『マイファミリー』での松本幸四郎 (阿久津晃役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
松本幸四郎 (阿久津晃役) は 「2022年4月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
最初は犯人の設定だったんじゃない?目線の動かし方とか含みがあった。だから会社絡みかなと思ってたけど、まさか美咲ちゃんまで誘拐されるとは思ってなかった。そっから先は被害者側に路線変更だったのかな。なんかキャラがブレてきて最終的にはやっぱり鳴沢さんとはビジネス繋がりの簡単に切れる縁ってところに収まったと読んだ。そうじゃなきゃ最初のころの怪しさが腑に落ちない。
演技派の俳優さんの多い番組の中で頭一つ分、抜きん出ていた。 迫真の演技に危うく貰い泣きしかけることが何度もあった。 演技が上手なのは知っていたが、正直これほどとは思っていなかった。 苦悩を抱えながら級友たちを裏切る行為、一番難しい役どころだったのではないだろうか。
最終回でもまだ温人を犯人扱いしてるし、これは脚本の問題でもあるけど温人に謝罪するシーンもないし、でも普通に以前のように一緒に団欒を楽しんでるし、どういう神経してるのか分からなくてこの人が一番怖い。色んな意味でインパクトを残してくれたと思います。アクが強めの濃い演技で怪しさや不穏さを醸し出していて、毎週松本さんの演技に翻弄されていました。怪しく見えるし潔白にも見えるしという、どちらとも取れる絶妙なバランスの表情が特に良かったです。
「罰を受けてもらう」と温人を社会的に抹殺しようとする姿は、娘への愛情ゆえにも見えるし、元々あった私怨をここで晴らしているようにも見えるし、徹底的に潰そうという執念のようなものが感じられて単なる被害者家族には見えないところが良かったです。実咲ちゃんが誘拐されてからは「疑っててごめんなさい」って思ってたけど、最終回直前になって再び怪しさが増してきて、1話からずっと松本さんの演技に振り回されっぱなしな気がします。
警察に連絡したことを温人に告げるシーン、カメラを引くと阿久津の背後にズラっと警察関係者が揃っている様子にゾワっとしました。娘の命がかかっていて仕方がないとはいえ、温人を疑って密かに動向を調べつつ、平然と温人とやりとりしていたある意味狡猾さな一面が、娘を取り戻すためなら何だってやるという覚悟を際立たせていました。警察の様子が慌ただしくなってきた時の「何があったんです?」と不安げに動揺する姿も限界ギリギリの精神状態が伝わってきて胸が痛かったです。
最初は何事も余裕のある表情でいたからもしかしたらこの人が黒幕では?って思っていたけど見事に裏切られた。誘拐事件が3件起こっているけど、私が阿久津夫妻の狼狽の仕方が一番しっくりきた。文字通り血眼って言葉がよく当てはまっていると思う。
会社のシステムを使って香菜子の通信履歴を調べたり、GPSで見張ったり、会社に乱入して部屋で暴れて香菜子に掴みかかったり、「何だってやる」という決意通り、なりふり構わず必死な姿が阿久津の追い詰められた心情や娘への深い愛情を感じさせました。電話で娘の声を聞いた時の心底ホッとしたような表情もグッときました。
金策に駆け回って息も切れて髪も汗で塗れて乱れていて、これまでの余裕があってシュッと澄ました雰囲気と全然違う姿が印象的でした。何としても娘を助けたいという必死な思いが伝わってきて見ているこちらも苦しくなりました。取り乱す妻の背をなだて宥めたり、心ここにあらずな時は「大丈夫か?」と優しく気遣ったり、父・夫としての阿久津の本当の姿が垣間見れたのも良かったと思います。
ご本人の演技の癖なのか、どんな役柄でもいつも胡散臭くて裏がありそうな雰囲気が出ちゃう人だなって思ってたけど、今回はそれが良い感じにドラマのスパイスになってる気がします。「何か怪しいな」って思ってたら次の場面では真摯な態度で温人たちの手助けをしていたり、葛城と対峙するシーンでは含みのある表情をしたり、見るたびに印象が変わって敵か味方か判断しかねる演技が役に合っていると思います。
まぁなんか最初から胡散臭かったからこの人が黒幕でも驚かないかな。目線とかで匂わせすぎでしょ。しかも最後の食卓のシーンで映し出された顔の化粧の濃いこと。なんで社長といえども一般人のおっさんがあんなにメイク濃いの?変なの。
3話での献身的なサポートを見て「実は普通に良い人なのかも」と思っていたのですが、食事会で温人にワインを注ぐ時の意味ありげな視線や「何かありましたか?」という含みを持たせたような口調がやたら怪しげで、「やっぱり信用出来ない人かも…」という疑念が再燃してしまいました。松本さんの演技にかなり翻弄されています。4話ラストで5年前の事件と今回の事件、両方の接点だと判明しましたが、曲者の阿久津が手強い葛城とどう対峙するのか今からドキドキしてしまいます。
