沼オトコと沼落ちオンナのmidnight call～寝不足の原因は自分にある。～

推しに対する感情と恋愛感情がどう違うのか分からない。手が届かない相手を崇拝するのが推し？片思いに似てるけど違うのか？と世代間ギャップが埋められず、2人がいいならそれでいっかという結論。推し仲間とする推し活としての行動が違う人からしたらデートに見えるっていうのは面白く興味深い。泊まりに行っても素を見せても推しをやめてくれないならそんな奇特な人はいないから離しちゃいけない笑。恋愛も新しい形ってあるんだなと新鮮だった。

こういうふわっとした掴んでいたのに何かのきっかけで跡形もなくなってしまうような恋愛ってすごく後を引くだろうなと思いました。ふわっとしたままの恋愛ならそこにあったのに、一歩踏み出したら壊れてしまう関係ってすごく切ないですよね。その関係によって禁断の一言は違うと思うけど、後から言わなきゃ良かったーと涙しながら寝るんだろうな。これは関係が終わってからが本当の沼かもしれない。自分なら数年は抜けることができないだろうな。

オーガニック沼！そんな言葉があるのか？でもいるいる、確かにいるって感じがめちゃくちゃ面白かったです。男女3人って誰かが恋愛感情持っちゃうとすごくめんどくさい展開になりますよね。なんならササっとカップルになってくれれば傷は浅くて済むかもだけど、この男の子みたいにどっちつかずでもしかしたら私かも？なんて思う状態を維持されるのは辛い。1人は早々に振られたみたいだけど、最後までカップルにならないで終わったのがまた後を引いて良かったと思う。

ただの恋の始まりとしか思えないけど、これも沼なのか？声しか聞いたことがない人にどんどん惹かれていって連絡先を知りたいとか会いたいとか思うのは分かるし、恋の始まりにワクワクしたけどその正体がいつも会社であっているフリーターでしかも舌打ちしあう仲ってどうよ？今までは目が合えば舌打ちしてた人があの声の人だ！って分かったら目がハートになるわけ？むしろそこで終わるパターンもあると思うけど？なんか出会いなんてどこで転がってるか分からないんだから、普段からちゃんとしとこうよーと思ってしまった。

1話2話と続けてみました。1話の彼は典型的な策士でオンナ慣れしている沼に誘導型。2話の彼はごく少ないけどハマる人にはハマる天然型の沼。2話でこれだけ違うタイプを見せられると他にはどんなタイプがいるのだろうと興味が湧きますね。そのカップルの動向が気になるというよりも脚本の沼オトコについての観察が鋭くそれを演じる彼らも無理がないところが面白い。不器用に沼るなんて思ってもみないけど、自分と同じ欠点を持つ人がそれを軽々と超えていくところに惹かれるのかな。次はどんなタイプが来るのか楽しみです。