※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 3.1 /5.0(62.6%) | 774位 /1087件中 |
キャスト 2.9 /5.0(57.6%) | 973位 /1087件中 |
演出 3.0 /5.0(60%) | 816位 /1086件中 |
音楽 3.0 /5.0(60%) | 773位 /1087件中 |
感動 3.3 /5.0(65.8%) | 409位 /1082件中 |
笑い 2.3 /5.0(45.8%) | 773位 /1082件中 |
スリル・興奮 2.0 /5.0(40%) | 1002位 /1079件中 |
脚本・ストーリー 3.1 /5.0(62.6%) | 774位 /1087件中 |
キャスト 2.9 /5.0(57.6%) | 973位 /1087件中 |
演出 3.0 /5.0(60%) | 816位 /1086件中 |
音楽 3.0 /5.0(60%) | 773位 /1087件中 |
感動 3.3 /5.0(65.8%) | 409位 /1082件中 |
笑い 2.3 /5.0(45.8%) | 773位 /1082件中 |
スリル・興奮 2.0 /5.0(40%) | 1002位 /1079件中 |
結局、このドラマはラブロマンスというだけでなく、しおりや一郎の成長、そして都の成長物語でもありましたね。更に俯瞰するなら、この閉じられた島の平和でユートピア敵だけど、ある種の君主制に似た社会と、開かれていろいろ難しいところもあるけれど、民主的な社会の対立でもあります。単純なロマンスだけでなく、自由の本質であるとか、恋愛の本質みたいなものをしっかりと問いかけるものが、底流にはあったと思います。その意味で面白いドラマだったと思います。
しおりが母にしっかりと気持ちを伝えました。その愛は受け取れない、いらないという言葉と意思表示は、どきりとするほど強い言葉で、あのしおりの口から飛び出したことに驚きでした。父と母が結果としてどちらも傷つけあっているというのも、まったくその通りです。母の都は島民のことや星の姫であることもあるけど、本音は娘を不幸にはしたくないから、無条件で安全な島での生活を望む。しかししおりはもしかしたら、いろいろこれから失敗するかもしれないとしても、そちらの道を選んだ。その意思の強さに拍手です。
しおりの父親の気持ちはあまりよくわからない。妻である都に対する思いはわかる。でもそれは都の選択だし、彼女の生き方。父親としてしおりの選択を邪魔する気はなくても、背中を推すつもりもない。別にそれはそれで構わないけど、だったらその考えを都にもしおりにもしっかりと話すべき。それが父親としての責任だし、旦那としての責任でもある。でもまあ子どもの成長機会は親の成長機会でもあるわけで、しおりの決意と成長が、両親だけでなく島の人たちの次の一歩になればいいと思います。
虫垂炎から復活し、庭でのお家グランピングですか、いいですね。しおりへの誕生日プレゼントを選ぶ一郎の初々しさに、しおりがきゅんとする気持ちはわかります。それにしても2人のラブラブな距離がどんどん近づいてますね。本当に問題はないのでしょうか?しおりの母親の憂う表情が気になります。島を思う気持ちだけではない気もするんだけど。まあ何にしても二人の時間を大切にし、たくさんのことを知っていくのは悪いことじゃないし、人生の中でも尊い時間だなと思います。
一郎も挿絵の仕事は楽しそうだし、しおりのマンガもバズって順風満帆です。批判的な意見に、島のような規律とか洗脳に近い統制を思ってしまうしおりの気持ちもわかりますが、でも一郎の言う通り、それは普通のこと。世の中、どんなに素晴らしいものでも1割か2割は必ず批判的な人が出てくる。それに批評と感想と悪意の違いを理解していない人も多いしね。「好き」「嫌い」はただの感想。まさに恋愛と同じで、好きな人もいるし苦手な人もいる。キスシーンもなかなかロマンチックでした。
編集者の護国さん、最高ですね。本気で一郎という漫画家を好きだし、評価している。こういう仕事相手に恵まれているのだから、連載は打ち切りになったけど、一郎は頑張らなきゃね。しおりは史上最大のいちゃいちゃって可愛いけど、その場にいたらのろけにあてられて、苦笑いしてしまいそうです。漫画も新人賞で入賞してしまいました。それの作品に嫉妬を覚えるほどだと、ちゃんと評価できる一郎も偉い。ここからはある意味、同じ土俵にのるわけで、それゆえの難しさもあるかもしれないけど、この二人ならうまくやれそうです。