優しい言葉も協力的な態度も全てが白々しく感じて、「信用出来ない人です」って顔に書いてあるような胡散臭さが漂っているのが上手い。腹の底が見えない狸っぷりがよく似合ってると思います。香菜子を焚きつけるシーンも掌で転がすような余裕を感じさせて、阿久津のやり手っぷりが伝わってきました。
最初は犯人の設定だったんじゃない?目線の動かし方とか含みがあった。だから会社絡みかなと思ってたけど、まさか美咲ちゃんまで誘拐されるとは思ってなかった。そっから先は被害者側に路線変更だったのかな。なんかキャラがブレてきて最終的にはやっぱり鳴沢さんとはビジネス繋がりの簡単に切れる縁ってところに収まったと読んだ。そうじゃなきゃ最初のころの怪しさが腑に落ちない。
演技派の俳優さんの多い番組の中で頭一つ分、抜きん出ていた。
迫真の演技に危うく貰い泣きしかけることが何度もあった。
演技が上手なのは知っていたが、正直これほどとは思っていなかった。
苦悩を抱えながら級友たちを裏切る行為、一番難しい役どころだったのではないだろうか。
最終回でもまだ温人を犯人扱いしてるし、これは脚本の問題でもあるけど温人に謝罪するシーンもないし、でも普通に以前のように一緒に団欒を楽しんでるし、どういう神経してるのか分からなくてこの人が一番怖い。色んな意味でインパクトを残してくれたと思います。アクが強めの濃い演技で怪しさや不穏さを醸し出していて、毎週松本さんの演技に翻弄されていました。怪しく見えるし潔白にも見えるしという、どちらとも取れる絶妙なバランスの表情が特に良かったです。
「罰を受けてもらう」と温人を社会的に抹殺しようとする姿は、娘への愛情ゆえにも見えるし、元々あった私怨をここで晴らしているようにも見えるし、徹底的に潰そうという執念のようなものが感じられて単なる被害者家族には見えないところが良かったです。実咲ちゃんが誘拐されてからは「疑っててごめんなさい」って思ってたけど、最終回直前になって再び怪しさが増してきて、1話からずっと松本さんの演技に振り回されっぱなしな気がします。
警察に連絡したことを温人に告げるシーン、カメラを引くと阿久津の背後にズラっと警察関係者が揃っている様子にゾワっとしました。娘の命がかかっていて仕方がないとはいえ、温人を疑って密かに動向を調べつつ、平然と温人とやりとりしていたある意味狡猾さな一面が、娘を取り戻すためなら何だってやるという覚悟を際立たせていました。警察の様子が慌ただしくなってきた時の「何があったんです?」と不安げに動揺する姿も限界ギリギリの精神状態が伝わってきて胸が痛かったです。
最初は何事も余裕のある表情でいたからもしかしたらこの人が黒幕では?って思っていたけど見事に裏切られた。誘拐事件が3件起こっているけど、私が阿久津夫妻の狼狽の仕方が一番しっくりきた。文字通り血眼って言葉がよく当てはまっていると思う。
会社のシステムを使って香菜子の通信履歴を調べたり、GPSで見張ったり、会社に乱入して部屋で暴れて香菜子に掴みかかったり、「何だってやる」という決意通り、なりふり構わず必死な姿が阿久津の追い詰められた心情や娘への深い愛情を感じさせました。電話で娘の声を聞いた時の心底ホッとしたような表情もグッときました。
金策に駆け回って息も切れて髪も汗で塗れて乱れていて、これまでの余裕があってシュッと澄ました雰囲気と全然違う姿が印象的でした。何としても娘を助けたいという必死な思いが伝わってきて見ているこちらも苦しくなりました。取り乱す妻の背をなだて宥めたり、心ここにあらずな時は「大丈夫か?」と優しく気遣ったり、父・夫としての阿久津の本当の姿が垣間見れたのも良かったと思います。
ご本人の演技の癖なのか、どんな役柄でもいつも胡散臭くて裏がありそうな雰囲気が出ちゃう人だなって思ってたけど、今回はそれが良い感じにドラマのスパイスになってる気がします。「何か怪しいな」って思ってたら次の場面では真摯な態度で温人たちの手助けをしていたり、葛城と対峙するシーンでは含みのある表情をしたり、見るたびに印象が変わって敵か味方か判断しかねる演技が役に合っていると思います。
まぁなんか最初から胡散臭かったからこの人が黒幕でも驚かないかな。目線とかで匂わせすぎでしょ。しかも最後の食卓のシーンで映し出された顔の化粧の濃いこと。なんで社長といえども一般人のおっさんがあんなにメイク濃いの?変なの。
3話での献身的なサポートを見て「実は普通に良い人なのかも」と思っていたのですが、食事会で温人にワインを注ぐ時の意味ありげな視線や「何かありましたか?」という含みを持たせたような口調がやたら怪しげで、「やっぱり信用出来ない人かも…」という疑念が再燃してしまいました。松本さんの演技にかなり翻弄されています。4話ラストで5年前の事件と今回の事件、両方の接点だと判明しましたが、曲者の阿久津が手強い葛城とどう対峙するのか今からドキドキしてしまいます。
優しい言葉も協力的な態度も全てが白々しく感じて、「信用出来ない人です」って顔に書いてあるような胡散臭さが漂っているのが上手い。腹の底が見えない狸っぷりがよく似合ってると思います。香菜子を焚きつけるシーンも掌で転がすような余裕を感じさせて、阿久津のやり手っぷりが伝わってきました。