくんがスカートでもなんにも言わない。思いやりがあふれる子たちでほっこりする。只野くんがスクールカーストの底辺だって??みんな見る目ないな(笑)
初めて携帯を手にして、友人と電話番号を交換した時のドキドキ感を思い出しました。どうあれ古見さんにとっては大切な一歩になると思います。万場木さんですが、片居くんもそうなのですが、なんだかんだ言っても人のイメージは第一印象で決まってしまうことが多いものです。それで損をしてしまう人もいる。逆パターンだけど古見さんも美人だけど得をしてばかりいるわけじゃない。なのでとりあえずメイクを辞めたのは正解。メイクは他のタイミングでも楽しめます。皆で海に行くようですが、後になればハプニングも良い思い出になります。片居くんだけでなく、皆にとって良い時間になればいいですね。
長名の言った「友だちは頭を下げて作るものなの」というのは、確かに正論だと思います。無理に友だちを作ったところで、害にしかならない者もいます。それが前フリになって古見と万場木が友だちになりますが、その際のノートでのやりとりが読みづらかったです。おそらく演出意図としてはその内容よりも、二人の雰囲気や態度から感じてもらえればいいというものなのかもしれませんが、コミュニケーションがテーマなわけで、誰かと関わるのに慎重な二人だからこそ、もう少し丁寧でも良かったように思います。でも万場木がトイレでお弁当を食べなくてよくなったことは、ほっとさせられましたし、つい見てしまう良質のドラマだと思います。
おいおいまっすーが高校生って無理ありすぎでしょって笑ってしまったけれど、どんどんその内容に惹かれ最後まで見てしまった。高校デビューって言葉があるけど、なんとなく近所の子たちと通った小学校や中学校とは違って初めて自分で決めた道を歩き出すのが高校なんだよね。コミュニティもバックグラウンドも違う人たちが一斉に出会うなんてあれが最初で最後だったかも。空回りして涙したり、寂しくなったりみんな少なからずあったはず。なんだか懐かしくなった。
原作マンガよりもちょっと甘く切ない青春ものの要素が強いような印象です。特に序盤は過剰なエフェクトが多くて首を傾げましたが、終盤になるにしたがって落ち着きました。昭和や平成の頃は「フツー」よりも個性的であることを求めていたと思うのですが、令和の時代はむしろ「フツー」が問われているように感じました。何にしてもトイレで弁当を食べるなんてせずに堂々としてればいいと思うのですが。只野くんと古見さんがちょっぴり変わることで、その良い余波が周りにいる同様に生きるのが不器用な人たちに伝わる、そんな予感をさせる初回でした。