契約を解除して、恋人として新たな一歩です。なんだか洋服選びとかに苦労するところなど、とても初々しいですね。そして出掛けたのはなぜかスケートリンク。まあ一昔前にはデートスポットの定番のひとつでしたが、今だとちょっと意外だけど、この2人らしい気もします。こういう何も考えず、何も悩まないですむ時間というのは、そう長くはありません。人生には必ず次の関門がやってきます。そのひと時を存分に楽しむことが、関門と立ち向かう時のエネルギーになるんだと思います。
不安な思いで、ふたりとも心が揺れる契約解除の儀式ですが、一郎もしおりも心は何も変わらなかったようですね。表情には出さないし、理解できない部分は残っても、紅葉も内心は喜んでいるのではないでしょうか。でも京吾はまだ納得していないでしょうね。ここからがいよいよ本当の恋愛のスタートとも言えます。ただ世の中には、自由意思だからこそ難しいことも多々ある。ここまでの二人はまだ互いを見つめ合うだけの関係。そこから互いに同じ方向を向けるかが大事です。
大変素敵な恋愛ドラマ
互いの恋愛感情が、たまたまの契約によって引き起こされた感情ではないのかと疑っている二人。でもそれなら自分の感情も疑ってみればいい。そしてそれが揺るがない、あるいは信じられると思うなら、度胸を決めるしかない。そもそも人の在り方は契約の影響みたいにわかりやすい形で表れることはない。だから自由なんだし、ある意味で幸せなんだと思う。もう一度、二人でしっかりと話し合う時間が必要かな。そうでないと心は簡単にすれ違うものだと思う。
温泉旅行も満喫し、交際宣言もし、共に戦うことを誓い合った二人。そうやって行動したり、言葉にしたりするのは大事。思い出が増えることは互いに共有するものが増えるということだし、言葉は理解だけでなく、言霊として決意にも力にもなる。それらは別れのフラグではなく、二人は頑張れそうだなとハッピーエンドを想像させてくれる。ついにしおりの両親が二人の前に現れましたが、二人なら島で待っているだろうさまざまな出来事にも頑張れそうな気がします。
まちちゃん、大人だねえ。まったく彼女の言う通りで、隠しごとなんてあっていいし、あるのが普通。嘘とか隠しごととかがダメだなんていうのは、複雑で多様なこの世界で、素っ裸で歩けと言うようなもの。誰だって服は着るし、裸を見せるのは相手とタイミングを選ぶ。それを理解しているまちちゃんは、よく出来た子だし、将来は優しい素敵な大人になるだろうなと思います。しおりの実家の方は、なにやら不穏にざわめいていて、この先波乱がありそうですが、まずは温泉へゴーです。
初めてのクリスマスですか。この初々しさは、自分が恋人とはじめて過ごしたクリスマスを思いだしますね。特殊な事情があるとはいえ、どんな関係でもパーフェクトに未来が開けていて、なんの障害もないカップルなんて、まず存在しないと思います。障害の高さや数に違いはあれ、人を好きになり、一緒にいるためには、そんな壁にポジティブにぶつかっていかなければなりません。彼らは二人きりというわけではないし、応援してくれる弟妹や友人たちがいます。頑張ってほしいものです。
亡くなった人への報告というのは、ある意味で自分の過去に対する報告でもあるわけで、自分の決意表明の場でもあると思います。だからこそ、良いことだけでなく、悪いことも報告していいし、好きな人と二人で参るのもありなのだと思います。実際、二人でいるということは、良いことだけでなく、悪いことも共に体験し、共に笑ったり泣いたりすることです。ここから二人がどう変化していくのかわかりませんが、ひとつの決意表明として、また大きな一歩になっただろうと思います。
努力だけではどうにもならないこともあるけれど、島を出てからのしおりの努力は、すなわち新しい人生とか生き方と直結しているわけで、それはすべてにおいて糧になるし、それが外の世界で生きるということです。それを焼肉とマンガで示してみせた一郎のやさしさは、しおりにとって人生初めての通知票みたいなものであって、わくわくとどきどきの中、しっかり自分の足跡を見つめるきっかけになったのではないでしょうか。それにしても八木さんの芝居は硬さが取れませんねえ。
微妙だった二人の距離が少し縮まりましたが、婚約の契約は鼻血くらいで済むんならいいけど、今後、場合によってはヤバいことになりそうな気もします。ですがとりあえず、しっかりしおりの努力を認める一郎の態度は、彼女の信頼を少し掴みとったようだし、少しはいい感じになりそうだけど、それくらいの時が一番こじれやすくもあるので、簡単には行きそうにないですね。原作はマンガのようですが、少女マンガらしい繊細な心模様を丁寧に描いていって欲しいですね。
ファッションのせいもあるんだろうけど、どことなく浮世離れした雰囲気だなとしおりのことを思ってたら、背中から尻尾みたいな長いトゲが生えているとか...。漫画家として昼夜問わず仕事しながら、幼い弟妹を一生懸命育てて養ってる様子の一郎に感心してたけど、しおりだけじゃなくストーリーも浮世離れした内容みたいですね。次回以降の視聴はないな。